LinkedIn Learning クラウド アプリケーション

この操作を行うには、特権管理者としてログインする必要があります。

SAML（Security Assertion Markup Language）を利用すると、ユーザーは Google Cloud の認証情報で企業向けクラウド アプリケーションにログインできます。

LinkedIn Learning 用に SAML 経由での SSO を設定する

LinkedIn Learning アプリケーション用に SAML 経由でのシングル サインオン（SSO）を設定する方法は、次のとおりです。

手順 1: Google の ID プロバイダ（IdP）情報を入手する

1. Google 管理コンソールにログインします。

   特権管理者権限のあるアカウント（末尾が @gmail.com でないもの）でログインしてください。

2. 管理コンソールで、メニュー アイコン   [アプリ] [ウェブアプリとモバイルアプリ] にアクセスします。
3. [アプリを追加] [アプリを検索] をクリックします。
4. 検索欄に「LinkedIn Learning」と入力します。
5. 検索結果で、LinkedIn Learning SAML アプリにカーソルを合わせ、[選択] をクリックします。
6. [Google ID プロバイダの詳細] ページで、次の操作を行います。
   • [SSO の URL] と [エンティティ ID] の値をコピーして保存します。
   • 証明書をダウンロードします。

管理コンソールは開いたままにして、LinkedIn Learning で次の手順を実施した後に設定ウィザードを続けられるようにします。

手順 2: LinkedIn Learning を SAML 2.0 のサービス プロバイダ（SP）として設定する

1. 新しいシークレット ブラウザ ウィンドウを開きます。
2. エンタープライズ管理者ロールが有効になっているアカウントで LinkedIn Learning にログインします。
3. [Go to Admin]  [Settings]  [Global Settings] に移動します。
4. [Single Sign-On（SSO）] を開きます。
5. [Add a new SSO] をクリックします。
6. [SAML: SSO connection name] に任意の名前を入力します。
7. [Configure LinkedIn SSO settings] で、[Click Here to load and copy individual fields from the form] をクリックします。
8. [Entity ID] と [Assertion Consumer Service（ACS）URL] の値をコピーして保存します。これらの値は、後述の手順 3 で管理コンソールに戻って SSO の設定を完了するときに必要になります。
9. [Configure LinkedIn SSO settings] で情報を手動で入力する設定をクリックし、前述の手順 1 で Google からコピーした次の情報を入力します。
   • Issuer String or Entity ID: エンティティ ID。
   • IdP redirect endpoint: SSO の URL。
   • X.509 Public certificate: 手順 1 でダウンロードした証明書を貼り付けます。
   • SAML Subject Identity attribute name: ご利用の SSO ID プロバイダの名前（会社の要件に応じて、任意の名前を選択してください）。
10. [Save] をクリックします。
11. [Automatically assign licenses] をクリックし、SSO を有効にします。

手順 3: 管理コンソールで SSO の設定を完了する

1. 管理コンソールのブラウザタブに戻ります。
2. [Google ID プロバイダの詳細] ページで、[続行] をクリックします。
3. [サービス プロバイダの詳細] ページで、[ACS の URL] と [エンティティ ID] のデフォルトの値を手順 2 で LinkedIn Learning からコピーした ACS の URL とエンティティ ID の値に置き換えます。
4. [続行] をクリックします。
5. [属性のマッピング] ページで、[フィールドを選択] メニューをクリックし、次の Google Directory の属性を対応する LinkedIn Learning の属性にマッピングします。
    

   Google ディレクトリの属性	LinkedIn Learning の属性
   [Basic Information] > [First name]	firstName
   [Basic Information] > [Last name]	lastName
   [Basic Information] > [Primary email]	email

6. （省略可）このアプリに関連するグループの名前を入力するには:

   1. [グループ メンバー（省略可）] で [グループを検索] をクリックし、グループ名を 1 文字以上入力し、グループ名を選択します。
   2. 必要に応じてグループを追加します（最大 75 個のグループ）。
   3. [アプリの属性] に、サービス プロバイダの対応するグループ属性名を入力します。

   入力したグループ名の数に関係なく、SAML レスポンスには、ユーザーが（直接的または間接的に）メンバーになっているグループのみが含まれます。詳しくは、グループ メンバーシップのマッピングの概要をご覧ください。

7. [完了] をクリックします。

手順 4: LinkedIn Learning アプリを有効にする

1. Google 管理コンソールにログインします。

   特権管理者権限のあるアカウント（末尾が @gmail.com でないもの）でログインしてください。

2. 管理コンソールで、メニュー アイコン   [アプリ] [ウェブアプリとモバイルアプリ] にアクセスします。
3. [LinkedIn Learning] を選択します。
4. [ユーザー アクセス] をクリックします。

5. 組織内のすべてのユーザーに対してサービスを有効または無効にするには、[オン（すべてのユーザー）] または [オフ（すべてのユーザー）] をクリックし、[保存] をクリックします。

6. （省略可）特定の組織部門に対してサービスを有効または無効にするには:

   1. 左側で組織部門を選択します。
   2. サービスのステータスを変更するには、[オン] または [オフ] を選択します。
   3. 次のいずれかを選択します。
      • [サービス] のステータスが [継承] になっており、親組織の設定が変更された場合でも現在の設定を維持したい場合は、[オーバーライド] をクリックします。
      • [サービスのステータス] が [上書きされました] になっている場合は、[継承] をクリックして親と同じ設定に戻すか、[保存] をクリックして新しい設定を維持します（親組織の設定が変更された場合でも、現在の設定を維持します）。
        注: 詳しくは、組織構造についてのページをご覧ください。
7. 組織部門全体または組織部門内の一部のユーザーに対してサービスを有効にするには、アクセス グループを使用します。詳しくは、グループに対するサービスの有効化についてのページをご覧ください。
8. LinkedIn Learning のユーザー アカウントのメール ID が Google ドメイン内のものと一致することを確認します。

手順 5: SSO の動作を確認する

LinkedIn Learning では、ID プロバイダ（IdP）を起点とする SSO とサービス プロバイダ（SP）を起点とする SSO の両方がサポートされています。以下の手順に沿って、いずれかのモードの SSO を確認します。

IdP を起点とする SSO

1. Google 管理コンソールにログインします。

   特権管理者権限のあるアカウント（末尾が @gmail.com でないもの）でログインしてください。

2. 管理コンソールで、メニュー アイコン   [アプリ] [ウェブアプリとモバイルアプリ] にアクセスします。
3. [LinkedIn Learning] を選択します。
4. 左上の [SAML ログインをテスト] をクリックします。

   LinkedIn Learning が別のタブで開きます。開かない場合は、表示された SAML エラー メッセージの情報を参考にして、必要に応じて IdP と SP の設定を更新し、SAML ログインを再度テストしてください。

SP を起点とする SSO

1. https://www.linkedin.com/learning/login-ent に移動すると、Google ログインページに自動的にリダイレクトされます。
2. ユーザー名とパスワードを入力します。

ログイン認証情報が認証されると、LinkedIn Learning に自動的にリダイレクトされます。

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