Google Cloud Storage を使用すると Google のクラウドにデータを保存できます。Cloud Storage は通常、非構造化データ(最大 5 TB までの任意の種類とサイズのオブジェクトまたはファイル)を保存するために使用されます。
Storage にアクセスするには、Developers Console の左側のサイドバーで [ストレージ] > [Cloud Storage] > [ブラウザ] を選択します。
はじめに
クイック セットアップDevelopers Console で、[ストレージ] > [Cloud Storage] > [ストレージ ブラウザ] を開きます。
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必要に応じて課金を有効にします。料金は従量制です。ご利用いただいた分だけお支払いいただきます。
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[バケットを作成] をクリックして、データを保持するバケットを作成します。
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バケット内のアップロード ボタンを使用してファイルやフォルダを追加します。
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アイコンをクリックして、バケット、フォルダ、またはファイルの権限とメタデータを設定します。
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必要に応じて、[一般公開で共有する] 列のチェックボックスを使用して公開リンクとデータを共有します。
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デベロッパー: デベロッパー向けリソースについては、下記をご覧ください。コマンドライン gsutil ツールを使用してデータを一括管理する方法、Storage API の使用方法、ウェブサイトやアプリケーション用のストレージの設定方法をご確認いただけます。
以下は、cloud.google.com の Cloud Storage ガイドへのリンクです。
gsutil - コマンドライン gsutil ツールを使用して、一括アップロード、一括ダウンロード、自動アップロード、オブジェクトのバージョニングの有効化(ファイル バージョンのアーカイブ)を行うことができます。
デベロッパー ガイド - 主要な概念、命名ガイドライン、認証、ストレージの地域、ウェブサイト機能、ビッグデータの保存について説明します。
Cloud Storage API - Storage API について説明します。
リソースとサポート - 動画、サンプル ストレージ プロジェクト、メッセージ ボードをご確認いただけます。
ステップ
バケットを作成する[バケットを作成] をクリックします。
固有のバケット名を入力します。名前の先頭と末尾は文字または数字にしてください。バケット名の要件の全一覧
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ストレージ クラスを選択します。ストレージ クラスは、パフォーマンス、費用、地域に影響します。どのクラスも高可用性、低レイテンシを実現します。
標準: 高可用性が必要なデータに最適です。
DRA: 費用が低く、可用性は標準(99.9%)よりもやや低くなります(99%)。
Nearline: 費用効率に優れているので、月に 1 回以下しかアクセスしないアーカイブ データに最適です。
データを保存する場所を選択します。レイテンシを低くするには、データにアクセスする必要があるサービスに近い場所を選択します。
[作成] をクリックします。
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バケットを開きます。
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ファイルまたはフォルダを追加します。
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ファイルをアップロードするには: [ファイルをアップロード] をクリックし、1 つまたは複数のファイルを選択します。またはファイルをバケットにドラッグ&ドロップします。
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フォルダをアップロードするには: [フォルダをアップロード] をクリックします。またはフォルダをバケットにドラッグ&ドロップします。
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Storage にフォルダを作成するには: [新しいフォルダ] をクリックします。
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必要に応じてファイルをフォルダに整理します。フォルダを開いてファイルを追加するか、フォルダを新しく作成します。コンソール上部のパンくずリストを使用して、バケットのトップレベルに戻ります。
バケットを開きます。
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ファイルをバケット内でクリックしてダウンロードします。
ファイルが画像としてブラウザで表示可能な場合、Storage ではファイルを別のタブに表示することがあります。この場合は、画像(または他のメディア)を右クリックしてダウンロードします。
データを共有する方法は 3 つあります。
一般公開でファイルを共有する。
バケット内で、共有したいファイルの横にある [一般公開で共有する] チェックボックスをオンにします。チェックボックスの横にある [公開リンク] を使用します。
プロジェクトへのアクセス権限を付与する。
左側のサイドバーで [権限] をクリックし、プロジェクトへのアクセス権限をユーザーに付与します(これによりバケットにもアクセスできるようになります)。
特定のバケットやファイルに権限を追加する。
バケットまたはファイルの横にある をクリックし、[権限を編集](ファイルの場合)または [バケットの権限を編集](バケットの場合)を選択します。
メールアドレス、インターネット ドメイン、またはその他の詳細情報に基づいてユーザーに権限を付与できます。
詳しい手順については、バケットとファイルの共有についての記事をご覧ください。このガイドは、特定のバケットやファイルに権限を追加する場合に特に役立ちます。
ファイル、フォルダ、またはバケット全体を完全に削除するには、削除する項目の横にあるチェックボックスをオンにし、[削除] をクリックします。
[OK] をクリックして確定します。
オブジェクトのバージョニングを有効にして、削除したデータを元に戻せるようにする
オブジェクトのバージョニングを有効にすると、バケット内にあるファイルの以前のバージョンを保持することができます。これにより、削除したファイルを復元したり、変更したファイルを以前のバージョンに戻したりすることができます。
バケットでオブジェクトのバージョニングを有効にするには、gsutil コマンドライン ツールを使用する必要があります。この機能を有効にすると、Storage によってバケット内にあるオブジェクトの各バージョンのアーカイブが保持されるようになります。このアーカイブには、削除したオブジェクトも含まれます。詳細