Windows や Mac に CloudReady をインストールすると、クラウド ストレージやウェブアプリといった Chromebook と同様の機能をご利用いただけるようになります。CloudReady はオープンソースのオペレーティング システムです。
重要: CloudReady は、ファミリー リンクで管理されている Google アカウント、または最初のログイン前のゲストモードではご利用いただけません。また、CloudReady では、Google アシスタントや Google Play ストアをご利用いただけません。CloudReady と Chrome OS の違いについて(英語)
ハードウェアの最小要件
- Windows、Mac、Chromebook:
- USB インストーラを作成するには Chrome ブラウザが必要です。
- USB インストーラの作成には 20 分ほどかかります。
- CloudReady の動作は認定モデルで確認済みです。未認定のデバイスに CloudReady をインストールする方法について(英語)
- RAM: 4 GB 以上
- 保存容量: 16 GB 以上
- USB メモリ: 8 GB 以上
CloudReady の取得
USB インストーラを作成する
USB インストーラの作成に使用するパソコンは、CloudReady のインストール先とは別のパソコンでも構いません。Mac または Chrome OS をご使用の場合は、一時的に Windows パソコンを使用して CloudReady USB インストーラを作成することをおすすめします。
自動の USB Maker を使用する場合(推奨)CloudReady USB Maker は Windows 7 以降でのみ動作します。
ステップ 1: CloudReady USB Maker を取得する
neverware.com で、[CloudReady Editions] [Home] [Install Home Edition] を選択します。
ステップ 2: CloudReady USB Maker を開く
- [ダウンロード] フォルダで、cloudready-usb-maker アプリを選択します。
- Windows でセキュリティに関するメッセージが表示されたら [はい] を選択します。
ステップ 3: USB インストーラを作成する
- 画面の手順に沿って CloudReady USB ドライブを作成します。
- USB メモリを取り外します。
ステップ 1: CloudReady ファイルを取得する
neverware.com で、[CloudReady Editions] [Home] [Install Home Edition] を選択します。
ステップ 2: Chromebook リカバリ ユーティリティを Chrome ブラウザに追加する
- Chrome ウェブストアを開きます。
- 右上の [Chrome に追加] を選択します。
- メッセージが表示されたら [拡張機能を追加] を選択します。これで、Chromebook リカバリ ユーティリティが拡張機能として Chrome ブラウザにインストールされます。
ステップ 3: USB インストーラを作成する
重要: この手順を行うと、メディア ドライブのデータが消去されますので十分にご注意ください。
- Chrome ブラウザを開きます。
- 右上の拡張機能 [Chromebook リカバリ ユーティリティ] を選択します。
- Windows または Mac デバイスを使用している場合は、拡張機能の使用権限の許可が必要となることがあります。
- 右上の設定 [ローカル イメージを使用] を選択します。
- [ダウンロード] フォルダで、cloudreadyXXXX.bin.zip ファイルを選択します。
- メッセージが表示されたら、USB メモリを挿入して、使用するリカバリ メディアを選択し、[次へ] を選択します。
- USB メモリを取り外します。
インストールと設定
CloudReady は、USB から直接実行することも、上記のステップで作成した CloudReady USB インストーラを使って認定デバイス(英語)にインストールすることもできます。
重要: フルインストールを行うかどうかは任意です。インストールを選択した場合、CloudReady によってハードドライブ上のすべてのデータが上書きされます。CloudReady をインストールする前に、最新のデータをバックアップしておくことをおすすめします。
ステップ 1: 起動してインストールする
- デバイスの電源がオフになっている状態で、USB インストーラを挿入します。
- デバイスの電源をオンにして、起動キーを繰り返し押します。起動オプションを含むメニューが開きます。
- ヒント: 一般的なモデルとその起動キー(英語)
- メニューから USB インストーラを選択します。
- ヒント: USB インストーラは、「USB デバイス」、「USB ストレージ」、または USB ドライブ メーカーのブランド名で表示されます。
- CloudReady が開始されると「Welcome!」の画面が開きます。
- 「Welcome!」の画面で [Let’s go] を選択します。
- 重要: デバイスの内部ストレージに CloudReady をインストールしない場合は、下記のステップ 2.3 に進んで、USB から実行してください。
- 右下の時刻 [Install OS] を選択します。
- メッセージが表示されたら [Install CloudReady] を選択します。
- 画面の手順に沿ってハードドライブを消去し、CloudReady をインストールします。インストールが完了すると、デバイスの電源が自動的にオフになります。
- ヒント: インストール処理が完了するまでには、最長で 20 分ほどかかることがあります。
ステップ 2: 設定
- デバイスの電源がオフになっている状態で、USB インストーラを取り外します。
- ヒント: USB インストーラを取り外す前に、デバイスの電源が完全にオフになっているかどうかをキーボードやタッチパッドで確認してください。
- デバイスの電源をオンにします。
- 「Welcome!」の画面で [Let’s go] を選択します。
- 画面の手順に沿って Wi-Fi の設定とデータ収集の同意確認を行います。
- Google アカウントでログインします。
デバイスでの CloudReady のトラブルシューティング
Home エディションに関してサポートが必要な場合は、コミュニティのトピックとフォーラム(英語)、または CloudReady ナレッジベース(英語)をご確認ください。