自動ブラウジングを使用すると、ウェブ上で複数のステップを伴うタスクを Gemini in Chrome に実行させることができます。Gemini in Chrome は、ユーザーの好み、カスタム指示、これまでに共有した情報をもとに、パーソナライズされた有用な結果を提供します。たとえば、次のようなタスクを実行できます。
- 商品を比較し、お得な情報を検索してカートに追加する
- 条件に応じて宿泊施設を検索して予約する
- レストランの予約や各種サービスの予約を行う
- その他のさまざまなタスクに対応する
必要なもの
パソコンで自動ブラウジングを使用するには、以下の要件を満たしている必要があります。
- 18 歳以上で米国内にいること。
- Gemini in Chrome の利用資格があり、有効にしていること。Gemini in Chrome の利用方法は、こちらをご覧ください。
- Chrome を最新バージョンに更新します。Chrome を更新する方法をご覧ください。
- デバイスの言語を英語に設定していること。
- 個人アカウントで Google AI Ultra または Google AI Pro を利用していること。アップグレード方法は、こちらをご覧ください。
- 個人の Google アカウントで Chrome にログインしていること。Chrome にログインする方法は、こちらをご覧ください。
- この機能はシークレット モードではご利用いただけません。また、学校用 Google アカウントで Chrome にログインしている場合もご利用いただけません。
- Chrome の [セーフ ブラウジング] が [保護強化機能] または [標準保護機能] に設定されていること。Chrome でセーフ ブラウジングの保護レベルを選択する方法は、こちらをご覧ください。
重要:
- Gemini in Chrome の自動ブラウジングは段階的にリリースされているため、まだご利用いただけない場合があります。
- 現時点では、この機能は Gemini Live の会話や iPhone デバイスの Gemini in Chrome ではご利用いただけません。
Gemini in Chrome にタスクの完了を依頼する
重要: Gemini in Chrome は、ウェブ上のさまざまなサイトを使用してタスクを完了できます。これは、関連するアプリを Gemini アプリに接続していない場合でも同様です。接続済みアプリの詳細。
- パソコンで Chrome を開きます。
- ブラウザの上部にある Gemini in Chrome
をクリックします。
- テキスト ボックスに、実行したいタスクの内容を入力します。
- [
送信] をクリックします。
- Gemini in Chrome がタスクを完了するためのプランを確認します。
- プロンプト、ページのコンテキスト、個人情報を正しく理解していることを確認します。
- 注: Gemini はタスクを実行するためにサイトを選択します(その際、そのようなサイトと個人情報を共有する場合があります)。
- プランに問題がないことを確認したら、[タスクの開始] をクリックします。
- Gemini in Chrome がタスクを実行している間は、使用しているタブに自動ブラウジング アイコン
が表示されます。
- ユーザーが対応する必要がある場合は、ブラウザの上部に通知が表示されます。
- Gemini in Chrome がタスクを実行している間は、使用しているタブに自動ブラウジング アイコン
- タスクを完了するために必要な場合:
- 機密性の高い手順を確認して承認します。
- ユーザーが実行する必要のある手順は、ユーザー自身で行います。
- ユーザーの代わりにサイトにログインする権限を Gemini in Chrome に付与します。
ヒント:
- タスクタブに移動するには: チャットのタスクの横にある [タブを切り替える] をクリックします。
- タスクの確認が必要な場合は、ブラウザの上部にある [タスクを確認] をクリックします。
- Gemini in Chrome からタスクを引き継ぐには: タスクタブで、[タスクを引き継ぐ]
をクリックします。
- タスクを再開するには: Gemini in Chrome で、[再開] または [タスクを戻す] をクリックします。
- タスクを停止するには: Gemini in Chrome で、[停止]
をクリックします。タスクタブを閉じることもできます。
- Chrome の Gemini に関する問題を報告する、またはフィードバックを送信する方法をご覧ください。
例
Gemini in Chrome には、次のことをリクエストできます。
- 特定の条件に基づいて宿泊施設を検索して予約する
- 食事の予約と料理の配達を管理する
- イベントやグループ エンターテイメントのチケットを検索する
- オンライン ショッピングで商品を探して比較する
- コミュニケーションの草案を作成し、カレンダーのスケジュールを整理する
- 求人市場とプロフェッショナル ネットワーキングの機会を調査する
- 領収書の取得などのオンラインでの財務関連の雑務をサポート
- その他の管理ウェブタスクを行う
タスクを引き継ぐ
Gemini in Chrome がタスクを実行している間、いつでもタスクを引き継ぐことができます。ユーザーが個人的に完了する必要がある特定のタスクについては、Gemini が引き継ぎを求めます。
タスクを引き継ぐには:
- Gemini in Chrome がタスクに使用しているタブに移動します。
- [タスクを引き継ぐ]
をクリックします。
- ご自身で実行する手順、または Gemini から実行を求められた手順を完了します。
- タスクを戻すには、Gemini in Chrome のチャットで [再開] または [タスクを戻す] をクリックします。
Gemini in Chrome でログインするサイトを管理する
ユーザーの許可を得て、Gemini in Chrome が Google パスワード マネージャーを使用してサイトにログインすることもできます。Google パスワード マネージャーが Chrome の Gemini とパスワードを共有することはありません。この権限はいつでも削除できます。
Gemini in Chrome がサイトにログインすることを許可しないようにするには:
- パソコンで Chrome を開きます。
- 右上のその他アイコン
[パスワードと自動入力]
[Google パスワード マネージャー] をクリックします。
- 左側の [設定] をクリックします。
- [Gemini によるログイン] で、Gemini による自動ログインを許可したサイトを確認します。
- サイトを削除するには、削除アイコン
をクリックします。
Gemini in Chrome がブラウジングできるかどうかを変更する
- パソコンで Chrome を開きます。
- 上部のその他アイコン
[設定] をクリックします。
- [設定] メニューで、[AI イノベーション]
[Gemini in Chrome]
をクリックします。
- メニューが表示されていない場合は、まずメニューアイコン
をクリックします。
- メニューが表示されていない場合は、まずメニューアイコン
- [権限] で [Gemini のブラウジング サポート] をオフまたはオンにします。
Gemini in Chrome の上限について
Gemini in Chrome では、次の数に上限が設定されています。
- 1 日にリクエストできる複数ステップのタスク
- Google AI Pro プラン: 1 日あたり最大 20 件のリクエスト
- Google AI Ultra プランの場合: 1 日あたり最大 200 件のリクエスト
- Gemini in Chrome が同時に実行できる複数ステップのタスク
上限に達すると、Gemini in Chrome から通知が届きます。
Gemini in Chrome がユーザーとデータを保護する仕組み
Gemini in Chrome がエージェントとして機能する機能は試験運用中です。Google は、安全保護対策の改善に継続的に取り組んでいます。Gemini in Chrome の自動ブラウジング機能を使用する際は、意図しない有害な結果を避けるため、慎重かつ安全に使用してください。タスクの実行中に Gemini が行った操作(購入などのミスや予期しない結果を含む)については、ユーザーが責任を負うものとします。
AI エージェント(Gemini in Chrome の自動ブラウジングなど)は便利で強力なツールですが、潜在的なリスクを認識しておくことが重要です。Gemini in Chrome は、不正確な情報を表示したり、予期しない動作を行ったりすることがあります。
プロンプト インジェクションについて
プロンプト インジェクションとは、Gemini in Chrome のような生成 AI ツールから意図しない回答や有害な回答を引き出そうとする試みです。これは、ウェブサイト、メール、ドキュメント、マルチメディアなどのコンテンツに、ユーザーには見えないが AI エージェントに認識できる悪意のある指示が含まれている場合に発生します。
タスクの実行中にこのような指示を読み取ると、AI エージェントが意図しない動作を実行する可能性があります。たとえば、AI エージェントは 悪意のある指示に基づき、次のような操作を行う可能性があります。
- メールやドキュメントから個人情報を取得し、一般公開されているウェブサイトに投稿する
- Gmail で送信したメールを、気づかれないように外部サービスに送信する
- 接続されているアプリのデータをもとに、ユーザーに関する情報を公開する
Gemini in Chrome はウェブサイトと情報を共有することがある
自動ブラウジングは、開いているタブ全体を対象とし、ユーザーに代わって操作を行い、タスクを完了します。Gemini はリクエストを完了するために、アクセスするサイトを選択する場合があります。タスクをより正確に完了するために、ユーザーの個人情報(Google Workspace のような接続済みアプリのデータなど)を使用することもあります。また、ウェブサイトで自動ブラウジング タスクを完了する際に、そのサイトとユーザー情報を共有することがあります。
注: データ共有設定とアプリ連携は、Gemini の設定で管理できます。
Gemini in Chrome は間違えることがある
Gemini in Chrome は、ユーザーの意図や閲覧中のウェブサイトの内容を誤って理解する可能性があります。これにより、次のような意図しない動作が発生する恐れがあります。
- 手順を誤って実行したり、間違ったリンクやボタンをクリックしたりする
- ユーザーの許可なく商品を購入または注文する
- カートに誤った数量の商品を追加したり、商品を追加し忘れたりする
- タスクが完了していない、または十分に完了していないのに完了したと報告する
- 自動で実行できる手順を、ユーザーに対応するよう求める
Gemini in Chrome がこれらのリスクにどのように対処しているかは、こちらをご覧ください。
Chrome には、自動ブラウジングに対する保護対策があり、AI エージェントの潜在的なリスク(意図しない動作や有害なアクションなど)を軽減するよう設計されています。すべてのリスクを回避できることを保証するものではありませんが、以下のような保護対策が提供されています。
- 「タスクを引き継ぐ」: Gemini in Chrome は、以下のような特定の操作を完了するため、ユーザーにタスクを引き継ぐよう求めることがあります。
- 金融取引を確定する
- 利用規約に同意する
- アカウントを作成する
- ユーザーの確認を求める: Gemini in Chrome は、以下のような特定の操作を完了する前に、ユーザーに確認を求めることがあります。
- タスクを開始する
- メッセージを送信する
- データを変更する
- ウェブフォームを送信する
- カレンダーに予定を追加する
- 金融や健康など、機密性の高いデータを扱うサイトにアクセスする
- 権限をリクエストする: Gemini in Chrome は、Google パスワード マネージャーを使用してサイトにログインする前に、ユーザーに権限をリクエストします。Google パスワード マネージャーが、Gemini in Chrome とパスワードを共有することはありません。この権限はいつでも削除できます。
- 禁止されているタスクを検出する: Gemini in Chrome には、生成 AI の使用禁止に関するポリシーに違反する可能性のあるタスクなど、有害または本来の目的から外れている可能性のあるリクエストを検出し、実行しないようにする保護機能が組み込まれています。
- サイトとアクションを制限する: Gemini in Chrome は、アクティビティをユーザーのタスクに関連するウェブサイトとアクションに制限しています。これにより、関係のない他のサイトのデータを保護し、タスクに必要のない操作を防ぐことができます。これらは、プロンプト インジェクションから保護するための対策の一例です。
詳しくは、Chrome の自動ブラウジングの保護機能をご覧ください。
上記の Chrome の保護機能が有効になっていても、自動ブラウジングに関わるすべてのリスクを回避できるわけではありません。
重要なタスクや機密性の高いタスクをモニタリングする
自動ブラウジング使用時にリスクから身を守るうえで最も重要なのは、タスクをモニタリングすることです。確認リクエストや質問の内容をよく確認してください。自動ブラウジングは慎重かつ安全に使用し、問題ないと判断できるタスクのみを指示してください。以下の場合は特に注意してください。
- 重要なタスクを処理する
- 金融、法律、医療情報などの機密情報を含むウェブサイトにログインする
- ミスが問題になる可能性がある操作をしている
- 同じチャットで、Google Workspace などとのアプリ連携を使用している
ユーザー自身が制御できる
Gemini in Chrome が望ましくない動作をしている場合は、Gemini in Chrome の [ 停止] をクリックするか、Gemini in Chrome を使用しているタブで [
タスクを引き継ぐ] をクリックして、動作を停止できます。Gemini in Chrome の保護機能は、モニタリングに代わるものではありません。
データと Gemini in Chrome について
Gemini in Chrome とのチャットは、[Gemini アプリ アクティビティ] で確認できます。詳しくは、Gemini アプリ アクティビティを管理、削除するをご覧ください。
Chrome の履歴で、Gemini in Chrome がアクセスしたサイトを確認できます。これらのサイトの横には Gemini アクション アイコン が表示されます。詳しくは、Chrome の閲覧履歴を確認、削除するをご覧ください。
詳しくは、Gemini in Chrome を使用した場合のデータへの影響をご覧ください。