Google 管理コンソールから Chrome ポリシーを設定する管理者を対象としています。
Chrome Enterprise の管理者は Chrome のアプリまたは拡張機能を最新のバージョンに固定して、新しいバージョンに更新するタイミングを制御できます。
始める前に
- バージョンを固定できるのは、[ユーザーとブラウザ] または [管理対象のゲスト セッション] で自動インストールするように設定した Chrome のアプリと拡張機能のみです。詳しくは、アプリと拡張機能を自動的にインストールするをご覧ください。
- アプリと拡張機能のバージョンの固定を解除し忘れると、重要なセキュリティ アップデートや互換性に関わる更新が適用されないままになったり、新機能を使用できなくなったりするおそれがあります。
- 現在のところ、マルチプラットフォームの zip ファイルには対応していません。マルチプラットフォームの zip ファイルについて詳しくは、Chrome デベロッパー向けのドキュメントをご覧ください。
- 固定できるのは、Chrome ウェブストアから入手できる最新バージョンか、現在組織部門で利用可能なバージョンのみです。以前固定していたバージョンが使用されなくなった場合、2 か月後にはそのバージョンに固定できなくなります。
- アプリまたは拡張機能のバージョンをアップグレードすることはできますが、ダウングレードすることはできません。たとえば、特定のアプリまたは拡張機能の上位バージョンを使用している組織部門から Chrome OS デバイスを移動しても、そのアプリまたは拡張機能がダウングレードされることはありません。
- 古いアプリまたは拡張機能には、新しいバージョンが利用可能なことを知らせる情報アイコンが表示されます。
Chrome ウェブストア アプリを固定する
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管理コンソールのホームページで、[デバイス]
[Chrome 管理] に移動します。
- [アプリと拡張機能] をクリックします。
- 特定のバージョンに固定するアプリまたは拡張機能の種類をクリックします。
- ユーザーとブラウザ — バージョン 89 以降の Chrome OS デバイスの場合
- 管理対象のゲスト セッション — バージョン 98 以降の Chrome OS デバイスの場合
- 全ユーザーに設定を適用する場合は、最上位の組織部門を選択したままにします。それ以外の場合は、子組織部門を選択します。
- 固定するアプリを探します。
- [バージョンの固定] で、固定するバージョンを選択します。
アプリと拡張機能を初めて固定する場合は、利用可能な最新バージョンにのみ固定できます。固定済みのアプリと拡張機能については、引き続きそのバージョンに固定できます。新しいバージョンが利用可能な場合は、最新バージョンに固定することもできます。
注: アプリまたは拡張機能が特定のバージョンに固定されないようにするには、[固定しない] を選択します。 - [OK] をクリックして確定します。
自己ホスト型のアプリを固定する
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管理コンソールのホームページで、[デバイス]
[Chrome 管理] に移動します。
- [アプリと拡張機能] をクリックします。
- 特定のバージョンに固定するアプリまたは拡張機能の種類をクリックします。
- ユーザーとブラウザ — バージョン 89 以降の Chrome OS デバイスの場合
- 管理対象のゲスト セッション — バージョン 98 以降の Chrome OS デバイスの場合
- 全ユーザーに設定を適用する場合は、最上位の組織部門を選択したままにします。それ以外の場合は、子組織部門を選択します。
- 固定するアプリの行を見つけてクリックします。サイドパネルが開き、詳細情報を確認したり、ポリシーを設定したりできます。
- [デプロイの設定] に移動します。
- [インストール URL] には、Chrome アプリまたは拡張機能を追加したときに使用したカスタム URL を入力します。入力する URL が「http://」ではなく「https://」で始まっていることを確認してください。
- [URL を更新] で、次のどちらかを選択します。
- インストール URL(上記を参照): 常にインストール URL(マニフェスト ファイル)を使用して、バージョンの設定やインストールを行います。
- 拡張機能のマニフェストに記載された Updatecheck URL: アプリまたは拡張機能のマニフェストで指定した URL を使用して更新します。
- [保存] をクリックします。