Google Chat でスペースを作成すると、あるトピックやプロジェクト、共通の関心事について特定のユーザー グループや組織全体で話し合うときに便利です。たとえば、今後のマーケティング キャンペーンのスケジュールについて話し合うスペースを作成できます。
スペースを利用すると、次のようなことを行えます。
- 関心のある共通の分野やプロジェクトに集中して話し合ったり、組織のお知らせを出したりします。
- 詳細な議論が必要な事柄のスレッドを作成します。
- ファイルを共有したり、メンバーにタスクを割り当てたりします。
- アプリを追加して、スペース内で簡単なワークフローを作成します。
コラボレーションやお知らせにスペースを使用する
重要: 個人の Google アカウントで Chat を使用している場合、作成できるのはコラボレーションするためのスペースのみです。
コラボレーションにスペースを使用する
- 個人用、仕事用、学校用のアカウントでご利用いただけます。
- このタイプのスペースは、プロジェクトやチームの重要な最新情報に利用したり、旅行や料理など共通の関心事についてつながったりできます。
- グループのメンバーは、メッセージの投稿、リアクション、返信を行うことができます。
- メインの会話ウィンドウでグループ全体にメッセージを送信したり、メッセージに直接返信してスレッドを作成したりできます。
お知らせにスペースを使用する
- 仕事用または学校用のアカウントでご利用いただけます。
- このタイプのスペースを使用して、重要なニュースや最新情報をチームと共有できます。
- スペースのオーナーまたは管理者は、次のことができます。
- メインの会話ウィンドウでお知らせを投稿します。
- お知らせに対するスペースのメンバーのコメントに返信します。
- 返信をオフにします。
- スペースのメンバーは、お知らせに直接リアクションしたり返信したりすることだけできます。
- お知らせ用のスペースを作成したら、そのスペースの種類を変更できません。
スレッドでスペースを整理する
スペースでのメインの会話に加え、任意のメッセージに返信したり、別のスレッドを作成したりできます。スレッドを使用すると、重要なディスカッションを追跡し、メインの会話が見づらくなるのを防ぐことができます。
スレッドでは次のことができます。
- メッセージの送信と返信。
- スレッドをフォローする、またはフォローを解除する。
- スレッド内の新しいメッセージの通知方法を変更する。
スペースへのアクセスを管理する
仕事用アカウントまたは学校用アカウントでは、スペースを組織内のすべてのユーザーまたは対象ユーザーに対して非公開にしたり、検出可能にしたりできます。
プライベート スペースの詳細
- チーム、プロジェクト、グループでのディスカッションに最適です。
- スペースに参加するには、スペースのメンバーに招待してもらうか、追加してもらう必要があります。
- メンバーになっているかスペースに招待されていないと、Chat でスペースをブラウジングすることはできません。
詳しくは、検出可能なスペースについての記事をご覧ください。
- 特定の個人やチームに限定されないトピックに最適です。
- スペースが検出可能になると、そのスペースに対してブラウジング、プレビュー、参加できるようになります。
- スペースへのリンクがある場合は、リンクを使用して参加できます。
スペースとダイレクト メッセージの違い
Chat では、スペースまたはダイレクト メッセージを使用して特定の人々と話し合うことができます。コミュニケーションの形式は、いずれも方法が異なり、その目的も異なります。
- スペース: 参加者がファイルの共有やタスクの割り当て、メッセージのやりとりを行えます。
- ダイレクト メッセージ: グループと直接チャットできます。たとえば、会議後に簡単なディスカッションを行う場合などに便利です。
| スペース | ダイレクト メッセージ | |
|---|---|---|
| メッセージの履歴 |
管理者は、メッセージの履歴をデフォルトでオンにするかどうか、ユーザーがこの設定を変更できるかどうかを指定します。メッセージの履歴に関する詳細 |
個人アカウントの場合は、履歴のオンとオフを切り替えることができます。Google Workspace アカウントの場合、履歴は組織の設定によって異なります。メッセージの履歴に関する詳細 |
| 名前 |
Google Workspace アカウントを使用している場合、[スペースボードと詳細を変更できるユーザー] 権限によって、名前と説明を変更できるユーザーを管理できます。 個人のアカウントで作成されたスペースの場合、スペースのメンバーなら誰でもスペース名を変更できます。 |
メンバーの名前のリストが会話名になります。 |
| 説明 |
Google Workspace アカウントを使用している場合、[スペースボードと詳細を変更できるユーザー] 権限によって、名前と説明を変更できるユーザーを管理できます。 個人アカウントで作成されたスペースの場合、メンバーなら誰でも説明を変更できます。 |
ダイレクト メッセージには説明欄はありません。 |
| デフォルトの通知 | 各自が参加している会話または各自の名前リンクに関する通知がメンバーに届きます。 | メンバーにはメッセージごとに通知が届きます。 |
| メンバーシップ |
メンバーはスペースから退出できます。スペースに再び参加するには、別のメンバーがそのユーザーをもう一度追加または招待する必要があります。 ヒント: スペースが検出可能な場合、いつでも再参加できます。 |
メンバーは会話から退出することも、再参加することも可能です。 ヒント: 2020 年 12 月より前に作成されたダイレクト メッセージの場合、メンバーは退出できません。 |
| 同じ参加者による複数のチャット スペース | 同じグループのスペースを複数作成できます。 | 同じグループの会話を複数作成できます。 |
| タスクの作成と割り当て | タスクを作成して、スペースのメンバーに割り当てることができます。 | 名前のないグループの会話ではタスク機能は使用できません。 |
| 共有ファイル | ファイルを共有したり、そのスペースで共有されたファイルの一覧を表示したりできます。 | グループとファイルを共有することはできますが、共有されたファイルの一覧は表示できません。 |
ロールの機能について
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機能 |
オーナー |
管理者 |
メンバー |
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スペースを削除する |
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参加リクエストの承認 |
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他のオーナーのロールを変更する |
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他のスペース メンバーをオーナーにする |
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他のスペース メンバーを管理者にする |
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スペースへのアクセス設定を変更する |
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メールの可否を設定する |
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スペース内のメッセージを削除する |