すべての Google Workspace ユーザーに対する Google のプライバシー保護への取り組み
生成 AI は、ユーザーが自らデータの選択と管理を行えるようにするための、Google の基本的なプライバシー保護の取り組みを変えるものではありません。このことを明確にするために、Google Workspace データの取り扱い方法に関する重要なポイントを以下に示します。
- お客様のデータはお客様のものです。お客様が Google Workspace サービスに共有するコンテンツ（メール、ドキュメントなど）は、あくまでもお客様の所有物です。Google がお客様のデータを販売することは決してなく、お客様のコンテンツはご自身で削除やエクスポートが可能です。
- お客様のデータは Google Workspace にとどまります。Google がお客様の Google Workspace データを許可なく使用して、外部にある Gemini、Google 検索、その他のシステムの動作基盤となっている生成 AI や大規模言語モデルのトレーニングまたは改善を行うことはありません。
- お客様のプライバシーは保護されます。 スペル候補の適用や拒否、スパムの報告など、インテリジェントな Google Workspace 機能とのやり取りは匿名化または集約（あるいはその両方）され、スパムからの保護、スペルチェック、予測入力などの便利な機能の改善や開発に使用される場合があり、現在開発中の新機能にも適用されます（Google Workspace ユーザーが Gemini 機能から最適な結果を得るのに役立つプロンプト候補の改善など）。これらの機能は、ユーザーが管理できるように、厳格なプライバシー保護とともに開発されています。
- お客様のコンテンツは、広告のターゲット設定には使用されません。Google が広告を目的として Google Workspace サービスでお客様のコンテンツを収集、スキャン、使用することはありません。
上記の内容は Google Workspace のすべてのユーザーを対象とするプライバシーに対するコミットメントです。しかし、これらの取り組みはうわべだけの言葉ではなく、こうした高い基準を継続的に満たすために、Google では独立監査機関による国際基準とベスト プラクティスに基づいた検証を受けています。
Gemini in Gmail、Google Chat、Google ドキュメント、Google ドライブ、Google スライド、Google スプレッドシート、Google Meet、Google Vids の具体的な取り組み
Google One AI プレミアム プランをご利用のユーザーは、Gemini in Gmail、Google Chat、Google ドキュメント、Google ドライブ、Google スプレッドシート、Google スライド、Google Meet、Google Vids を使用する場合、データはユーザー自身で管理できます。Gemini にメールやドキュメントの要約、ブログ投稿の作成、スライドに独自の画像の追加をリクエストする際も、
- Gemini in Gmail、Google Chat、Google ドキュメント、Google ドライブ、Google スライド、Google スプレッドシート、Google Meet、Google Vids は、Google Workspace のコンテンツを使用し、ユーザーからのプロンプトに対してより有用なレスポンスを提供します。Gemini やその他の生成 AI モデルのトレーニングや改善にはコンテンツが使用されることはありません。
- Gemini in Gmail、Google Chat、Google ドキュメント、Google ドライブ、Google スライド、Google スプレッドシート、Google Meet、Google Vids では、ユーザーの許可なくプロンプトや生成された出力が保存されることはありません。
注: Google Workspace Labs のプログラムに登録されている一般ユーザーは、 Gemini in Gmail、Google Chat、Google ドキュメント、Google ドライブ、Google スライド、Google スプレッドシート、Google Vids、Google Meet の使用には、Google Workspace Labs のプライバシーに関するお知らせと個人アカウントの利用規約が適用されます。
Google Vids の対応状況をご確認ください。