広告タグを管理する

プレースメント タグ

ここでは、キャンペーン マネージャー 360 タグの仕組みと、ダウンロードできるプレースメント タグについて説明します。

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仕組み

プレースメント タグとは

プレースメント タグ(広告タグと呼ばれることもあります)は、ユーザーがサイトにアクセスしたときに広告サーバーを呼び出して広告コンテンツをリクエストするコードです。キャンペーン マネージャー 360 は、キャンペーン マネージャー 360 プレースメント タグを設定したサイトにユーザーがアクセスしたときに、広告を配信します。プレースメント タグは、ユーザーのブラウザに対し、広告をリクエストするよう指示します。通常このリクエストに含まれる情報を基に、キャンペーン マネージャー 360 がどのような種類の広告を配信するかを判断します。

キャンペーン マネージャー 360 は、広告キャンペーンのプレースメントごとに一意のタグを生成します。複数のサイズに対応するディスプレイ クリエイティブの場合、キャンペーン マネージャー 360 はサイズごとに 1 つのタグを生成します。プレースメントは、サイト内で広告を表示する場所を表します。通常、広告主や代理店はパブリッシャーと協力して、サイト上のどこにタグを配置するか、どのタグタイプが最適かを判断します。

基本的な流れとしては、まず入稿担当者が広告にクリエイティブを設定し、その広告をキャンペーン マネージャー 360 のプレースメントに割り当てます。キャンペーン マネージャー 360 ですべての準備が整ったら、タグを生成してテストし、パブリッシャーに送信します。入稿担当者は、クリエイティブを広告に設定し、その広告をプレースメントに割り当てた後で、レポートを表示してキャンペーンの掲載結果を確認できます。

キャンペーン マネージャー 360 でタグを生成する方法

キャンペーンで [タグ] をクリックしてタグをダウンロードするか、パブリッシャーに通知を送信します(支払い承認が必要な場合)。

キャンペーン マネージャー 360 ではタグ生成の過程で、プレースメントやタグタイプなど、タグをどのように生成するかを指定するタグ情報を選択できます。タグの生成ガイドでタグを生成する手順をご確認ください。

留意事項

  • このタグ生成の中で重要なのが、プレースメントの支払い元を代理店にするか、パブリッシャーにするかの設定です。パブリッシャー払いのプレースメントは直接ダウンロードできません。代わりに、キャンペーン マネージャー 360 からパブリッシャーにタグについての通知を行う必要があります。
  • IAB TCF v2.0 と統合していて、TC 文字列で Google がリクエストの目的 1 に関する同意の情報を得ていないことが示されている場合は、タグの ad.doubleclick.netpagead2.googlesyndication.com に置き換えてください。これは、標準タグ、iframe / JavaScript タグ(INS タグを除く)、プリフェッチ タグ(動画を含む)、トラッキング広告タグ、クリック トラッカー タグに適用されます。詳しくは、IAB TCF v2.0 との統合についての説明をご覧ください。

各アセットでサポートされるタグ

各クリエイティブ アセットでサポートされるタグは、広告が配信される場所やリーチ対象のデバイスにかかわらず同じです。次の表を参考に、適切なタグを選択してください。

  画像アセット* HTML5 アセット リッチメディア インストリーム
(動画、オーディオ)
VPAID トラッキング クリエイティブ
標準

1x1 のみ

サポート対象外 サポート対象外 サポート対象外 サポート対象外 サポート対象外
iframe / JavaScript サポート対象 サポート対象 サポート対象 サポート対象外 サポート対象外 サポート対象外
JavaScript サポート対象 サポート対象 サポート対象 サポート対象外 サポート対象外 サポート対象外
プリフェッチ サポート対象外 サポート対象外 サポート対象外 サポート対象 サポート対象 サポート対象外
内部リダイレクト サポート対象 サポート対象 サポート対象 サポート対象外 サポート対象外 サポート対象外
クリック トラッカー サポート対象外 サポート対象外 サポート対象外 サポート対象外 サポート対象外 サポート対象外
トラッキング広告 サポート対象外 サポート対象外 サポート対象外 サポート対象外 サポート対象外 サポート対象

* 高密度画像アセットを含むプレースメントでは、ins タグを使用する必要があります。このタグタイプを使用することで、画面密度が正しく表示されます。

タグとモバイル

モバイル デバイス、モバイルサイト、モバイルアプリ向けの特別なタグタイプはありません。

ただし、パブリッシャーがモバイル関連の 3 つのパラメータ(特に必須の dc_rdid パラメータ)を正しく設定できることを確認してください。これは、多くの重要な機能を有効にするために必要です。タグについてのガイダンスや詳細は以下をご覧ください。これらのパラメータはすべてのディスプレイ プレースメントに含まれます。

アプリ広告枠のタグパラメータ

プレースメント タグをアプリ内に配信するには、多くの重要な機能を使用するために追加のパラメータが必要になります。該当するパラメータは dc_rdid=tag_for_child_directed_treatment=、dc_lat= です。

こうしたパラメータはすべて自動的にすべてのディスプレイ プレースメントに含まれます。どのディスプレイ プレースメントもアプリ内に配信される可能性があるためです。

プレースメントがサイト運営者払いの場合、ダウンロードするには事前にサイト運営者に送信して承認を受ける必要があります。

サイト運営者がこうしたパラメータに値を渡す必要がある理由

これらのパラメータに値を設定しないと、タグで Floodlight コンバージョン トラッキング、リーチ / フリークエンシー レポート、フリークエンシー キャップ、クリエイティブのローテーション、オーディエンス リスト(リマーケティング)といった機能が無効になります。

パラメータの定義

  • dc_rdid=: ユーザーが再設定可能なデバイス識別子で、iOS では IDFA、Android では広告 ID(AdID)の形式です。このパラメータは必須です。アプリ内コンバージョン トラッキングを有効にするには、アプリ運営者がこのパラメータに値を渡す必要があります。値はハッシュ化されていない未加工の値でなければなりません。SSL 対応タグを介して安全に渡された値のみを受け付けます。

    注: デバイス ID には従来のパラメータ dc_muid ではなく dc_rdid パラメータを使用することをおすすめします。このパラメータは MD5 ハッシュ形式の大文字の IDFA、Android ID、AdID の値を受け付けます。

    • SSAID は、中国の Play 以外の Android デバイスでご利用いただけます。

  • tag_for_child_directed_treatment=: 0 または 1 の値を受け付けます。値が 1 の場合、そのリクエストは 13 歳未満のユーザーから送信された可能性があります(米国の COPPA への準拠要件に基づきます)。

  • dc_lat=: 0 または 1 の値を受け付けます。この値が 1 である場合、ユーザーはインタレストベース広告やリマーケティングをオプトアウトするために IDFA または AdID の「広告トラッキング制限」を有効にしています。「広告トラッキングの制限」が無効の場合、値は 0 です。

タグのサンプル

上記のパラメータを含むサンプルタグをいくつか紹介します。これらすべてのパラメータの値は、アプリ運営者が入力する必要があります。そのため、必要な値を渡すことについてアプリ運営者の承諾を得ておいてください。

ins タグの例の先頭部分(モバイル環境で推奨されるオプション):

<ins class='dcmads'
 style='display:inline-block;width:320px;height:50px'
 data-dcm-placement='N9200.284657.MYSITE/B7841342.2'
 data-dcm-rendering-mode='script'
 data-dcm-click-tracker='${CLICK_URL}'
 data-dcm-limit-ad-tracking=0
 data-dcm-resettable-device-id='38400000-8cf0-11bd-b23e-10b96e4ddddd'
 data-dcm-child-directed=0>
 <script src='https://www.googletagservices.com/dcm/dcmads.js'></script>
</ins>

標準タグの例(イメージバナーに使用):

<A HREF="https://ad.doubleclick.net/ddm/jump/N9200.284257.MYSITE/B7841142;sz=320x50;ord=[timestamp]?"> <IMG SRC="https://ad.doubleclick.net/ddm/ad/N9200.284257.MYSITE/B7841142;sz=320x50;ord=[timestamp];dc_lat=0;dc_rdid=38400000-8cf0-11bd-b23e-10b96e4ddddd;tag_for_child_directed_treatment=0?" BORDER=0 WIDTH=320 HEIGHT=50 ALT="Advertisement"></A>

JavaScript タグの例の先頭部分(通常は HTML5 またはリッチメディア バナーに使用):

<SCRIPT language='JavaScript1.1' SRC="https://ad.doubleclick.net/ddm/adj/N9200.284657.MYSITE/B7841342.2;sz=320x50;ord=[timestamp];dc_lat=0;dc_rdid=38400000-8cf0-11bd-b23e-10b96e4ddddd;tag_for_child_directed_treatment=0?"> </SCRIPT>

プリフェッチ タグの例(インストリーム動画広告とオーディオ広告に使用):

VAST 2.0 プリフェッチ タグ

https://ad.doubleclick.net/ddm/pfadx/N9200.284657.MYSITE/B7841342.2;kw=[keyword];sz=widthxheight;ord=[timestamp];dc_lat=0;dc_rdid=38400000-8cf0-11bd-b23e-10b96e4ddddd;tag_for_child_directed_treatment=0;dcmt=text/xml;dc_sdk_apis=[APIFRAMEWORKS];dc_omid_p=[OMIDPARTNER]

VAST 3.0 プリフェッチ タグ

https://ad.doubleclick.net/ddm/pfadx/N9200.284657.MYSITE/B7841342.2;kw=[keyword];sz=widthxheight;ord=[timestamp];dc_lat=0;dc_rdid=38400000-8cf0-11bd-b23e-10b96e4ddddd;tag_for_child_directed_treatment=0;dcmt=text/xml;dc_sdk_apis=[APIFRAMEWORKS];dc_omid_p=[OMIDPARTNER];dc_vast=3

VAST 4.0 プリフェッチ タグ

https://ad.doubleclick.net/ddm/pfadx/N9200.284657.MYSITE/B7841342.2;kw=[keyword];sz=widthxheight;ord=[timestamp];dc_lat=0;dc_rdid=38400000-8cf0-11bd-b23e-10b96e4ddddd;tag_for_child_directed_treatment=0;dcmt=text/xml;dc_sdk_apis=[APIFRAMEWORKS];dc_omid_p=[OMIDPARTNER];dc_vast=4

インプレッションのトラッキング広告イメージタグの例:

<IMG SRC="https://ad.doubleclick.net/ddm/trackimp/N7480.169443360.MYSITE/B7967415.105398014;dc_trk_aid=278142637;dc_trk_cid=56651190;ord=[timestamp];dc_lat=0;dc_rdid=38400000-8cf0-11bd-b23e-10b96e4ddddd;tag_for_child_directed_treatment=0?" BORDER="0" HEIGHT="1" WIDTH="1" ALT="Advertisement">

クリックのトラッキング広告タグの例:

http://ad.doubleclick.net/ddm/trackclk/N7480.169443360.MYSITE/B7967415.105398014;dc_trk_aid=278142637;dc_trk_cid=56651190;dc_lat=0;dc_rdid=38400000-8cf0-11bd-b23e-10b96e4ddddd;tag_for_child_directed_treatment=0

サポート対象のモバイル向けタグ

モバイル端末、モバイルサイト、モバイルアプリ向けの特別なプレースメント タグタイプはありませんが、サポートされるタグはさまざまです。次の表を参考に、適切なタグを選択してください。クリック トラッカーではプレースメント タグにデバイス ID を渡すことはできません。代わりにトラッキング広告を使用してください。

モバイルウェブ互換性
  画像 HTML5 リッチメディア インストリーム
(動画、
音声)
VPAID トラッキング クリエイティブ
標準 1x1 のみ サポート対象外 サポート対象外 サポート対象外 サポート対象外 サポート対象外
iframe / JavaScript サポート対象 サポート対象 サポート対象 サポート対象外 サポート対象外 サポート対象外
JavaScript サポート対象 サポート対象 サポート対象 サポート対象外 サポート対象外 サポート対象外
プリフェッチ サポート対象外 サポート対象外 サポート対象外 サポート対象 サポート対象 サポート対象外
内部リダイレクト サポート対象 サポート対象 サポート対象 サポート対象外 サポート対象外 サポート対象外
クリック トラッカー サポート対象外 サポート対象外 サポート対象外 サポート対象外 サポート対象外 サポート対象外
トラッキング広告 サポート対象外 サポート対象外 サポート対象外 サポート対象外 サポート対象外 サポート対象
モバイルアプリ内互換性
  画像 HTML5 リッチメディア インストリーム
(動画、
音声)
VPAID トラッキング クリエイティブ
標準 1x1 のみ サポート対象外 サポート対象外 サポート対象外 サポート対象外 サポート対象外
iframe / JavaScript サポート対象外 サポート対象外 サポート対象外 サポート対象外 サポート対象外 サポート対象外
JavaScript サポート対象 サポート対象 サポート対象 サポート対象外 サポート対象外 サポート対象外
プリフェッチ サポート対象外 サポート対象外 サポート対象外 サポート対象 サポート対象 サポート対象外
内部リダイレクト サポート対象 サポート対象 サポート対象 サポート対象外 サポート対象外 サポート対象外
クリック トラッカー サポート対象外 サポート対象外 サポート対象外 サポート対象外 サポート対象外 サポート対象外
トラッキング広告 サポート対象外 サポート対象外 サポート対象外 サポート対象外 サポート対象外 サポート対象

標準タグ

標準タグはプレースメント タグの一種で、サイズが 1×1 のプレースメントにのみ配信されます。標準タグでは、アンカータグ(<A HREF>)とイメージタグ(<IMG SRC>)が使用されます。

標準タグの例
<A HREF="https://ad.doubleclick.net/ddm/jump/Nxxxx.site-keyname/Byyyyyyy.Pzzzz; sz=widthxheight;kw=[keyword];ord=[timestamp]?">

<IMG SRC="https://ad.doubleclick.net/ddm/ad/Nxxxx.site-keyname/Byyyyyyy.Pzzzz;sz=widthxheight;ord=[timestamp];dc_lat=N;dc_rdid=Czzzz;tag_for_child_directed_treatment=I?" BORDER=0 WIDTH=X HEIGHT=Y ALT="ここをクリック"></A>

このタイプのタグは、常に A HREF タグ、IMG SRC タグの順で一緒に配信されるようにします。

標準タグの構造

A HREF: HTML アンカーであり、ハイパーリンクを参照するタグ。ユーザーが画像をクリックしたときに、ウェブアドレスを呼び出すようユーザーのブラウザに指示します。

ad.doubleclick.net: キャンペーン マネージャー 360 広告サーバーのウェブアドレス。

IP アドレスは変更される可能性があるため、サイトでは、IP アドレスではなく、タグに含まれたウェブアドレスを使用するようにします。

ddm: キャンペーン マネージャー 360 タグを旧バージョンのサービス(DFA)と区別するための新しいパラメータ。タグのエクスポート方法や実装方法に違いはありません。

jump: キャンペーン マネージャー 360 広告サーバーに渡されるコマンド。クリック数のカウントに使用されます。ユーザーが画像をクリックすると、実際のリンク先 URL が動的に入力されます。

Nxxxx: キャンペーン マネージャー 360 アカウント ID。

site-keyname: サイトの識別子。サイトのウェブアドレスに基づいています。

Byyyy: キャンペーン マネージャー 360 キャンペーン ID。

.Pzzzz: キャンペーン マネージャー 360 プレースメント ID。

sz=widthxheight: プレースメントのサイズ(ピクセル単位)。この情報によって、キャンペーン マネージャー 360 広告サーバーは適切なサイズのクリエイティブを配信できます。インタースティシャル プレースメントの場合、sz= はタグに含まれません。

kw=[keyword]: kw= パラメータを使用して、キーワードをキャンペーン マネージャー 360 広告サーバーに渡すことができます。キーワード ターゲティングは、通常、検索結果ページに配信される広告に使用します。kw= 属性の値はユーザーの検索語句です。たとえば、ユーザーが「car」を検索した場合、タグ内のパラメータは kw=car となります。

キャンペーン マネージャー 360 プレースメント タグを配信するタイミングや、タグの配信ごとに適切なキーワードを挿入するタイミングは、サイト側で決めます。

ord=[timestamp]: ord= パラメータには、ユーザーがサイトにアクセスするたびに、固有の文字列(タイムスタンプとは限りません)をサイト側で動的に挿入する必要があります。タグを一意にすることにより、ウェブブラウザがキャッシュ内のクリエイティブをユーザーに配信するのを防ぐことができます。

A HREF タグと IMG SRC タグを一緒に配信する場合は常に、これら 2 つのタグの ord= パラメータの値が同じである必要があります。

IMG SRC: HTML イメージタグ。SRC パラメータは、表示する画像のある場所をブラウザに伝えます。

ad: タグを標準として識別します。

dc_lat=: モバイルアプリ向けの Key-Value ペア「dc_lat」のキー。ユーザーがパーソナライズド広告やリマーケティングをオプトアウトするために IDFA または AdID の「広告トラッキング制限」を有効にしているかどうかを渡します。

N: Key-Value ペア「dc_lat」の値。この値が 1 の場合、ユーザーが IDFA または AdID の「広告トラッキング制限」を有効にしています。「広告トラッキング制限」が無効になっている場合、値は 0 です。

dc_rdid=: モバイルアプリ向けの Key-Value ペア「dc_rdid」のキー。リセット可能なデバイス識別子を渡します。値は、iOS では IDFA、Android では広告 ID(AdID)の形式に沿った、ユーザーがリセット可能なデバイス識別子です。SSL 対応タグを介して安全に渡された値のみを受け付けます。実行時にモバイルアプリまたは広告 SDK によって設定する必要があります。

Czzzz: Key-Value ペア「dc_rdid」の値。iOS では IDFA、Android では広告 ID(AdID)の形式に沿った、ユーザーがリセット可能なデバイス識別子です。SSL 対応タグを介して安全に渡された値のみを受け付けます。実行時にモバイルアプリまたは広告 SDK によって設定する必要があります。

tag_for_child_directed_handle=: モバイルアプリ向けの Key-Value ペア。米国の COPPA 遵守の要件に基づき、リクエストが 13 歳未満のユーザーから送信された可能性があるかどうかに関する情報を渡します。

I: Key-Value ペア「tag_for_child_directed_handle=」の値。値が 1 の場合、そのリクエストは 13 歳未満のユーザーから送信された可能性があります(米国の COPPA 遵守の要件に基づきます)。

tfua=: Key-Value ペア「tfua=」のキー。リクエストが 16 歳未満のユーザーから送信された可能性があるかどうかに関する情報を渡します(EU の一般データ保護規則(GDPR)の遵守要件に基づきます。対象年齢は国によって異なる場合があります)。

I: Key-Value ペア「tag_for_underage_of_consent=」の値。値が 1 の場合、そのリクエストは 16 歳未満のユーザーから送信された可能性があります(EU の一般データ保護規則(GDPR)の遵守要件に基づきます。対象年齢は国によって異なる場合があります)。

ltd=: パブリッシャーが設定します。値が 1 の場合、ユーザーが Cookie に同意していないことを示します。したがって、インプレッションで Cookie が使用されたり作成されたりすることはありません。制限付きの広告のみを配信できます。

BORDER=0 WIDTH=X HEIGHT=Y: 画像を表示する広告スロットのサイズを設定し、画像に枠線を付けないように指定します。

ALT="Click Here": ALT= パラメータを使用して、画像が読み込まれない場合に表示されるテキストを設定します。このテキストは、ユーザーが画像にカーソルを合わせたときにも表示され、目の不自由なウェブユーザーの場合にはテキスト リーダーで読み上げられます。デフォルトでは、標準タグの代替テキストは Click Here ですが、入稿担当者やパブリッシャーはこのテキストを編集できます。

タグに含まれる可能性のある他のパラメータ

一般に、配信先がモバイル広告枠でもモバイル以外の広告枠でもタグの形式は同じですが、追加パラメータが含まれていることもあります(ただし、タグが安全な場合のみ)。

dcapp=1

ディスプレイの互換性が導入される前は、このパラメータを使ってアプリ内プレースメントとページはめ込みプレースメントを区別していました。旧式のアプリ内プレースメント用にタグをエクスポートする場合は、これまでどおりこのパラメータが含まれます。

dc_muid=

MD5 ハッシュ アルゴリズムを通過する大文字の IDFA、Android ID、AdID です。ハッシュ化する前の識別子はすべて大文字にする必要があります。キャンペーン マネージャー 360 では、小文字の ID の MD5 ハッシュ値は認識されません。MD5 ハッシュをデバイス識別子に適用する作業は、サイト運営者側で行う必要があります。

注: デバイス識別子を渡すには、dc_muid ではなく dc_rdid を使用することを強くおすすめします。

dc_ref=

このパラメータをプレースメント タグに追加すると、サイト運営者はインプレッションが発生する正確な URL を渡すことができます。ページ レイアウトが複雑な場合(ネストされた iframe など)は、このパラメータを使用することによって、インプレッションが発生するメインのウェブページの URL と iframe の場所を区別して記録する必要があります。このパラメータで渡された URL は、キャンペーン マネージャー 360 ベリフィケーションでシグナルとして使用されます。このパラメータは内部リダイレクトに自動的に追加することも、それ以外のプレースメント タグタイプに手動で渡すこともできます。

その他のパラメータ

キャンペーン マネージャー 360 プレースメント タグには、ここで紹介していないパラメータ(特定のキャンペーン マネージャー 360 アカウントに固有のパラメータや、あまり使用されていない機能に関連するパラメータなど)が含まれる場合があります。ここに記載されていないプレースメント タグ パラメータについてご不明な点がございましたら、サポートにお問い合わせください

iframe/JavaScript タグ

iframe/JavaScript タグは、プレースメントに最も一般的に使用されるタグタイプで、標準画像とリッチメディアの両方を配信できます。このタグの先頭は IFRAME SRC= となります。

ブラウザのサポート

ブラウザによっては iframe の HTML 要素が認識されないこともあるため、ブラウザのサポートに応じて別の方法でタグを使用できます。

  • iframe を認識しないブラウザのために、JavaScript タグが提供されています。

  • iframe タグも JavaScript タグも認識しないブラウザには、標準タグも使用できます。

HTML の基準では、<iframe> タグと </iframe> タグの間に置かれたタグは無視されるため、ほとんどの場合、呼び出されるのは iframe タグのみとなります。JavaScript タグおよび標準タグはフェイルセーフ メソッドとして組み込まれているため、広告は古いブラウザを使用しているユーザーにも確実に配信されます。

iframe タグの例
<IFRAME SRC="https://ad.doubleclick.net/ddm/adi/Nxxxx.site-keyname/Byyyyyyy;sz=widthxheight;ord=[timestamp];dc_lat=N;dc_rdid=Czzzz;tag_for_child_directed_treatment=I;kw=[keyword];click=?" WIDTH=X HEIGHT=Y MARGINWIDTH=0 MARGINHEIGHT=0 HSPACE=0 VSPACE=0 FRAMEBORDER=0 SCROLLING=no BORDERCOLOR='#000000'>
<SCRIPT language='JavaScript1.1' SRC="https://ad.doubleclick.net/ddm/adj/Nxxxx.site-keyname/Byyyyyyy;abr=!ie;sz=widthxheight;ord=[timestamp];dc_lat=N;dc_rdid=Czzzz;tag_for_child_directed_treatment=I;kw=[keyword];click=?">
</SCRIPT>
</IFRAME>
iframe/JavaScript タグの構造

iframe/JavaScript タグの iframe タグ部分の構造を以下に示します。JavaScript タグ部分については、JavaScript タグの説明をご覧ください。

iframe/JavaScript タグの iframe 部分の例:

<IFRAME SRC="https://ad.doubleclick.net/ddm/adi/Nxxxx.site-keyname/Byyyyyyy;sz=widthxheight;ord=[timestamp];dc_lat=N;dc_rdid=Czzzz;tag_for_child_directed_treatment=I;kw=[keyword];click=?" WIDTH=X HEIGHT=Y MARGINWIDTH=0 MARGINHEIGHT=0 HSPACE=0 VSPACE=0 FRAMEBORDER=0 SCROLLING=no BORDERCOLOR='#000000'>

IFRAME SRC: HTML iframe(インライン フレーム)タグ。このタグを利用すると、1 つの HTML ページを別の HTML ページに埋め込むことができます。SRC パラメータは、iframe に読み込む HTML ページのある場所をブラウザに伝えます。

"https://ad.doubleclick.net/ddm/adi/Nxxxx.site-keyname/Byyyyyyy;sz=widthxheight;ord=[timestamp];dc_lat=N;dc_rdid=Czzzz;tag_for_child_directed_treatment=I;kw=[keyword];click=?": URL のパラメータは、次の 3 点を除き、標準タグのパラメータと同じです。

  • adi パラメータで、この URL が iframe タグの一部であることをキャンペーン マネージャー 360 広告サーバーに伝えます。

  • abr=!ie パラメータは、ブラウザが Internet Explorer の場合は JavaScript コンテンツを配信しないことをキャンペーン マネージャー 360 広告サーバーに伝えます。

    HTML の規則では、<iframe> タグと </iframe> タグの間のコンテンツはブラウザで読み取られません。つまり、iframe を認識するブラウザは、JavaScript タグではなく、キャンペーン マネージャー 360 iframe タグのみを読み取ることになります。ただし、旧バージョンの Internet Explorer の中には、両方のタグを読み取るものもあります。abr=!ie パラメータを使用すると、このようなブラウザで、キャンペーン マネージャー 360 プレースメント タグ一式に対して広告が 1 つだけ配信されるようになります。

    このパラメータは、iframe と JavaScript を組み合わせたタグにのみ挿入され、iframe なしの JavaScript タグには挿入されません。
  • 入稿担当者は click= パラメータを含めることができます。このパラメータは、クリックを第三者サイトにリダイレクトするために使用します。通常は、パブリッシャーが独自にクリックをカウントできるようにすることが目的です。click= パラメータを使用する際には、パブリッシャーはこのパラメータの値として URL を挿入する必要があります。また、click= パラメータは、必ず iframe タグと JavaScript タグの両方で使用しなければなりません。また、パブリッシャーは標準タグを第三者サイトにリダイレクトする必要もあります。どの方法を使うかはパブリッシャーに任されます。

    click= パラメータの値として使用する URL は、1×1 ピクセルの画像のリクエストではなくリダイレクトである必要があります。

WIDTH=X HEIGHT=Y MARGINWIDTH=0 MARGINHEIGHT=0 HSPACE=0 VSPACE=0 FRAMEBORDER=0 SCROLLING=no BORDERCOLOR='#000000': これらのパラメータを使用して、iframe のサイズなどのプロパティを設定します。デフォルトでは、iframe の枠を表示しないようにし、広告が周囲とシームレスに統合される設定になっています。

注: 広告主によっては、iframe タグまたは JavaScript タグに ins タグを使用している場合もあります。

JavaScript タグ

JavaScript タグでは、画像、HTML5、リッチメディアのクリエイティブを配信できます。このタグは、すでに独自の iframe を複雑なページ レイアウトに使用しているサイトや、iframe の使用を好まないパブリッシャーのサイトで使用すると便利です。

JavaScript タグのパラメータは iframe/JavaScript タグ内にある JavaScript 部分のパラメータと同じです。ただし、abr=!ie パラメータは、ブラウザタイプを除外する必要がないため省略します。

JavaScript タグの構造

JavaScript タグについて理解を深めるため、このタグの各構成要素について説明します。

<SCRIPT language='JavaScript1.1' SRC="https://ad.doubleclick.net/ddm/adj/Nxxxx.site-keyname/Byyyyyyy;sz=widthxheight;dc_expa=URL;ord=[timestamp];dc_lat=N;dc_rdid=Czzzz;tag_for_child_directed_treatment=I;kw=[keyword];click=?">

SCRIPT language='JavaScript1.1' SRC: ソース(SRC)の場所から取得したコンテンツを JavaScript として読み取るようブラウザに指示する HTML スクリプトタグです。

"https://ad.doubleclick.net/ddm/adj/Nxxxx.site-keyname/Byyyyyyy;sz=widthxheight;dc_expa=URL;ord=[timestamp];dc_lat=N;dc_rdid=Czzzz;tag_for_child_directed_treatment=I;kw=[keyword];click=?": URL のパラメータは、次の 3 点を除き、標準タグパラメータと同じです。

  • adj パラメータは、この URL が JavaScript タグの一部であることをキャンペーン マネージャー 360 広告サーバーに伝えます。

  • 入稿担当者は click= パラメータを含めることができます。このパラメータは、クリックを第三者サイトにリダイレクトするために使用します。通常は、パブリッシャーが独自にクリックをカウントできるようにすることが目的です。click= パラメータを使用する際には、パブリッシャーはこのパラメータの値として URL を挿入する必要があります。また、click= パラメータは、必ず iframe タグと JavaScript タグの両方で使用しなければなりません。また、パブリッシャーは標準タグを第三者サイトにリダイレクトする必要もあります。どの方法を使うかはパブリッシャーに任されます。

  • dc_expa= パラメータを手動で追加すると、リッチメディア ディスプレイ エキスパンド クリエイティブのエキスパンドを第三者がリアルタイムに追跡することができます。パブリッシャーは、クリエイティブがエキスパンドしたときにポストバックを受け取る URL をエンコードしてこのパラメータの値として挿入する必要があります。

注: 広告主によっては、iframe タグまたは JavaScript タグに ins タグを使用している場合もあります。

プリフェッチ タグ

プリフェッチ タグは、インストリーム オーディオ、オーディオ リダイレクト、インストリーム動画、インストリーム動画リダイレクト クリエイティブの配信に使用します。プリフェッチ タグから広告がリクエストされると、キャンペーン マネージャー 360 はまず広告コンテンツを送信し、広告コンテンツが読み込まれた後にインプレッションを記録します。キャンペーン マネージャー 360 がインプレッションを記録するのは、メインの音声アセットや動画アセットが再生開始に十分な程度バッファリングされてからとなります。タグがコンテンツを「フェッチ(取得)」した後、インプレッションが記録されます。キャンペーン マネージャー 360 は VAST 2.0、3.0、4.0 に準拠しており、各タイプのプリフェッチ タグを提供しています。必要なタグを選択するか、すべてのタグをパブリッシャーに送信してください。

プリフェッチ タグの例

VAST 2.0 プリフェッチ タグ

https://ad.doubleclick.net/ddm/pfadx/Nxxxx.site-keyname/Byyyyyyy;kw=[keyword]; sz=widthxheight;ord=[timestamp];dc_lat=N;dc_rdid=Czzzz;tag_for_child_directed_treatment=I;dcmt=text/xml

VAST 3.0 プリフェッチ タグ

https://ad.doubleclick.net/ddm/pfadx/Nxxxx.site-keyname/Byyyyyyy;kw=[keyword]; sz=widthxheight;ord=[timestamp];dc_lat=N;dc_rdid=Czzzz;tag_for_child_directed_treatment=I;dcmt=text/xml;dc_vast=3

VAST 4.0 プリフェッチ タグ

https://ad.doubleclick.net/ddm/pfadx/Nxxxx.site-keyname/Byyyyyyy;kw=[keyword]; sz=widthxheight;ord=[timestamp];dc_lat=N;dc_rdid=Czzzz;tag_for_child_directed_treatment=I;dcmt=text/xml;dc_vast=4

 

プリフェッチ タグの構造

https://ad.doubleclick.net: これらのパラメータは標準タグのパラメータと同じです。

ddm: キャンペーン マネージャー 360 タグを旧バージョンのサービス(DFA)と区別するための新しいパラメータ。タグのエクスポート方法や実装方法に違いはありません。

pfadx: プリフェッチ(pf)タグであることと、XML の広告コマンド(adx)であることを広告サーバーに伝えます。

Nxxxx.site-keyname/Byyyyyy;kw=[keyword];ord=[timestamp];dc_lat=N;dc_rdid=Czzzz;tag_for_child_directed_treatment=I: このパラメータは標準タグのパラメータと同じです。

sz=widthxheight: プレースメントのサイズ(ピクセル単位)(VAST プレースメントの場合、sz パラメータの値は常に 0x0 です)。

dcmt=text/xml: MIME(Multipurpose Internet Mail Extension)は、送信されるコンテンツのタイプをブラウザに伝えます。この場合、MIME タイプは text/xml になります。これは、送信するコンテンツが XML コード形式のテキストであることを示します。

dc_vast=3: VAST 3.0 仕様に準拠するようタグの形式を設定します。

dc_vast=4: VAST 4.0 仕様に準拠するようタグの形式を設定します。

dc_vpm: 動画再生方法のディメンションに関するレポートを有効にする場合、パブリッシャーがこのパラメータを設定する必要があります。

有効な値は次のとおりです。

  • dc_vpm=0: 指定なし
  • dc_vpm=1: ページ読み込み時(音声オン)
  • dc_vpm=2: ページ読み込み時(デフォルトで音声オフ)
  • dc_vpm=3: クリック(音声オン)
  • dc_vpm=4: マウスオーバー(音声オン)
  • dc_vpm=5: ビューポートに入る時(音声オン)
  • dc_vpm=6: ビューポートに入る時(デフォルトで音声オフ)

dc_vconp: 動画の連続再生のディメンションに関するレポートを有効にする場合、パブリッシャーがこのパラメータを設定する必要があります。

有効な値は次のとおりです。

  • dc_vconp=0: 未設定
  • dc_vconp=1: 連続
  • dc_vconp=2: 非連続

dc_sdk_apis= パブリッシャーは、プレースホルダ [APIFRAMEWORKS] を、サポートされている API フレームワークに置き換える必要があります。形式はカンマ区切りの整数の配列です。たとえば、dc_sdk_apis=1,2,3,4,5,6 のようになります。

有効な値は次のとおりです。

  • dc_sdk_apis=1: VPAID 1.0
  • dc_sdk_apis=2: VPAID 2.0
  • dc_sdk_apis=3: MRAID 1.0
  • dc_sdk_apis=4: ORMMA
  • dc_sdk_apis=5: MRAID 2.0
  • dc_sdk_apis=6: MRAID 3.0
  • dc_sdk_apis=7: OMSDK JS API 1.0

dc_omid_p= IAB TechLab によって認定されている OMID 統合の場合、プレースホルダ [OMIDPARTNER] を、パートナー ID と有効なバージョンの統合コードに置き換える必要があります。形式は「partner_id/version」です。たとえば、「d_omid_p=Google/2.1」となります。この値は OMID 統合コードの認定ステータスを追跡するものとなり、レポートではこれによって OMID の測定データを取得できます。

クリック トラッカー タグ

クリック トラッカーは、キャンペーン マネージャー 360 以外から配信されたクリエイティブのクリック数や、テキストリンク、メール内のリンク、その他ウェブサイトに直接指定された要素に対するクリック数を記録するために使用されます。

クリック トラッカー タグの例

下は、クリック トラッカー タグの例です。キャッシュ無効化はクリック数に応じて自動的に処理されるため、乱数は不要です。

https://ad.doubleclick.net/ddm/clk/[ad ID];[placement ID];[verifier]?[landing page URL];ltd=[]
クリック トラッカー タグの構造

https://ad.doubleclick.net/: これらのパラメータは標準タグのパラメータと同じです。

clk: このパラメータにより、キャンペーン マネージャー 360 広告サーバーはこのタグがクリック トラッカーであることを認識します。

[ad ID];[placement ID]: このクリック トラッカーについて作成された広告の ID と、ターゲットとするプレースメントの ID。

[verifier]: 独自のアルゴリズムに従って作成される文字。タグが改ざんされていないことを確認するために内部で使用されます。

dc_transparent: dc_transparent=1 の場合、タグが URL リダイレクト チェーンを示していることを意味します。プレースメントのトラッキング広告とクリック トラッカー広告に静的なランディング ページ URL を使用する場合、この Key-Value ペアが含まれます。詳しくは、静的なランディング ページ URL の使用をご覧ください。

?[landing page URL]: ユーザーに最終的に表示されるページのウェブアドレス。

ランディング ページ URL は、静的クリック トラッカーを使用する場合にのみ組み込まれます。ダイナミック クリック トラッカーの場合、「?」以降のタグの後半部分は省略します。タグが設定されたアイテムをユーザーがクリックすると、入稿担当者がキャンペーン マネージャー 360 で指定したランディング ページ URL がキャンペーン マネージャー 360 広告サーバーによって動的に挿入されます。

ltd=: パブリッシャーが設定します。値が 1 の場合、ユーザーが Cookie に同意していないことを示すため、クリック トラッカーは Cookie の使用や作成はせず、拡張アトリビューションも許可しません。ltd=1 の場合、DCLID 値はランディング ページ URL の末尾に追加されず、拡張アトリビューションは使用できません。

メタ リフレッシュ タグで静的クリック トラッカーを使用する

メタ リフレッシュは、一定期間の経過後に現在のウェブページを自動的に更新するようウェブブラウザに指示する方法です。更新間隔を 0 秒に設定し、代替 URL を最終リンク先として指定すると、メタ リフレッシュを URL リダイレクトとして使用できます。パブリッシャーにとっては、静的クリック トラッカー タグをリンク先 URL としてメタ リフレッシュ タグ内に埋め込む方が便利な場合もあります。たとえば、キャンペーン マネージャー 360 広告サーバーの呼び出しを含む長い URL ではなく、簡単で覚えやすい URL をテキストリンクに使用したい場合などです。

クリック トラッカー タグがウェブページの <meta> タグ内に組み込まれている場合、クリック トラッカー タグ内のセミコロンを、相当する ASCII 文字(%3b)と置き換える必要があります。置き換えない場合、一部の旧バージョンのブラウザではセミコロンが <meta> タグ内のパラメータとして解釈されます。

<meta> タグ内の静的クリック トラッカー タグの例(セミコロンを置換したもの)

<html>
<head>
<meta http-equiv="refresh" content="0;https://ad.doubleclick.net/ clk%3b[ad ID]%3b[placement ID]%3b[verifier]?[landing page URL]">
</head>
</html>

注: リンク先 URL 内にセミコロンがある場合も、「%3b」に置き換える必要があります。

内部リダイレクト タグ

内部リダイレクト タグは、Google アド マネージャーを利用しているサイトでキャンペーン マネージャー 360 広告を配信するときに使用します。内部リダイレクト タグはキャンペーン マネージャー 360 とアド マネージャーのシステム内で処理されるため、内部リダイレクトをアド マネージャーのパブリッシャーに送信することには次のような利点があります。

  • 待ち時間の短縮: 他のサーバーに対して内部リダイレクト タグの配信をリクエストしないため、待ち時間が短縮されます。
  • キャンペーン マネージャー 360 とアド マネージャーの間でカウント結果の差異を抑制: 内部リダイレクト タグではクリック トラッキング用に追加のマクロを必要とせず、キャンペーン マネージャー 360 とアド マネージャーの間のクリック数の差異を 2% 未満に保ちます。
  • ベリフィケーションにおける豊富なドメイン情報: 内部リダイレクト タグはベリフィケーションで ins タグと同じ豊富なドメイン情報を提供するため、広告が配信される場所についてより詳細に把握するのに役立ちます。さらに、ブランド保護とスパム防止にも有益です。

内部リダイレクト タグは、画像 URLリンク先 URL で構成されます。これらはパブリッシャーがアド マネージャーで入力します。

パラメータは標準タグで使用するものと同じです。ただし、次の 2 つのパラメータは内部リダイレクト タグにはありません。

  • keywords: キーワード ターゲティング情報はキャンペーン マネージャー 360 内部で処理されるため。

  • ord=: このタグはアド マネージャーに入力されるので、ブラウザ キャッシュに対応する必要がないため。

画像 URL の場合、dc_expa= パラメータを手動で追加して、リッチメディア ディスプレイ エキスパンド クリエイティブのエキスパンドをリアルタイムにトラッキングすることもできます。パブリッシャーは、クリエイティブがエキスパンドしたときにポストバックを受け取る URL をエンコードしてこのパラメータの値として挿入する必要があります。

内部リダイレクト タグの例

画像 URL(このタグは Google アド マネージャー専用です)

https://ad.doubleclick.net/ddm/ad/Nxxxx.site-keyname/Byyyyyyy.n;sz=widthxheight;dc_expa=URL

リンク先 URL(このタグは Google アド マネージャー専用です)

https://ad.doubleclick.net/ddm/jump/Nxxxx.site-keyname/Byyyyyyy.n;sz=widthxheight

トラッキング広告タグ

トラッキング広告タグはタグの書き出しでは「トラッキング広告」として表示されます。これには、インプレッション トラッキングやクリック トラッキングのタグ URL が含まれます。

トラッキング広告タグをタグのエクスポートに含めるには、キャンペーンでタグ ワークフローを開いて([タグ] > [ダウンロード])、左側にある [トラッキング広告を含める] チェックボックスをオンにします。詳細については、トラッキング広告を設定するをご覧ください。

トラッキング広告の使い方
  • タグをダウンロードする際に [トラッキング広告を含める] チェックボックスをオンにします。

  • プレースメントでイベントタグを使用する場合、パブリッシャーはインプレッション トラッキング用の JavaScript タグ URL または iframe タグ URL を実装する必要があります。両方のタイプを送信して、パブリッシャーがどちらを使用するかを決められるようにすることをおすすめします。このタグの名前は impressions(JavaScript)impressions(iframe)です。

  • タグが Google 広告のクリック トラッキング ガイドラインに準拠するには、トラッキング広告で静的なランディング ページ URL を使用して、透明性の高いクリック トラッキングが行われるようにします。詳しくは、静的なランディング ページ URL の使用をご覧ください。

トラッキング広告タグの例

トラッキング広告タグの形式の例を次に示します。割り当て先のトラッキング クリエイティブには複数のタグのバージョンがあります。タグ内でのサイトのキー名、クリエイティブ ID、広告 ID、プレースメント ID、タイムスタンプの場所を確認できます。

インプレッション(画像):

<IMG SRC="https://ad.doubleclick.net/ddm/trackimp/Nxxxx.site-keyname/Byyyyyyy.n;dc_trk_aid={ad_id};dc_trk_cid={creative_id};ord=[timestamp];dc_lat=N;dc_rdid=Czzzz;tag_for_child_directed_treatment=I;
tfua=;gdpr=${GDPR};gdpr_consent=${GDPR_CONSENT_755};ltd=;dc_tdv=1?"
attributionsrc BORDER="0" HEIGHT="1" WIDTH="1" ALT="広告">

インプレッション(iframe):

<IFRAME SRC="https://ad.doubleclick.net/ddm/trackimp/Nxxxx.site-keyname/Byyyyyyy.n;dc_trk_aid={ad_id};dc_trk_cid={creative_id};ord=[timestamp];dc_lat=N;dc_rdid=Czzzz;tag_for_child_directed_treatment=I;
tfua=;gdpr=${GDPR};gdpr_consent=${GDPR_CONSENT_755};ltd=;dc_tdv=1?"
WIDTH=1 HEIGHT=1 MARGINWIDTH=0 MARGINHEIGHT=0 HSPACE=0 VSPACE=0 FRAMEBORDER=0 SCROLLING=no BORDERCOLOR='#000000'></IFRAME>

インプレッション(JavaScript):

<SCRIPT language='JavaScript1.1' SRC="https://ad.doubleclick.net/ddm/trackimp/Nxxxx.site-keyname/Byyyyyyy.n;dc_trk_aid={ad_id};dc_trk_cid={creative_id};ord=[timestamp];dc_lat=N;dc_rdid=Czzzz;tag_for_child_directed_treatment=I;
tfua=;gdpr=${GDPR};gdpr_consent=${GDPR_CONSENT_755};ltd=;dc_tdv=1?" attributionsrc></SCRIPT>

クリック:

https://ad.doubleclick.net/ddm/trackimp/Nxxxx.site-keyname/Byyyyyyy.n;dc_trk_aid={ad_id};dc_trk_cid={creative_id};dc_lat=N;dc_rdid=Czzzz;
tag_for_child_directed_treatment=I;tfua=;ltd=;dc_tdv=1

第三者ベンダー トラッキング タグ:

<SCRIPT TYPE="application/javascript" SRC="https://pixel.adsafeprotected.com/xxxx/yyyy/111111/22222222/skeleton.js"></SCRIPT> <NOSCRIPT><IMG SRC="https://pixel.adsafeprotected.com/xxx/yy/333333/44444444/skeleton.gif" BORDER=0 WIDTH=1 HEIGHT=1 ALT=""></NOSCRIPT>

Ins タグ

ins タグは iframe または JavaScript に使用する新しい形式のタグで、他のタグとは形式が異なります。このタグはベリフィケーションで豊富なドメイン情報を提供し、広告が配信される場所についてより詳細に把握するのに役立ちます。ins タグの実装方法をご確認ください

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