コンバージョン セグメントを使用すると、アトリビューション モデリング ツールで特定のコンバージョン経路だけを表示して分析できます。たとえば、一定値を上回るコンバージョンを起点としたコンバージョン経路のみを含むコンバージョン セグメントを作成することが考えられます。セグメントを作成したら、それをアトリビューション モデリング ツール全体で使用できます。レポートでは、自分で作成したカスタムモデルを使用して、必要なコンバージョン セグメントに焦点を当てることができます。また、このセグメントを他のセグメントのデータと並べて比較することもできます。
利便性を考えて、デフォルトで次のような事前定義のセグメントを提供しています:
- クリックスルーのみ
- ビュースルーのみ
- アシストありの経路
- アシストなしの経路
- 起点、接点、または終点がチャネル X(ディスプレイ、有料検索など)から
カスタム コンバージョン セグメントを作成する
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アトリビューション モデリング ツールで、レポートの上部にある [コンバージョン セグメント] をクリックします。
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[新しいコンバージョンのセグメントを作成] をクリックします。
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条件指定ツールで、セグメントに含めるコンバージョン経路を指定します。
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セグメントの名前を指定して、[セグメントを保存] をクリックします。
作成したセグメントを保存すると、そのセグメントは [コンバージョン セグメント] プルダウンの [ユーザー定義セグメント] に表示されます。
条件指定ツールの例
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サンプルサイトのホームページのテイクオーバーから発生した参照を起点とするコンバージョン経路のみを含むセグメントを定義するには、次の条件を定義します。
[Include] [First Interaction] from: [Site (DCM)] [Containing] Example Site
と
[Include] [First Interaction] from: [Placement] [Containing] Takeover
- 確認ページでは、「color(色)」(u1)や「product(商品)」(u2)のようなカスタム Floodlight 変数を使用した追加情報を収集しています。色が「blue or red(青または赤)」で商品が「t-shirt(T シャツ)」のコンバージョンについてのみアトリビューション分析を行うには、次のカスタム セグメントを定義します。
[Include] [Custom Floodlight Variable: color] [Exactly Matching] blue
or[Include] [Custom Floodlight Variable: color] [Exactly Matching] red
and[Include] [Custom Floodlight Variable: product [containing] t-shirt
- 200 ドル以上が発生したコンバージョンのみを含むセグメントについては、次のようにします。
[Include] [Total Revenue] [greater than] 200
コンバージョン セグメントを適用する
コンバージョン プロセスの一部を表示するには、フィルタを適用したプロファイルの代わりに、コンバージョン セグメントを適用することをおすすめします。フィルタを適用したプロファイルを使用すると、アトリビューション モデリング ツールのレポートのデータが不正確になる場合があります。
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アトリビューション モデリング ツールで、レポートの上部にある [コンバージョン セグメント] をクリックします。
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データに適用するセグメントを選択します。
適用したセグメントは、アトリビューション モデリング ツールを使用する間、常に有効となります。すべてのコンバージョン プロセスをもう一度表示するには、[すべてのコンバージョン] セグメントを選択します。
カスタム コンバージョン セグメントを編集または削除する
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アトリビューション モデリング ツールで、レポートの上部にある [コンバージョン セグメント] をクリックします。
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[ユーザー定義セグメント] で、編集するセグメントの [編集] をクリックします。
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必要に応じてセグメントを編集して保存するか、セグメントの [削除] をクリックします。