データの遅延、欠落、再発行に関するポリシー

2018 年 7 月 24 日

ディスプレイ&ビデオ 360 とキャンペーン マネージャー 360 では、システム内部でスケジュールに基づき定期的にデータが処理されます。データ処理のシステムは、ハードウェア、ネットワーク、ソフトウェアの各階層で監視されています。Google ではデータ処理が正確かつ正常に行われるよう万全の対策を講じていますが、不測の事態が生じることもあります。

遅延データに関するポリシー

「遅延」データとは、広告サーバーで取得されたものの、適切な時間に公開システムに配信されず遅れているデータを指します。遅延データは復元して処理することができます。

データ処理に遅延が生じると、各システム モニターからエンジニアリング チームと運用チームの担当者にその旨が通知され、修正措置が取られます。通知を受け取ったエンジニアリング チームと運用チームの管理者は、情報伝達に不備がないよう、カスタマー サポートを含む内部の関係グループすべてにこの問題を報告します。

データ処理がなんらかの理由で一時的に中断した場合は、すべての遅延データは適宜処理され、公開済みの結果とともに集計されます。

データの再発行に関するポリシー

「データの再発行」とは、クライアントに対し最初に配信されたデータセットに置き換わる、別のデータセットを配信する必要があるとの判断のもと、行われる手続きを指します。データの再発行は、最初のデータセットが不正確または不完全であると判断された場合に行われます。

過去に配信された不完全または不正確なデータセットを置き換えるためにデータを再発行することが決まった場合は、以下の手順が行われます。

  1. エンジニアリング チームと運用チームが、不正確なデータの範囲とその影響の及ぶ範囲を特定します。

  2. カスタマー サポートがデータセット再発行のサイズを分析し、各カスタマー サポート チームに伝達します。

  3. エンジニアリング チームと運用チームが再処理の方法を決めます。

  4. データが再処理され、サービスのデータベースにもう一度発行されます。

  5. 品質保証テストにより、データが修正されているかどうかが確認されます。

  6. エンジニアリング チームと運用チームが、カスタマー サポート チームにデータの修正完了を伝えます。

  7. カスタマー サポートが、影響を受けるクライアントに連絡します。

データの欠落に関するポリシー

データ処理のシステムは、ハードウェア、ネットワーク、ソフトウェアの各階層で監視されています。Google ではデータ処理が正確かつ正常に行われるよう万全の対策を講じていますが、不測の事態が生じることもあります。

「欠落」データとは次のようなデータを指します。

  • システムで取得される予定だったが、システムの障害や脆弱性が原因で取得されなかったデータ。

  • データの「遅延」(「遅延」の定義については「遅延データに関するポリシー」をご覧ください)に関する調査がすべて完了した時点で、欠落していると判定されたデータ。

  • 復元できないデータ。

データが完全かどうかは監視されています。各種のモニタリングやシステム アラートでは、システムを通過するデータフローの精度と有用性がしきい値によって判定されます。しきい値から外れていることが検出されると、データ欠落の調査が行われ、データが欠落しているかどうか、どの時点から想定どおりのデータではなくなったのかが確認されます。

想定されていたデータが欠落していると判定された場合は、以下の手順が行われます。

  1. エンジニアリング チームと運用チームの管理者が、情報伝達に不備がないよう、カスタマー サポートとプロダクト マネージャーを含む内部の関係グループすべてにこの問題を報告します。

  2. カスタマー サポートが、該当するクライアントに状況を伝えます。

  3. カスタマー サポートの管理者とプロダクト マネージャーが、クライアントへの必要な対応を決定し、実行します。

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