Planning では、よく使用される実体と概念を表すために、以下の用語を使用します。
プロジェクト
Planning でのプロジェクトとは、特定のメディア プラン（関連するキャンペーンのセット）に対するすべての作業を含める最上層のコンテナです。プロジェクトには、目標または目的、予算、開始日、終了日、購入を検討している広告枠のセットを指定します。
プラン
プロジェクト内のプランには、広告枠を提供するサイト運営者から購入する予定のプレースメントのリストを収集します。
プレースメント
キャンペーン マネージャー 360 でのプレースメントとは、広告を表示するウェブサイト、アプリ、または動画上のメディアの広告枠です。これには、技術的互換性、サイズ、数量 / 料金のモデルを指定します。
広告枠
広告枠は、購入可能なプレースメントのコレクションです。通常は、Planning ユーザーが送信した提案依頼書（RFP）にサイト運営者が回答するとき、広告枠を Planning に追加します。また、Planning ユーザーが直接 Planning に広告枠を追加する場合や、リンクされているキャンペーン マネージャー 360 キャンペーンからプレースメントを読み込んで広告枠を追加する場合もあります。
広告枠提供元
広告枠提供元（サイト運営者など）は、ウェブサイト、モバイルアプリ、動画コンテンツ上に販売する広告スペースを持っている企業です。広告枠提供元は Planning にアクセスして、メディア購入者に広告枠の情報を提供し、RFP について交渉することができます。交渉については、こちらをご確認ください。
提案依頼書（RFP）
RFP は、広告用に購入するメディア（広告スペース）をリクエストするために、広告枠提供元に送信するドキュメントです。広告枠提供元であるサイト運営者の多くは、RFP による問い合わせがある場合のみ、購入者に広告枠を提供しています。
Planning の RFP セクションを使って、サイト運営者に問い合わせて広告枠をリクエストし、提供してもらう広告枠についてサイト運営者と交渉することができます。RFP の作成については、こちらをご確認ください。
交渉
広告枠提供元に RFP を送信すると、その回答が [交渉] ページに表示されます。[交渉] ページでは、広告枠提供元の提案と、こちらからの対案を検討することができます。交渉については、こちらをご確認ください。
実行
広告を掲載するメディアを選択したら、そのメディアをキャンペーン マネージャー 360 にプッシュできます。キャンペーン マネージャー 360 では、このメディアを 1 つ以上のキャンペーン マネージャー 360 キャンペーンで実行できます。実行とは、キャンペーン マネージャー 360 でプランを実現するプロセスです。メディアは実行チャネルを通じてキャンペーン マネージャー 360 キャンペーンにプッシュされます。実行チャネルとはキャンペーン マネージャー 360 の特定のキャンペーンへのリンクであり、Planning で作成します。実行チャネルは、Planning とキャンペーン マネージャー 360 との間の上位レベルのリンクです。これにより、Planning 内のメディアのプロパティをキャンペーン マネージャー 360 内のサイトにどのようにマッピングするかを指定できます。
キャンペーン マネージャー 360 キャンペーンにプランがリンクされると、Planning からキャンペーン マネージャー 360 にメディアをプッシュできます。また、キャンペーン マネージャー 360 でプレースメントが直接変更または追加された場合は、それらの変更を Planning で同期して調整できます。
オーダー
セキュリティで保護する必要のあるメディアの場合、販売者と購入者がオーダーに署名します。オーダーとは、Planning で生成、記録することができるドキュメントです。オーダーには、販売者と購入者双方の連絡先、契約の条項などの情報を含めることができます。新しいキャンペーンを広告掲載オーダー（IO）で保護し、既存のキャンペーンへの変更を変更オーダー（CO）で保護することができます。キャンペーンのキャンセルはキャンセル オーダー（XO）で行うことができます。さらに、実際の掲載量をオーダーに反映させるように、オーダーをアクチュアライズすることができます。
次の図は、Planning の要素の相互関係を表したものです。
スコアカード
スコアカードには、プランに関連付けられているすべての主要データの概要が表示されます。スコアカードは、プランビュー、広告枠ビュー、交渉ビュー、実行ビューで利用可能です。スコアカードに表示される推定データは、広告枠を登録する際に指定した推定値から導き出されたものです。
デフォルトで提供されるスコアカードを利用できるほか、スコアカードが表示される 4 つのビューのいずれかでアイテムを選択して、そのアイテムのデータをプラン全体のデータと比較することができます。
