広告のブロックについてよくある質問をいくつか紹介します。
すべて開く すべて折りたたむ仕組み
広告のブロックを有効にする手順を教えてください。タグを置き換える必要はありますか?タグを置き換える必要はありません。広告のブロックを有効にする主な手順は次の 2 つです。
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キャンペーン マネージャー 360 ベリフィケーションでフラグ設定ドメインのリストを選択するかアップロードします。次に、そのリストをキャンペーン(または親広告主かアカウント)に適用します。
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キャンペーン マネージャー 360 入稿システムで、キャンペーンのプロパティを開いて広告のブロックを有効にします。これで、このキャンペーンのフラグ設定ドメインには透明ピクセルのみが配信されるようになります。独自のノーブランド コンテンツ(PSA など)をフラグ設定ドメインに配信するには、広告主のプロパティで「クリエイティブ バンドル」を設定します。
アカウントで広告のブロックが有効になっている場合、世界中どこからのアクセスでも広告はブロックされます。
各リストには、ドメインまたはサブドメインを合計 1,000 個まで追加できます。
はい。キャンペーン マネージャー 360 アカウントの任意の場所(キャンペーン、広告主など)で、サイトのプロパティを開き、[ベリフィケーションの設定] で [広告のブロックを許可する] チェックボックスをオフにします。これにより、アカウント内のすべてのキャンペーンと広告主について、アカウントでの広告のブロックが無効になります。
この設定は、サイト運営者が広告のブロックを禁止している場合や、特定のアカウントで広告のブロックを使用したくない場合に行います。
サポートされる使い方
サポートされている広告タイプを教えてください。広告のブロックは、クリック トラッカー、トラッキング広告、モバイルアプリ内環境に配信されるインプレッションではサポートされていません。
通常、モバイルアプリ内環境では参照 URL は使用されません。このため、ベリフィケーションで監視またはブロックを設定しても、モバイルアプリ内にはほとんど適用されません。モバイルウェブは、PC ウェブと同様にサポートされます。
現時点でキャンペーン マネージャー 360 を利用しているディスプレイ&ビデオ 360 ユーザーであれば、広告のブロック機能がベータ版かどうかにかかわらず、フラグ設定ドメインのリストとコンテンツ分類を使って入札前のブロックを行えます。
GDN をご利用の場合は、[ベリフィケーション] でフラグ設定ドメインとコンテンツ分類を設定することにより、入札前のブロックを行えます。唯一の例外は、1 つの GDN 広告グループが異なるネットワークの複数のキャンペーン マネージャー 360 プレースメントにマッピングされている場合です。この場合、GDN はどのベリフィケーションの設定を使用すればよいか判断できません。
現時点では、ドメインリスト、地域、および標準の(カスタムではない)分類に基づくブロック機能をご利用いただけます。
広告のブロックは特定の URL ではなくドメインが対象となります。「example.com」のようなサイトはブロックできますが、「example.com/aSpecificPage.html」はブロックできません。
広告がブロックされた場合
内部リダイレクト タグを使用している場合、フラグ設定ドメインによって広告がブロックされるとどうなりますか?内部リダイレクト タグは、Google アド マネージャーまたは他のキャンペーン マネージャー 360 サービスを使用しているサイトでキャンペーン マネージャー 360 広告を配信するときに使用します。
広告がブロックされているために内部リダイレクト タグが広告を配信できない場合、キャンペーン マネージャー 360 はブランド中立広告を送信しません。代わりに、Google アド マネージャーに配信可能なインプレッションを渡し、Google アド マネージャーが別の広告主の広告を配信します。
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レポートビルダー: 標準レポートで、ブランド中立広告とブランド中立クリエイティブのクリック数やインプレッション数を確認できます。レポートビルダーでは、クリエイティブ タイプにも広告タイプにも「ブランド中立」フィルタを追加できます。
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ベリフィケーション: リストに指定しているフラグ設定ドメインごとに、ブロックされたインプレッション数を確認できます(ブロックされたインプレッション数を表示するには、[概要] ページの [列] プルダウンで該当の項目を選択します)。ベータ版リリースの間は、ドメインに基づくブロックのみが行われます。現在、追加のブロック機能を開発中です。
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アクティブ ビューとイベントタグ(サポート対象外): アクティブ ビューとイベントタグは、ブランド中立コンテンツに対してはサポートされていません。このため、フラグ設定ドメインでのインプレッションについては、アクティブ ビュー指標を取得したりイベントタグを使ってベンダー向けの情報を記録したりすることはできません。
デフォルトでは、キャンペーン マネージャー 360 は透明ピクセルを送信します。つまり、ユーザーには何も表示されません。プレースメントは透明なため、ページの何もない部分と同じように表示されます。ユーザーからは、表示されていないコンテンツがあることもわかりません。
手数料
この機能を使って広告配信のベリフィケーションを行った場合、追加費用は発生しますか?広告をブロックしても費用が余分にかかることはありません。
はい。配信リクエストが発生すると配信料も発生します。ほとんどの広告タイプで配信リクエストは発生するため、それらの広告配信料が請求されることになります。ただし動画は例外で、ブロックされた動画インプレッションに対して費用は発生しません。また、広告をディスプレイ&ビデオ 360 経由でプログラマティック広告枠に配信している場合は、入札前に広告がブロックされるため、配信費用はかかりません。
これには動画の配信方法が関わっています。動画広告のブロックでは、サイト運営者は実際にはその広告を呼び出しません。つまり、サイト運営者による広告の呼び出しは行われず、配信リクエストも発生しないため、インプレッションはカウントされず、レポートにも「ブロックされた」インプレッションは表示されません。このため、広告配信料も発生しません。