検索広告 360 オーガニック検索のデータを確認する

レポートビルダーで、標準レポートにオーガニック検索のディメンションと指標を追加できるようになりました。これにより、オーガニック検索から発生したトラフィックとコンバージョンを把握できます。演算子を使って特定のキーワードでフィルタリングし、クエリの対象を絞り込むこともできます。検索広告 360 オーガニック検索の詳細を確認

オーガニック検索のデータは 2013 年 9 月 23日以降ご利用いただけます。

オーガニック検索のデータを有効にする

オーガニック検索のデータは、検索広告 360 のお客様にのみご利用いただけます。検索広告 360 がすでに有効になっているかどうかを確認するには、広告主レベルのレポートを実行します。表示されるレポートに「DART Search」という名前のデフォルトのキャンペーン（名前を変更した場合はその名前のキャンペーン）が含まれていれば、有効になっています。

検索広告 360 オーガニック検索では Floodlight タグを使用してコンバージョンをトラッキングします。ディスプレイ広告（キャンペーンマネージャー 360）と有料検索（検索広告 360）のトラフィックから重複データを除外するよう指定することもできます。検索広告 360 オーガニック検索を使用してオーガニック検索のデータについてレポートを作成するには、Floodlight を使用してコンバージョンをトラッキングしている必要があります。

また、次の権限を有効にすることも必要です。

アカウント単位: 検索広告 360 の有効化
ユーザー役割: 検索クエリの表示

オーガニック検索のデータを含むレポートを実行する

オーガニック検索のデータをレポートに追加するには:

レポートビルダーで新しいレポートを作成する際に、プルダウンから [標準] オプションを選択します。
レポートに表示するデータの量を制限する場合は、[フィルタの追加] をクリックして、フィルタ条件にするオーガニック検索のディメンションを選択します。レポートのヘッダーには、選択したフィルタ条件に一致する個々の検索結果のデータのほか、入力した語句と使用されたマッチタイプを列挙したメタデータも表示されます。オーガニック検索のディメンションによるフィルタリングに使用できるマッチタイプは以下のとおりです:
- 次と等しい: 入力した文字列と正確に一致する結果が表示されます。
- 次から始まる: 指定された文字列から始まるすべての結果が表示されます。
- 次を含む: 入力した文字列が含まれるすべての結果が表示されます。
- ワイルドカード: ワイルドカード（*）の位置に任意の文字を 0 個以上含む、入力した文字列と一致する結果が表示されます。
レポートに追加する指標とディメンションを選択します。使用可能なオーガニック検索のフィールドの全一覧については、下記をご覧ください。

すべてのディメンションと指標を自由に組み合わせられるわけではありません。オーガニック検索のディメンションと指標を含むレポートを実行するには、まず、デフォルトのディメンションと、標準レポートにデフォルトで表示されるディスプレイ広告のディメンション（インプレッション数、クリック数、クリック率）をすべて削除する必要があります。
（省略可）個別のアクティビティに対するオーガニック検索のデータを表示するには、追加するアクティビティとレポートに表示する指標を選択します。

アクティビティの指標を追加すると、レポートは同じデータで行と列が入れ替わったピボット表示になります。各列には、個々のアクティビティと指標の組み合わせが表示されます。
（省略可）レポートを実行するスケジュールを設定します。
[実行] または [保存] をクリックします。

検索広告 360 とキャンペーンマネージャー 360 のレポートの相違点

検索広告 360 とキャンペーンマネージャー 360 のレポート結果には、差異が生じることがあります。原因としては、検索広告 360 では、コンバージョンカウント、Floodlight 処理、アップロードされたキャンペーンマネージャー 360 のコンバージョンの更新に関する処理方法が異なることが考えられます。詳細については、検索広告 360 ヘルプセンターの検索広告 360 とキャンペーンマネージャー 360 でコンバージョンの統計情報が一致しない理由をご覧ください。

取得できるオーガニック検索のデータは、検索広告 360 に関連付けられている広告主に関するもののみです。検索広告 360 を利用していない広告主をレポートに含めた場合、検索広告 360 に関連付けられているディメンションでは、その広告主のデータは「未設定」と表示されます。

検索広告 360 オーガニック検索のデータを追加すると、同じレポート内で特定の他の項目が表示されなくなることがあります。地域ターゲティング、コンピュータシステムターゲティング、リッチメディア、その他のいくつかの機能は、検索広告 360 オーガニック検索ではご利用いただけません。

オーガニック検索のレポートに使用できるフィルタ、ディメンション、指標

オーガニック検索のフィルタ

オーガニック検索エンジンの国
オーガニック検索エンジンのプロパティ
オーガニック検索のランディングページ
オーガニック検索のランディングページのクエリ文字列
オーガニック検索の処理済みのランディングページ
オーガニック検索の処理済みランディングページのクエリ文字列
ナチュラル検索のクエリ

オーガニック検索のディメンション

オーガニック検索エンジンの国
オーガニック検索エンジンのプロパティ
オーガニック検索のランディングページ
オーガニック検索のランディングページのクエリ文字列
オーガニック検索の処理済みのランディングページ
オーガニック検索の処理済みランディングページのクエリ文字列
ナチュラル検索のクエリ

オーガニック検索の指標

オーガニック検索のクリック数

オーガニック検索のコンバージョン指標

オーガニック検索のアクション
オーガニック検索の収益
オーガニック検索のトランザクション
指標とディメンションの制限事項

すべてのディメンションと指標を自由に組み合わせられるわけではありません。次の表に、同じレポートに追加することができるオーガニック検索および標準のレポートディメンションと指標の種類について、概要を示します。

ディメンションの種類	組み合わせ可能な指標
標準のディスプレイ広告（広告主、日付）	すべて（ディスプレイ広告、有料検索広告、有料検索広告のコンバージョン、オーガニック検索のクリック数、オーガニック検索のコンバージョン）
オーガニック検索	オーガニック検索のクリック数、オーガニック検索のコンバージョン
コンバージョン（アクティビティ、アクティビティグループ）	コンバージョン、有料検索広告のコンバージョン、オーガニック検索のコンバージョン

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