クリエイティブを管理する

動画アセットを追加し配信ファイルを設定する

インストリーム動画クリエイティブ用のアセットを追加するには、キャンペーン マネージャー 360 に動画ファイルをアップロードするか、サイト運営者がホストする動画の URL を追加します。

インストリーム動画の設定をプレースメント レベルで使用してコンパニオン クリエイティブ、スキップボタンの有効化、トランスコードの設定を管理することで、プレースメントごとに同じ内容のクリエイティブを設定する作業を回避できます。

ステップ 1: インストリーム動画クリエイティブを作成する

はじめに、キャンペーン レベルまたは広告主レベルの [クリエイティブ] タブで新しいインストリーム動画クリエイティブを作成します。

  1. キャンペーンまたは広告主を開きます。
  2. [新規] > [インストリーム動画] をクリックします。
  3. [クリエイティブ名] に、クリエイティブの名前を入力します。このフィールドは空欄のままにすることもできます。その場合、アップロードした動画ファイルに基づく名前がキャンペーン マネージャー 360 によってクリエイティブに設定されます。

省略可

  • ユニバーサル広告 ID: 動画クリエイティブで使用する登録済みの識別子(業界全体で通用し、VAST タグに含められる識別子)を指定します。Ad-ID や Clearcast などのプロバイダから提供された ID を追加するか、キャンペーン マネージャー 360 が生成した ID を使用することができます。VAST 2.0 タグと VAST 3.0 タグの場合、この ID は <adID> ノードと、VAST 2.0 タグの Extensions ノードに表示されます。VAST 4.0 タグでは、<UniversalAdID> ノードに表示されます。
  • 説明: クリエイティブに関する任意のメモを入力できます。

デフォルトの動画広告について

キャンペーン内で最初の動画クリエイティブの場合

  • キャンペーンにインストリーム動画プレースメントが含まれる場合、キャンペーン マネージャー 360 では最初の動画クリエイティブの画面の向きごとにデフォルト広告が自動的に作成され、その広告がすべてのインストリーム プレースメントに割り当てられます。たとえば、キャンペーン向けに作成した最初の動画クリエイティブに縦向きと横向きの両方のアセットがある場合は、縦向きデフォルト広告と横向きデフォルト広告が生成されます。キャンペーン向けに作成した最初の動画クリエイティブがスクエア アセットの場合も、縦向きデフォルト広告と横向きデフォルト広告が生成されます。
  • デフォルト広告はターゲティングされません。この広告は、プレースメントに配信する広告が他にないときに配信されます。詳しくは、インストリーム動画の広告とプレースメントを設定するをご覧ください。
一括アップロード[新規] > [一括アップロード])を使用して複数の動画を一度にアップロードすることもできます。ただし、コンパニオン クリエイティブやサイト運営者がホストする URL は個別に追加する必要があります。

ステップ 2: 動画アセットを追加する

動画アセットが 1 つだけのクリエイティブを入稿する手順は下記のとおりです。同じクリエイティブ メッセージに対して複数のアセットを 1 つのインストリーム動画クリエイティブとして入稿したい場合は、動的なアセットの選択機能を使用します。

  1. インストリーム動画クリエイティブの [クリエイティブ アセット] で、[アセットを追加] をクリックし、動画ファイルを選択します。
    • 1 GB までのファイルを選択できます。
    • キャンペーン マネージャー 360 がアセットをできるだけ多くの配信ファイルにトランスコードできるように、可能な限り高精細度のソースファイルをアップロードするようにしてください。以下の要件を満たす高精細動画を使用することをおすすめします。

      動画:

      • サポートされているファイル形式: .avi、.mov、.mp4、.m4v、.mpeg、.mpg、.webm、.wmv
      • サイズ:
        • 横向き: 1280×720、1920×1080、1440×1080
        • 縦向き: 720×1280、1080×1920、1080×1440
        • スクエア: 720×720、1080×1080、1920×1920
      • アスペクト比:
        • 横向き: 16:9 または 4:3
        • 縦向き: 9:16 または 3:4
      • コーデック: H.264
      • フレームレート: 23.98 または 29.97
      • ビットレート: 20 Mbps 以上
      • 長さ: 15 秒または 30 秒
      • 最大ファイルサイズ: 1 GB
      • 黒いバー: 黒いバーは含まない
      • レターボックス: レターボックスなし

      音声

      • コーデック: PCM(推奨)または AAC
      • ビットレート: 192 Kbps 以上
      • ビット: 16 ビットまたは 24 ビットのみ
      • サンプルレート: 48 kHz
      • 音声設定: 必須
      • IAB US 仕様 -24LKFS +/- 2LKFS に準拠した音量(キャンペーン マネージャー 360 は -24 LKFS のターゲット音量に正規化します)
    • 動画アセットを指定せずに、サイト運営者がホストする動画の URL のみを指定する場合は、下記のこの手順の最後にお進みください。
    • VAST 4.0 タグには、アップロードしたソースアセットがメザニン ファイルとして組み込まれます。
    • コネクテッド TV デバイスに配信する動画の場合は、クリエイティブのサイズを 1920×1080 にすることをおすすめします。
  2. キャンペーン マネージャー 360 がアセットを処理できるように、クリエイティブを保存します。クリエイティブが保存されるまで、キャンペーン マネージャー 360 は処理を開始しません。
  3. キャンペーン マネージャー 360 によるアセットの処理が完了するのを待ちます。キャンペーン マネージャー 360 では、アップロードした動画アセットが仕様ライブラリの主なパブリッシャーの動画の要件を満たしているかどうかの検出、アセットの確認、一連の配信ファイルへのコード変換が行われるようになりました。その間、ページを離れて他の作業をすることもできます。他の作業を行っても処理が中断されることはありません。
    • 必要な配信ファイルのトランスコードが完了したと [処理状況] 列に表示されたら、次に進むことができます。
    • 問題が発生した場合は、下記のよくある質問をご覧ください。
  4. アップロードした動画アセットは、次のような各項目についてパブリッシャー仕様要件を満たしているかどうか確認されます。
    • フレームレート
    • アスペクト比
    • Kbps の範囲
    • ファイル形式
    • 必要なコード変換
    • 音量

      [インストリーム動画の設定] の [パブリッシャーの要件] タブでアセットのステータスを確認します。
      キャンペーンが仕様ライブラリのパブリッシャーに関連付けられている場合、キャンペーン マネージャー 360 は、示されたパブリッシャーの必要なコード変換に合うように、サイトとプレースメントのコード変換を自動的に切り替えます。これは必要に応じて、[インストリーム動画の設定] でサイトレベルまたはプレースメント レベルで変更できます。キャンペーンのサイトがディスプレイ&ビデオ 360 または The Trade Desk に関連付けられている場合は、サポートされているパブリッシャーのプレースメントの設定で、コード変換の要件を選択することもできます。
  5. 動画と一緒に含める配信ファイルを選択します。これは [配信ファイル] で行います。ファイルを含めるには、[配信に含める] の下で [オン] を選択します。
  6. 必要に応じてアセットを追加します。キャンペーン マネージャー 360 は、追加したアセットをすべて使用して配信ファイルを生成します。

    ファイルの再生時間についての注意:

    • アセットを追加する場合、すべてのアセットの再生時間がほぼ同じになるようにしてください。他のアセットと比べて 1 秒以上長いアセットや短いアセットは追加できません。再生時間の誤差は 1 秒未満である必要があります。
    • キャンペーン マネージャー 360 管理画面と VAST タグでは、再生時間が最も近い秒数に切り上げられます。たとえば、15.7 秒の動画アセットをアップロードした場合、キャンペーン マネージャー 360 管理画面と VAST タグでは 16 秒に切り上げられます。
    • クリエイティブをキャンペーン マネージャー 360 からディスプレイ&ビデオ 360 に同期すると、ディスプレイ&ビデオ 360 では再生時間について実際のファイルを確認します。ディスプレイ&ビデオ 360 ではキャンペーン マネージャー 360 管理画面や VAST タグで切り上げられた秒数は使用されません。たとえば 15.7 秒の動画アセットをキャンペーン マネージャー 360 にアップロードしてからディスプレイ&ビデオ 360 に読み込むと、ディスプレイ&ビデオ 360 での再生時間は 15.7 秒になります。

パブリッシャーがホストする動画の URL を追加する(省略可)

アカウントでサイト運営者がホストする動画が有効になっている場合は、動画プロパティの [サイト運営者がホストする動画] セクションにこのアセットタイプ用の URL を追加することもできます。サイト運営者がホストする URL を有効にする必要があれば、アカウント マネージャーにご連絡ください。

YouTube URL を追加する場合は、下記の YouTube 固有の手順に沿って設定してください。YouTube モバイル広告枠、または IMA SDK をサポートする別のサイトに広告を掲載する場合は、YouTube URL を使用できます。

サイト運営者がホストする通常の URL を指定する
  1. [URL を追加] をクリックして、サイト運営者がホストする動画の URL 全体を入力します。

  2. URL の横の列で、再生時間、幅、高さなどを確認します。この情報の編集や確認が必要かどうかは、動画のアセット数によります。

    アセットが複数かどうかを確認します。

    • 動画に URL を 1 つだけ指定していて、アセットが他にない場合: 動画に他の URL や配信ファイルを指定していない場合、上記の列は参考情報としてのみ使用します。

    • 動画に複数の URL または配信ファイルを指定している場合: サイト運営者がホストする動画ごとに、正しい幅、高さ、ビットレートを入力する必要があります。キャンペーン マネージャー 360 ではこの情報の確認は行われないため、クリエイティブ チームと協力して確認する必要があります。

      この情報が正しくないと、サイト運営者のシステムでこのサイズやビットレートと、インターネット接続速度やサイトの動画プレーヤーなどの要素を照らし合わせて、各インプレッションに最適な配信ファイルを決定できなくなります。サイト運営者が適切な配信ファイルを選択できるように、正確な情報を入力してください。

    キャンペーン マネージャー 360 では、最初に追加した URL に対して、幅、高さ、ビットレートのサンプル値が入力されます。このサンプル値は動画に基づくものではないため、動画に複数のアセットがある場合は、正しい情報に置き換える必要があります。

YouTube URL を指定する

最初に、以下の要件を満たしていることをご確認ください。

  • アカウント設定: アカウントでサイト運営者がホストする動画が有効になっていることを確認します。キャンペーン マネージャー 360 でインストリーム動画クリエイティブのいずれかを開いて、[サイト運営者がホストする URL] を確認します。この項目が表示されない場合は、アカウント マネージャーにご連絡ください。

  • サイト運営者によるサポート: YouTube.com 以外で YouTube URL を使用する予定であれば、サイト運営者が IMA SDK を使用し、VAST タグでの YouTube URL をサポートしていることを確認してください。YouTube URL は IMA SDK を使用するサイト(YouTube.com など)でのみ機能します。

手順

  1. YouTube URL を準備します。SSL(https://)を使用した標準形式の URL が必要です(例: https://www.youtube.com/watch?v=ABC1234de567f)。

    省略形(youtu.be など)は使用しないでください。

  2. キャンペーン マネージャー 360 でインストリーム動画を開き、[サイト運営者がホストする動画] に URL を追加します([URL を追加] をクリックします)。

  3. 動画の再生時間、幅、高さ、ビットレートを入力します。キャンペーン マネージャー 360 では、各列にサンプル値が表示されます。この値を削除して、正しい値を入力できます。サンプル値は YouTube URL に基づいたものではありません。

  4. [ファイル形式] 列で、ファイル形式を MP4 に設定します。

完了すると、YouTube の URL は次のようになります。

URL プレビュー 配信に含める 再生時間 ファイル形式 高さ ビットレート 配信
https://www.youtube.com/watch?v=ABC1234de567f はい 15 MP4 640 480 400 プログレッシブ

ステップ 3: 動画の設定を編集する

必要に応じて [動画の詳細] を編集します。この設定は、サイト運営者が VAST 3.0 と VAST 4.0 に準拠し、スキップ可能な広告枠を提供している場合にのみ使用できます。

  • スキップボタン: 動画でスキップボタンを使用する場合は、[スキップボタンを追加する] をオンにして、クリエイティブのタグにスキップ トラッキングを追加します。スキップボタンは動画にオーバーレイで表示され、クリックすると広告コンテンツをスキップできます。スキップボタンが表示されるのは 7 秒より長い動画のみです。ボタンのオーバーレイ表示は、サイト運営者の動画プレーヤーによって行われます。次のスキップ設定を使用することもできます。
    • スキップまでの再生時間: 動画の再生を開始してからスキップボタンを表示するまでの時間です。具体的な秒数で指定するか、動画の総再生時間に対するパーセンテージで指定します。この値は [スキップボタンを追加する] が有効になっている場合にのみ使用できます。
    • 課金までの再生時間: 動画の再生が課金対象となるまでの時間であり、この値はサイト運営者との契約に基づくものとなります。既定値の 30 秒を使用するか、具体的な秒数または動画の総再生時間に対するパーセンテージで指定します。
  • OBA アイコン: OBA(オンライン行動ターゲティング広告)自主規制プログラムに参加している場合は、このチェックボックスをオンにして OBA アイコン(別名: 広告配信オプション アイコン)を追加します。OBA アイコンが配信されるかどうかは、サイト運営者の動画プレーヤーに依存します。

    • リソース: OBA アイコン ファイルのリンクを入力します。キャンペーン マネージャー 360 では、画像と JavaScript のアイコンのみをサポートしています。
    • プログラム: アイコンがサポートする業界プログラムの名前(AdChoices など)を入力します。
    • サイズ: アイコンのサイズをピクセル単位で入力します。
    • 位置: プルダウンを使用して、アイコンをクリエイティブに配置する場所を選択します。位置を指定する場合は、[X、Y 座標] を選択し、正確な X と Y のピクセル値を入力してアイコンを配置します。
    • リンク先 URL: OBA プログラムの情報ページの URL を入力します。
    • クリック トラッキング URL: OBA アイコンのクリック数を記録するためのクリック トラッカー タグ URL を入力します。
    • ビュー トラッキング URL: OBA アイコンのビュー数を記録するためのインプレッション ピクセル URL を入力します。

QR コード トラッキングの設定を編集する(省略可)

QR コード トラッキングを有効にするには、[QR トラッキングを有効にする] を [オン] にします。サイト、クリック トラッカー プレースメント、クリック トラッカー広告は、QR コードを表す同じキャンペーンで自動的に生成されます。キャンペーン マネージャー 360 は、インスタンスごとに新しいクリック トラッカー広告とクリエイティブを生成します。

QR コードアセットをサードパーティ クリエイティブ プラットフォームのクリック トラッカー URL に関連付けて、セットアップを完了します。

この設定を [オフ ] に切り替えると、自動生成された広告の割り当てが解除され、アーカイブされます。

クリエイティブ ライブラリ内の動画の [クリエイティブ設定] に QR コードを追加することはできません。この操作は、一度に 1 つのキャンペーンに対してキャンペーン単位でのみ行うことができます。

キャンペーン マネージャー 360 は、インスタンスごとに新しいクリック トラッカー広告とクリエイティブを生成します。QR コードを含む動画クリエイティブを別のキャンペーンに割り当てると、QR コードのスキャンが正しくないプレースメントに割り当てられることになります。

ステップ 4: 動画をプレビューする

  1. クリエイティブのプロパティの上部にあるプレビュー ボタン をクリックします。キャンペーン マネージャー 360 の動画プレーヤーで対応する配信ファイルが選択され、動画が表示されます。ここでイベントを確認し、さまざまな解像度やサイズを試すことができます。
  2. 特定の配信ファイルをプレビューするには、[配信ファイル] でそのファイルの横にある [プレビュー] ボタンをクリックします。このウィンドウで配信ファイルを 1 つずつ順番に確認できます。ただし、イベントを確認したり各種プロパティを試したりすることはできません。
  3. メインのプレビューで特定の配信ファイルをプレビューする(イベント、各種プロパティなどを試して確認する)場合は、まずクリエイティブのプロパティの [配信に含める] の下で配信ファイルを [有効] に設定します。次に、他の配信ファイルをすべて [オフ] に設定します。これで、指定した配信ファイルがキャンペーン マネージャー 360 動画プレーヤーで使用されるようになります。最後に、クリエイティブのプロパティの上部にあるプレビュー ボタンをクリックします。

詳しくは、クリエイティブのプレビューについてのガイドをご覧ください。

次のステップ

クリエイティブを保存します。アセットのアップロードが終わったら、コンパニオン クリエイティブの設定、第三者 URL の設定、広告とプレースメントの割り当て、タグのテストを行います。

よくある質問

クリエイティブと一緒にどの配信ファイルを含める必要がありますか?

ファイルのすべてまたは一部を含めることができます。配信ファイルや URL を複数指定した場合、パブリッシャーのシステムでは、デバイスタイプ、接続速度、サイトの動画プレーヤーなどの要素に基づいて各インプレッションに最適なバージョンのアセットを選択できます。この場合ユーザーも、動画を表示する際に別の解像度設定を選択できます。

適切な配信ファイルを含めるには、サイト運営者との確認も必要です。サイト運営者の中には、サポートしていないトランスコードを使用したプリフェッチ タグを許可しない場合があるため、このようなトランスコードを無効にする必要があります。

トランスコードが完了したかどうかはどのようにわかりますか?

キャンペーン マネージャーでアセットの確認と配信ファイルへのトランスコードが完了するとすぐ、クリエイティブの画面が更新されます。この処理は通常は数分で完了します。1 時間以上かかっている場合は、アセットをもう一度アップロードしてみてください。必要であればサポートにお問い合わせください。

キャンペーン マネージャー 360 でアセットの確認とトランスコードを行うのはなぜですか?

ファイルをアップロードすると、キャンペーン マネージャー 360 は次の 2 つの方法でファイルを処理します。

  • アセットを検証して正常に動作することを確認し、必要に応じて、より効率の良いバージョンを生成します。
  • アセットをトランスコードして、特定のプレーヤーまたは帯域幅向けに設計された、形式とプロパティの異なるさまざまな代替バージョンを生成します。複数の代替バージョンがあることで、サイト運営者のシステムがインプレッションごとにアセットを選択する際の選択肢が増え、閲覧者の接続速度や画面サイズに合わせて適切なファイルを配信できるようになります。

[配信ファイル] で、すべてのファイルを確認できます。

自分のクリエイティブが準拠違反と見なされたのですが、理由を教えてください。

クリエイティブが準拠違反と見なされる理由には主に次のようなものがあります。

  • セキュアでない第三者 URL が使われている。
  • コンパニオン クリエイティブにセキュアでない URL が含まれている。

解決策: http で始まる URL を確認します。デベロッパーやベンダーにこうした URL のセキュア バージョンについて問い合わせます。セキュアな URL はまったく異なることがあり、http に単純に s を付けるだけではないケースがよくあります。なお、ランディング ページは遵守基準には影響せず、http で始まっていてもかまいません。

SSL への準拠についてご確認ください。

配信ファイルの進捗状況で「失敗」または「該当しない」と表示された場合

失敗

キャンペーン マネージャー 360 でアセットを処理できない場合や、特定の種類の配信ファイルを生成できない場合、[処理状況] 列に「失敗」と表示されます。

  • 元のファイルの処理が失敗した場合は、キャンペーン マネージャー 360 がファイルを検証できなかったか、ファイルの準備を完了できなかったことを意味します。アセットに問題がある可能性があるため、有効なファイルを使用していることを確認して再度アップロードしてください。

  • 他の配信ファイルの処理が失敗した場合は、キャンペーン マネージャー 360 が元のアセットを特定のバージョンにトランスコードできなかったことを意味します。その代替バージョンがクリエイティブの配信に必要な場合は、手動でアセットをトランスコードし、アップロードしてください(上にある [アセットを追加] をクリックします)。

該当しない

[処理状況] 列に「該当しない」と表示された場合、この行の解像度が高すぎます。アップロードしたファイルは、すでに解像度が最も高くなっているため、それ以上高い解像度のバージョンにトランスコードできません。この解像度の配信ファイルが必要な場合は、デベロッパーから取得する必要があります。

キャンペーン マネージャー 360 ではファイルはどのような形式にトランスコードされますか?

Google マーケティング プラットフォームでは、Video Ad Serving Template(VAST)仕様に沿って各種形式の動画クリエイティブが生成されます。

注: Google マーケティング プラットフォームでは、動画アセットはアスペクト比と画面の向きが同じで仕様がより低いレベルのファイルに変換されます。たとえば、アスペクト比 4:3 の横向きのソースファイルをアップロードした場合、そのファイルはキャンペーン マネージャー 360 によって同じアスペクト比 4:3 で横向きの、より低い仕様のファイルに変換されます。

横向きの変換

ファイル形式 解像度 動画ビットレート(kbps) オーディオ ビットレート(kbps)
3GPP 176 × 144 56 24
3GPP 320 × 240 192 32
MP4 480 × 270 400 64
MP4 640 × 360 400 96
MP4 640 x 360 1000 64
MP4 640 x 360 1500 128
MP4 640 × 480 400 96
MP4 720 × 600 720 96
MP4 854 × 480 720 128
MP4 960 × 540 1250 192
MP4 1024 × 576 1500 96
MP4 1280 × 720 2000 128
MP4 1920 × 1080 4000 128
MP4 ソース動画と一致 20000 192
M3U8 接続速度によって
異なります
接続速度によって
異なります
接続速度によって
異なります

縦方向のトランスコード

ファイル形式 解像度 動画ビットレート(kbps) オーディオ ビットレート(kbps)
3GPP 144 × 176 56 24
3GPP 240 × 320 192 32
MP4 270 × 480 400 64
MP4 360 × 640 400 96
MP4 360 × 640 1000 64
MP4 360 × 640 1500 128
MP4 480 × 640 400 96
MP4 600 × 720 720 96
MP4 480 × 854 720 128
MP4 540 × 960 1250 192
MP4 576 × 1024 1500 96
MP4 720 × 1280 2000 128
MP4 1080 × 1920 4000 128
MP4 ソース動画と一致 20000 192
M3U8 接続速度によって
異なります
接続速度によって
異なります
接続速度によって
異なります

スクエア トランスコード

ファイル形式 解像度 動画ビットレート(kbps) オーディオ ビットレート(kbps)
3GPP 176×176 42 24
3GPP 240×240 144 32
MP4 480×480 383 64
MP4 640×640 386 96
MP4 640×640 619 96
MP4 640×640 948 64
MP4 640×640 1459 128
MP4 720×720 695 96
MP4 854×854 1170 128
MP4 960 × 960 1250 192
MP4 1024×1024 1470 96
MP4 1080×1080 3076 128
MP4 1080×1080 19299 128
MP4 1920×1920 4096 128
M3U8 接続速度によって
異なります
接続速度によって
異なります
接続速度によって
異なります
M3U8 形式とはどのようなものですか?

M3U8 形式を使用すると、サイト運営者は動画のデータ区分ごとに多様な解像度やビットレートを選ぶことができます。この方法により、サイト運営者のシステムでは、ユーザーのインターネット接続速度に応じて解像度とビットレートを調整できます。

動画の再生中にユーザーの接続速度が下がると、サイト運営者のシステムは、ビットレートと解像度を下げて次のデータ区分を読み込むことができます。同様に、接続速度が上がると、サイト運営者のシステムは画質を上げて動画のデータ区分を読み込むことができます。

サイト運営者の仕様を満たすようにプレースメントを調整するにはどうすればよいですか?

既存のプレースメントをパブリッシャーの仕様に合うよう調整する(パブリッシャー固有のサイトで入稿していない場合を含む)には、次のように操作します。

  1. プレースメント設定を開きます。
  2. [動画のトランスコードの設定] を開きます。
  3. [プレースメントからトランスコードをコントロール] をオンにします。
  4. プルダウンからパブリッシャーを選択します。
  5. [保存] をクリックします。
トランスコードのオンとオフを切り替えるにはどのようにすればよいですか?

トランスコードのオンとオフを切り替える手順は次のとおりです。

  1. クリエイティブを開いて、下にスクロールし、[クリエイティブ アセット] > [配信ファイル] セクションを表示します。
  2. [配信に含める] に表示される各トランスコードのオンオフを切り替えます。
トランスコードを追加するにはどのようにすればよいですか?

希望する形式のファイルがキャンペーン マネージャー 360 で自動生成されなかった場合は、アセットを希望の形式に手動でトランスコードする必要があります。その場合は、[クリエイティブ アセット] > [アセット] で [アセットを追加] をクリックし、トランスコードしたアセットをソースファイルとしてクリエイティブにアップロードすると、希望の形式が追加されます。

パブリッシャー プロフィールがプレースメントに適用されている場合、トランスコードを変更できますか?

はい、その場合でも、個別のサイトまたはプレースメントでトランスコードをカスタマイズまたは手動で設定できます。追加するトランスコードのプルダウン選択が [何も選択されていません] に更新されます。

アセットがパブリッシャーの要件を満たしていない場合はどうなりますか?

アップロードした動画アセットが仕様ライブラリのパブリッシャーの要件を満たしていない場合は、クリエイティブ設定の [パブリッシャーの要件] の下に表示されます。クリエイティブが仕様ライブラリのパブリッシャーの要件を満たしていないが、パブリッシャーのキャンペーンに割り当てられている場合は、キャンペーン マネージャー 360 ではキャンペーン エクスプローラ ビューにアラートが表示されます。

仕様ライブラリを構成しているパブリッシャーを教えてください。
  • Hulu
  • NBC
  • CBS
  • VEVO
  • Discovery Inc.
  • Turner Broadcasting
  • Disney
  • FOX
  • Twitch
  • Univision
  • ABC
  • CW Network
  • NFL Enterprises LLC - NFL.com(IAB 仕様を使用)
  • Hearst Corporation
  • MLB.com
クリエイティブ URL を使用する以外の方法はありますか?

はい。VAST タグ内でメディア アセット ID <mediafile> を使用することで、ご自身のプラットフォームでメディア アセットが識別されるようになります。メディア アセット ID は、動画トランスコードごとに、動画 VAST タグの <mediafile> ノード内で固有の静的 ID を提供します。

WebM 形式はサポートされていますか?

WebM 形式を使用する動画ソースファイルはアップロードできますが、2022 年 1 月の時点では、ほとんどのパブリッシャーが WebM 形式をサポートしていないため、キャンペーン マネージャー 360 は動画を WebM 形式にトランスコードしません。

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