広告を管理する

広告のターゲットにオーディエンス リストを設定する

オーディエンス リストを使用すると、ウェブサイト上の特定のページにアクセスしたことがあるユーザーや、モバイル アプリケーションに対してなんらかの操作(モバイル デバイスへのアプリのインストールなど)を行ったことのあるユーザーを広告のターゲットにできます。また、こうしたユーザーのうc特定の一部や、結合リスト、除外リストをターゲットに設定する式を作成することもできます。たとえば、ウェブサイトでショッピング カートを放置したままのユーザーを広告のターゲットとする場合は、ショッピング カート ページにアクセスしたユーザーを広告のターゲットに設定しつつ、そのうち購入確認ページにもアクセスしたユーザーを除外指定することができます。1 つの商品を見て他の商品は見ていないユーザーをターゲットに設定することも可能です。

式のサイズ、つまり追加できる Floodlight アクティビティの数に制限はありません。他の広告主のオーディエンス リストを共有している場合は、そのリストをターゲティング式に含めることもできます。

キャンペーン マネージャー 360 では(ディスプレイ&ビデオ 360 とリンクされている場合)、類似ユーザーが利用可能と表示されることがありますが、ターゲットに設定することはできません。キャンペーン マネージャー 360 で選択した類似ユーザーにトラフィックは配信されません。

オーディエンスをターゲットに設定する
  1. [すべての広告主] タブで、キャンペーンを選択して、ターゲティングする広告を選択します。

  2. [ターゲティング] で、広告のプロパティ ページの下部にある [オーディエンス リスト] タブを展開します。

  3. ターゲティング ボックスで式の作成を始めます。ブール値を使用して高度な式を作成できます(下記のターゲティング式のタイプをご覧ください)。

  4. [チェック] をクリックして、構文が正しいことを確認します。エラーは赤で強調表示されます。エラーを修正しないとリストを保存できません。

    構文エラーはチェックツールで検証できますが、式内の論理エラー(例: List A AND NOT List A)は検証されません。
  5. [保存] をクリックします。

新しいリストをターゲットにして広告を配信できるようになるには、そのリストに 150 人以上のメンバーが追加される必要があります。既存のリストのターゲティング条件を変更すると数分以内に反映されます。

ターゲティング式のタイプ

オーディエンス ターゲティングを行う最も単純な方法は、1 つのリストのユーザーのみをターゲットにする方法です。他に、複数のリストのメンバーをターゲットに指定または除外する複雑な式を作成することもできます。複雑なオーディエンス ターゲティングの場合は、オーディエンス リストの名前、ブール演算子 andornot、かっこを組み合わせてブール式を作成できます。

たとえば、ホームページと購入手続きページの両方を訪問したユーザーにはある広告をターゲティングし(List A AND List B)、ホームページは訪問したものの購入手続きページには至らなかったユーザーには別の広告をターゲティングする(List A AND NOT List B)ことができます。

ターゲティング式の作成では、さまざまな異なるオプションを利用できます。

  • 基本のターゲティング: 単独のオーディエンスに直接ターゲティングします(List A)。ブール演算子は必要ありません。

  • 除外ターゲティング: NOT を使用するブール式を使って、特定のオーディエンスのメンバーではないユーザーをターゲットに設定します(NOT List A)。たとえばこの方法で、ページ上で商品を購入しなかったユーザーのみに広告を配信できます。

    除外ターゲティング式で使用されているリストを無効にした場合、その式ではすべてのユーザーをターゲットとすることになります。この理由は、広告サーバーでは、無効になったリストはメンバーが 1 人もいないものとして処理されるためです。この場合、すべてのユーザーがそのリストのメンバーでないものとみなされます。
  • 両立的ターゲティング: 指定されたリストのいずれかに含まれている場合、そのユーザーはターゲティングの対象になります(List A OR List B OR List C)。

  • 排他的ターゲティング: 次のような状況で使用できます。

    • どちらのリストにも含まれていなかったユーザーを除外する。
      • NOT (List A OR LIST B)
    • あるリストのメンバーを含めると同時に、もう一方のリストのメンバーとなっていたメンバーは除外する。
      • (List A AND NOT List B)
    • 両方のリストに含まれているユーザーのみを除外する。
      • NOT (List A AND List B)
      • (List A AND NOT List B) OR (List B AND NOT List A)
  • 結合ターゲティング: ユーザーがターゲットとなるには、指定されたすべてのリストに含まれている必要があります(List A AND List B AND List C)。ターゲティング条件の一部にしか該当しないユーザーは除外されます(たとえば、式が「List A AND List B」の場合、List A にのみ含まれているユーザーは除外されます)。

  • カスタム ユーザー セグメント: オーディエンスを作成するときにメンバーシップ条件としてカスタム Floodlight 変数を使用し、それらのカスタムリストのメンバーであるユーザーをターゲットに設定します。

役立つヒント

式を作成するときに役立つ機能や便利な方法をいくつかご紹介します。

  • 項目の横の [X] をクリックするとその項目を削除できます。

  • ある項目をクリックして選択し、別の項目をクリックすると、後からクリックした項目に置き換えることができます。たとえば、あるリストを別のリストに置き換えたり、式の中の AND を OR に置き換えたりできます。

  • 最後に行った編集を取り消すには、[元に戻す] をクリックします。

  • キーボード ショートカットを使用できます。矢印キーでターゲティング ペイン内を移動し、Delete キーまたは Backspace キーを使って式から項目を削除します。

  • 複数の項目を強調表示してからかっこのボタンをクリックすると、それらの項目をかっこで囲むことができます。

  • 片方のかっこを削除するともう片方も自動的に削除されます。かっこの片側だけ残ることはありません。

この情報は役に立ちましたか?

改善できる点がありましたらお聞かせください。

さらにサポートが必要な場合

次の手順をお試しください。

検索
検索をクリア
検索を終了
メインメニュー
13550357923525852516
true
ヘルプセンターを検索
true
true
true
true
true
69192
false
false