ここでは、キャンペーン マネージャー 360 へのアクセス権限をユーザー(サイト運営者やパートナーなど)に許可する場合によく発生する問題について説明します。
キャンペーン マネージャー 360 へのアクセス権限は、どのように付与するのですか?管理者権限を持っている場合は、キャンペーン マネージャー 360 にアクセスする必要がある人のユーザー プロフィールを作成できます。ユーザー プロフィールで、キャンペーン マネージャー 360 へのアクセス権限を付与し、そのユーザーにアクセスを許可する情報の種類を制限するフィルタを指定します。社内で誰が管理者権限を持っているか不明な場合は、部署の責任者の方にお問い合わせください。詳しくは、ユーザーのアクセス権限の設定方法をご覧ください。
キャンペーン マネージャー アカウントでユーザー プロファイルを設定する際にサポートが必要な場合は、アクティブな管理者に連絡してください。誰が管理者かわからない場合は、キャンペーン マネージャー 360 の担当者に、自身に代わってリクエストを送信するように依頼してください。これは、キャンペーン マネージャー 360 のサポートでは管理者の連絡先(メール アドレスなど)をお知らせすることができないためです。
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そのユーザーが、正しいキャンペーン マネージャー 360 アカウントにリンクされた正しいユーザー プロフィールでキャンペーン マネージャー 360 にアクセスしているかどうかを確認します。そのユーザーがデータを表示しようとしているアカウントとそのアカウント ID が正しく関連付けられているかどうか、指定されたプロフィール名を使用しているかどうかを確認してください。ユーザーには複数のキャンペーン マネージャー 360 アカウントへのアクセスが許可されていることが多いので、別のアカウントにログインしている場合や、別のユーザー プロフィールでログインしている場合がよくあります。そのような場合は、表示できるはずのデータを表示できません。
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ユーザー プロフィールの [フィルタ] タブを確認します。フィルタは、そのユーザー プロフィールでアクセスできる広告主、キャンペーン、サイト、ユーザー役割を制限します。
ユーザーがあるキャンペーンにアクセスする必要がある場合は、フィルタの [サイト] にそのキャンペーン内のサイトを登録するか、すべてのサイトへのアクセスを許可する必要があります。キャンペーンのサイト ID は、この欄のサイト ID と一致している必要があります。アクセス対象の広告主とキャンペーンに同じアクセス権限が付与されていることを確認してください。
(「ユーザー役割」フィルタは、ユーザー プロフィールに割り当てることができるユーザー役割を制限します。キャンペーン マネージャー 360 のアカウント レベルから、ユーザーロールごとに許可されるアクセスを確認するには、[管理] > [ユーザーロール] でユーザーロールを選択してください)
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[プロパティ] タブで、選択したユーザー役割を確認します。ユーザー役割には、各種のレポートを表示する権限が指定されています。フィルタではユーザーがアクセスできるキャンペーンを指定するのに対し、ユーザー役割ではキャンペーン内のさまざまな種類の情報へのアクセス権限を指定します。たとえば、ほとんどのユーザー役割ではリッチメディア レポートと Floodlight レポートを表示する権限が自動的には与えられません。必要であれば、権限を手動で追加する必要があります。
ユーザー役割の権限を変更すると、この役割を割り当てているすべてのユーザーのアクセス権に影響が生じます。そのため、たとえばユーザー役割で、あるユーザーにリッチメディア レポートの表示権限を与えると、そのユーザー役割を割り当てている他のユーザーもリッチメディア レポートを表示できるようになります。任意のユーザー 1 人だけに権限を与える場合は、カスタム ユーザー役割を作成します。
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ユーザー プロフィールが Google アカウントのメールアドレスにリンクされていることを確認します。Google 以外のメールアドレスでユーザー プロフィールを作成する場合は、その Google 以外のメールアドレスに招待メールが届きます。このメールには、ユーザー プロフィールを新規または既存の Google アカウントにリンクするための手順が記載されています。リンクした後、Google アカウントのユーザー名とパスワードを使用してログインすると、キャンペーン マネージャー 360 からのメールを Google アカウントのメールアドレスで受信できます。詳しくは、招待メールとアカウントのリンクの説明をご覧ください。
キャンペーン マネージャー 360 アカウントで [管理] > [ユーザー プロフィール] をクリックして、そのユーザーのユーザー プロフィールを選択します。ユーザー プロフィールが Google アカウントにリンクされていれば、[識別情報] に Google アカウントのメールが表示され、下部の [Google アカウントにリンク] がオンになります。
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ユーザー プロフィールが有効になっていることを確認します。それには、ユーザー プロフィールの [ステータス] を確認します。
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ユーザーに連絡し、招待メールが迷惑メール フォルダに入っていないかどうか確認してもらいます。招待メールが迷惑メールとして振り分けられている可能性もあります。
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[識別情報] に表示されているメールアドレスが正しいことを確認します。
別のユーザー プロフィールを作成し、メールアドレス欄に正しいメールアドレスを入力してください。Google アカウントのメールアドレスでユーザー プロフィールを作成すると、キャンペーン マネージャー 360 は自動的にユーザー プロフィールをそのメールアドレスにリンクします。現在のところ、ユーザー プロフィールのリンクを解除することはできないため、代わりに新しいユーザー プロフィールを作成する必要があります(将来的にはリンクを解除できるようにする予定です)。