第三者のトラッキング サービスとダイナミック タグ

ダイナミック タグは、ウェブサイトでのアクティビティをトラッキングする第三者ツールを統合し、コンバージョンが発生するとリアルタイムで第三者に通知できるようにするものです。ダイナミック タグを使用すると、Floodlight 対応のウェブページに動的に HTML コードを挿入できるため、第三者のトラッキング サービスを利用しやすく、関連コードを最新の状態に維持できます。特にアフィリエイト マーケティングの場合、ウェブサイトのサイト運営者は広告主の指定した方法で送信したコンバージョン数に基づいて支払いを受けるため、Floodlight は便利です。

注意事項

キャンペーン マネージャー 360 では、すべてのダイナミック タグで SSL を使用する必要があります。SSL 準拠のダイナミック タグの作成方法をご確認ください。

ダイナミック タグとして入力するコードは、お客様の責任で選択してください。このコードにより、掲載結果が影響を受けたりセキュリティ リスクが生まれたりする可能性があります。Google は、第三者サービスの掲載結果に対して責任を負いません。また、ダイナミック タグについて、潜在的なリスクがあるかどうかは検査されません。

ダイナミック タグとサイト運営者タグはアプリ内 Floodlight ではサポートされません。

ダイナミック タグのタイプ

ダイナミック タグには次の 2 つのタイプがあります。これらは Floodlight アクティビティのプロパティの一部として設定され、Floodlight タグの呼び出し時に動的に配信されます。

デフォルト タグ

デフォルトタグは、Floodlight タグの配信のたびに配信されます。たとえば、第三者のトラッキング サービスを使用する場合、デフォルトタグを使用してトラッキング コードを挿入できます。後でコードを変更する必要が生じても、ウェブサイトを変更する必要はありません。代わりに、キャンペーン マネージャー 360 で直接変更できます。

サイト運営者タグ

サイト運営者タグは特定のサイトに関連付けられます。サイトでのインプレッションやクリックがコンバージョンに貢献している場合、キャンペーン マネージャー 360 は、ユーザーが広告をクリックまたは表示したサイトに関連付けられているサイト運営者タグを配信します。

サイト運営者タグの一般的な用途として、サイト運営者サイトで広告がクリックされるか表示された結果として広告主サイトでコンバージョンが発生したときに毎回、サイト運営者に外部からの確認を提供する意味でこのタグが使用されます。アフィリエイト マーケティング モデルの場合、サイト運営者は広告主の指定した方法で送信したコンバージョン数を基に支払いを受けるため、この確認は特に重要です。

サイト運営者タグは、クリックスルー コンバージョン、ビュースルー コンバージョン、またはその両方に対して配信できます。サイト運営者タグが配信されるためには、指定された計測期間内にコンバージョンが発生する必要があります。

パブリッシャー タグと Floodlight アクティビティを関連付けるには:

  1. ピクセルを追加する Floodlight アクティビティに移動し、[ダイナミック タグ] セクションを開きます。

  2. [パブリッシャー タグ] > [新しいタグ] をクリックし、ピクセルを呼び出すサイトを探します。サイトをマークして、[サイトを選択] をクリックします。

  3. テキスト ボックスにタグのコードを追加します。

  4. 次のコンバージョン タイプのいずれかを選択します:

    • クリックスルー
    • ビュースルー
    • 両方
  5. [保存] をクリックして変更を保存します。

ダイナミック タグを有効にする

ダイナミック タグは、それぞれの広告主に対して [Floodlight 設定] タブで有効にします。

ダイナミック タグを配信するには、イメージタグではなく、Google タグまたは iframe タグを使用する必要があります。サイトで Google タグや iframe タグを実装できない場合は、代わりにタグの JavaScript バージョンを使用できます(JavaScript Floodlight タグの詳細についてご覧ください)。

ダイナミック タグの配信を停止する

ダイナミック タグの配信を停止するには複数の方法があります。

方法 1: アクティビティからダイナミック タグを削除する

1 つの Floodlight アクティビティのみでダイナミック タグの配信を停止する場合は、そのアクティビティのダイナミック タグを削除します。こうすると、Floodlight アクティビティは引き続き機能しますが、ダイナミック タグは配信されなくなります。タグの再設定は不要です。

方法 2: イメージタグでタグを再設定する

広告主のウェブページのタグをイメージタグに変更すると、ダイナミック タグの配信を停止できます。方法は次のとおりです。

  1. イメージタグを使用するように Floodlight アクティビティを設定します。

  2. イメージタグをウェブサイト管理者に送信して実装します。

アクティビティをイメージタグに変更しただけでは、ダイナミック タグの配信は停止しません。既存の Google タグや iframe タグでは引き続きダイナミック タグが配信されます。ダイナミック タグの配信を停止するには、イメージタグを使ってタグを再設定する必要があります。

方法 3: Google タグのダイナミック タグを無効にする

Google タグには allow_custom_scripts というパラメータがあります。このパラメータを true に設定すると、ダイナミック タグが有効になります。このフィールドの値は、関連付けられたキャンペーン マネージャー 360 の Floodlight アクティビティに指定されたダイナミック タグの設定よりも優先されます。イベント スニペットでダイナミック タグをサポートしない場合は、このフィールドを false に設定するか、イベント スニペットからこのフィールド自体を削除してください。

方法 4: Floodlight タグをすべて削除してダイナミック タグを停止する

すべてのウェブサイトから完全に Floodlight タグを削除する方法でも、ダイナミック タグを停止できます。この場合、ダイナミック タグだけでなく、Floodlight アクティビティ全体を停止することになります。

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