ブログの混合コンテンツを修正する

ブログで HTTPS をオンにした場合は、HTTPS で動作するようにブログのコンテンツを変更することをおすすめします。

混合コンテンツのエラーは、ウェブページが HTTPS 経由で最初の HTML コンテンツをダウンロードした後に、それに続くコンテンツ（画像、動画、スタイルシート、スクリプトなど）が安全でない HTTP 経由で読み込まれた場合に発生します。ブラウザでこのようなエラーが発生すると、ブログにおける HTTPS のセキュリティとユーザーエクスペリエンスが低下します。

混合コンテンツのエラーは、次の場所の HTML マークアップまたは JavaScript コンテンツが原因で発生することがあります。

テーマのソース
投稿やページのソース
ガジェットのソース

混合コンテンツのエラーについてブログを確認する

Chrome の最新版を使用します。

（省略可）ブログから Google 以外のガジェットをすべて削除します。
ブラウザで HTTPS を使用してブログにアクセスします。
ブラウザの上部で [表示] > [開発/管理] > [JavaScript コンソール] をクリックします。
次のような混合コンテンツのエラーを見つけます。
- “Mixed Content: The page at 'https://<your-blog>.blogspot.com/' was loaded over HTTPS, but requested an insecure script 'http://<some-url>/script.js'. This request has been blocked; the content must be served over HTTPS.”
- “Mixed Content: The page at 'https://<your-blog>.blogspot.com/' was loaded over HTTPS, but requested an insecure image 'http://<some-url>/image.jpg'. This content should also be served over HTTPS.”
表示中のブログのアドレスと、エラーメッセージに記載されている安全でない URL のリストを作成します。
（省略可）ブログにガジェットを 1 つずつ再度追加します。手順 2～5 を繰り返して、新たに発生した混合コンテンツのエラーを書き留めます。

ブログの各ページに個別にアクセスするようにしてください。エラーが表示されるのは表示中のページについてのみで、ブログ全体についてではありません。表示されたエラーを書き留め、同じ問題の URL が複数のブログページのエラーに表示されるかどうかについても確認します。

ブログの混合コンテンツのエラーを修正する

エラーが表示されるのが 1 ページのみの場合

混合コンテンツがいずれかのページまたは投稿のソース内に含まれていると考えられます。

ブログのダッシュボードで [投稿] または [ページ] をクリックします。
混合コンテンツを確認した際に作成したブログアドレスのリストを使用して該当する投稿またはページを見つけ、[編集] をクリックします。
左上の [HTML] をクリックします。
ブラウザ上部のその他アイコン [検索...] の順にクリックします。
「http://」を検索します。
HTML タグの属性内（特に <img>、<video>、<audio>、<script>、<link> タグの属性内）に HTTP の URL を見つけた場合は、「http://」を「https://」に変更します。
各 URL をブラウザの新しいウィンドウに入力して HTTPS 経由で配信されることを確認します。HTTP リンクでも HTTPS リンクでも同じ結果が返されれば、何も問題はありません。
右上の [公開]、[保存]、[更新] のいずれかをクリックします。なお、コンテンツにエラーがあると、エディタ画面にそのエラーが表示され、投稿またはページは保存されません。
ブログを再チェックし、混合コンテンツのエラーがなくなったことを確認します。

エラーが複数のページに表示される場合

混合コンテンツがいずれかのテーマのソース内に含まれていると考えられます。

ブログのダッシュボードで、[テーマ] をクリックします。
[HTML の編集] をクリックします。
テーマのコンテンツ欄をクリックし、Ctrl+F キー（Windows）または command+F キー（Mac）を押します。
「http://」を検索します。
HTML タグの属性内（特に <img>、<video>、<audio>、<script>、<link> タグの属性内）に HTTP の URL を見つけた場合は、「http://」を「https://」に変更します。
各 URL をブラウザの新しいウィンドウに入力して HTTPS 経由で配信されることを確認します。HTTP リンクでも HTTPS リンクでも同じ結果が返されれば、何も問題はありません。
[テーマを保存] をクリックします。
ブログを再チェックし、混合コンテンツのエラーがなくなったことを確認します。

それでもエラーが発生する場合は、ブログのガジェットが原因となっている可能性があります。Google 以外のガジェットを削除してブログの混合コンテンツを確認し、各ガジェットを再度追加して、混合コンテンツを含んでいるガジェットを特定します。

ガジェットが原因の混合コンテンツを修正するには:

ガジェットのマークアップまたはソースを確認します（確認可能な場合）。
ブログからガジェットを削除します。

さらにヘルプが必要な場合は、Blogger 公式フォーラム（英語）で同様の問題を検索するか、質問をご投稿ください。

Blogger の投稿エディタで複合コンテンツのエラーを回避する

Blogger HTML エディタで投稿やページ内の複合コンテンツを見つけることができます。

ブログで HTTPS をオンにします。
新しい投稿やページを作成するか、既存の投稿やページを編集して、Blogger エディタを開きます。
左上の [HTML] をタップまたはクリックします。
必要な変更を加えます。
右上の [公開]、[保存]、[更新] のいずれかをタップまたはクリックします。なお、コンテンツにエラーがあると、エディタ画面にそのエラーが表示され、投稿またはページは保存されません。

注: エラーを無視すると、投稿やページがそのままの状態で保存されます。ページを更新すると、また同じエラーが表示されます。