SSL 対応の広告を配信する

有効な SSL 証明書を使ってシームレスなユーザー エクスペリエンスを実現する
クリエイティブは SSL 対応である必要があります。

Google パートナーを通じて使用可能なすべての広告枠は、保護された接続(SSL)を使用し、SSL 対応のクリエイティブを要件としています。

詳しくは、SSL 導入ガイドをご覧ください。

認定バイヤーでは、セキュア ソケット レイヤー(SSL)で暗号化されたトラフィックがすべての広告枠で完全にサポートされています。SSL 広告枠では、最初の広告リクエスト以後、第三者への呼び出しで必ず SSL を使う必要があり、そうでない場合はブラウザに警告が表示されます。シームレスなユーザー エクスペリエンスを実現するには、認定バイヤーのすべての購入者が有効な SSL 証明書を取得する必要があります。

リアルタイム ビッダーで SSL 対応の広告を配信する

フィールド excluded_attribute の値 48 は、クリエイティブ属性 RichMediaAdsVendor: RichMediaCapabilityNonSSL を表します。入札リクエストでは次のように表記されます。

repeated int32 excluded_attribute = 48

このフィールドは、ディスプレイ広告とインストリーム動画広告の両方の入札リクエストに含まれます。

SSL 対応の広告で入札するには、フィールド attribute で値 47(RichMediaCapabilityType: RichMediaCapabilitySSL)を宣言します。入札レスポンスでは次のように表記します。

repeated int32 attribute = 47

  1. SSL 入札リクエストの解釈
    • フィールド excluded_attribute の値が 48 の場合、SSL 対応の広告を返す必要があります。
    • フィールド excluded_attribute の値が 48 でない場合、SSL 対応の広告でも、SSL 非対応の広告でも返すことができます。
  2. SSL クリエイティブでのレスポンス

要件

  • SSL 入札リクエストの受信を開始するには、認定バイヤーのアカウント チームに連絡して、アカウントの設定の更新を依頼します。

  • すべてのメディアと第三者のトラッキング URL は SSL 対応である必要があります。広告やトラッキングの呼び出しで https が使われていないと、その入札はオークションから除外され、スニペットは SSL 広告枠のオークションから除外されます。

  • 内容が同じでも、SSL 対応の広告と SSL 非対応の広告では別々の buyer_creative_id を使用してください。

    属性値 47(RichMediaCapabilityType: RichMediaCapabilitySSL)を使用すれば広告を一意に識別できますが、SSL 対応の広告と SSL 非対応の広告にはそれぞれ異なる buyer_creative_id を割り当てることをおすすめします。

    また、クリエイティブを区別できるよう、クリエイティブの名前にも SSL ステータスを含めることをおすすめします。

  • SSL 非対応のリクエストに SSL 対応の広告を返すことは可能で、その場合は通常どおりオークションにかけられます。

認定

クリエイティブのホストを第三者事業者に任せる場合、その事業者は SSL 認定を受けている必要があります。
  • 購入者が認定バイヤーの認定チームから認定を受けていないと、SSL 対応広告の配信は開始できません。
  • SSL 認定事業者については、認定バイヤー事業者リストをご覧ください。SSL 対応事業者の社名の横には「SSL」と表示されています。

クリエイティブの審査

  • SSL 対応と非対応のクリエイティブは別々に審査、承認を受けます。これら両方で同じ buyer_creative_id を使用できますが、その場合でも、属性値 47(RichMediaCapabilityType: RichMediaCapabilitySSL) によって SSL 対応と SSL 非対応が区別されます。

  • REST API を使ってクリエイティブを送信する場合は、SSL 対応と非対応のタグを別々に送信する必要があります。同じ buyer_creative_id を使用できますが、その場合、入札リクエストで属性値 47(RichMediaCapabilityType: RichMediaCapabilitySSL)を宣言する必要があります。

おすすめの方法

  • 多数の広告を送信する場合は、REST API を使用してください。

  • ご利用中のすべての事業者が SSL に対応していることを確認できるまでは、第三者のトラッキング URL の動的な挿入は控えてください。

  • SSL 導入の詳細については、SSL の導入に関するよくある質問をご覧ください。

SSL 導入ガイド

 

認定バイヤーで配信するクリエイティブは SSL 対応となっている必要があります。

認定バイヤーで購入できるすべてのパブリッシャー広告枠は、保護された接続(SSL)を使用し、SSL 対応のクリエイティブを要件としています。

 

このガイドでは、認定バイヤーで SSL 広告枠を利用するための手順を説明します。

すべての購入者向けの最初の手順

  • お客様自身の認定: Google の第三者配信(3PAS)認定チームからまだ連絡がない場合、またはテスト用パラメータや全体的な手順についてご質問がある場合は、3p-recert@google.com までお問い合わせください。
  • 事業者の認定: 認定バイヤーでの広告配信を依頼している事業者が SSL の認定を受けていることをご確認ください。Google では、ディスプレイ広告事業者と VAST 事業者の両方を認定しています。詳しくは、最新の認定バイヤー事業者リストをご覧ください。

RTB 購入者向けの情報

ビッダーの準備

SSL 広告枠の入札リクエストをビッダーで適切に解釈してレスポンスできるように準備します。具体的には、ビッダーのプラットフォームで次の項目を解釈できるようにします。

  1. SSL 入札リクエストの解釈

    フィールドの値 48 は、クリエイティブ属性 RichMediaAdsVendor: RichMediaCapabilityNonSSL を表します。入札リクエストでは次のように表記されます。

    repeated int32 excluded_attribute = 48
    • フィールド excluded_attribute の値が 48 の場合、SSL 対応の広告を返す必要があります。
    • フィールド excluded_attribute の値が 48 でない場合、SSL 対応の広告でも、SSL 非対応の広告でも返すことができます。

    このフィールドは、ディスプレイ広告とインストリーム動画広告の両方の入札リクエストに含まれます。

  2. SSL 対応広告でのレスポンス

    SSL 対応の広告で入札するには、入札レスポンスのフィールド attribute で、属性 47(RichMediaCapabilityType: RichMediaCapabilitySSL)を宣言します。入札レスポンスでは次のように表記します。

    repeated int32 attribute = 47

    次の点にご注意ください。

    • タグが常に SSL 対応となる場合(JavaScript やマクロを使い、すべての呼び出しを SSL 経由にするかどうか判断する場合など)、必ず SSL 対応のタグとして宣言してください。また、ビッダー側でタグの SSL 対応を切り替えるクリエイティブについては、SSL 対応として宣言しないでください。
    • 内容が同じでも、SSL 対応の広告と SSL 非対応の広告では別々の buyer_creative_id を使用してください。

      属性値 47(RichMediaCapabilityType: RichMediaCapabilitySSL)を使用すれば広告を一意に識別できますが、SSL 対応の広告と SSL 非対応の広告にはそれぞれ異なる buyer_creative_id を割り当てることをおすすめします。

      また、クリエイティブを区別できるよう、クリエイティブの名前にも SSL ステータスを含めることをおすすめします。

    • SSL 非対応のリクエストに SSL 対応の広告を返すことは可能で、その場合は通常どおりオークションにかけられます。

クリエイティブが SSL に完全に対応しているかどうかを見分ける方法

広告やトラッキングの呼び出しで https が使われていないと、その入札はオークションから除外され、スニペットが不承認となります。そのため、ご利用中のすべての事業者が SSL に対応していることを確認できるまでは、第三者のトラッキング URL の動的な挿入は控えてください。

https を利用するだけでは不十分で、ランディング ページの証明書も有効かつ最新でなければなりません。そうした情報を確認するには、Chrome ブラウザの鍵アイコンをクリックしてください。サイトの接続が安全かどうかを確認する方法について

地域ターゲティングを使用している場合: 使用するアセットに地域に関する制限が適用されていないことをご確認ください。こうした制限により検証システムでアセットを読み込めない場合、クリエイティブは SSL 対応とは見なされません。

動画クリエイティブの場合: <clickTracking> URL から SSL 非対応のランディング ページにリダイレクトしていないことをご確認ください。こうしたランディング ページにリダイレクトできるのは <ClickThrough> ノード内の URL だけです。<clickTracking> URL から SSL 非対応のランディング ページにリダイレクトしている場合、検証システムでクリエイティブは SSL 非対応と見なされます。

RTB プレターゲティングで SSL 広告枠を有効にする

SSL 広告枠を受信する各 PretargetingConfig では、RichMediaCapabilityNonSSL をターゲットに設定しないでください。RichMediaCapabilityNonSSL をターゲットに設定しなければ、その他のプレターゲティング条件に一致するすべての非 SSL 広告枠と SSL 広告枠を受信できます。RichMediaCapabilitySSL をターゲットにした場合も両方の広告枠が返されますが、その必要はありません。

重要な注意事項

  • すべての RTB クリエイティブについて SSL 対応を宣言する際は、ぜひ事前に小規模なテストを実施してください。

 

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