ネイティブ広告は、パブリッシャーのコンテンツのデザインや雰囲気に合わせて表示される広告です。認定バイヤーで使用するすべてのネイティブ広告フォーマットは、以下のガイドラインに準拠している必要があります。一部の要件はパブリッシャー側で対応するものですが、参考用に記載しています。
必須の広告要素
ネイティブ広告の必須要素には、フォーマットに応じて、広告帰属表示、AdChoices オーバーレイ、画像要素、テキスト要素などがあります。
広告帰属表示と AdChoices オーバーレイは、広告であることを明示するための機能で、ユーザーが広告をコンテンツと間違えないようにするために使用します。広告帰属表示と AdChoices オーバーレイの違いは次のとおりです。
1. 広告帰属表示
広告帰属表示はパブリッシャーが設定するもので、返される広告の要素には関連付けられません。
パブリッシャーは次の要件を満たす必要があります。
- 広告には必ず次のいずれかの属性を表示する必要があります。
- 「広告」または「広告掲載」
- 「広告」と記載したバッジ(高さ / 幅 15 px 以上)
2. AdChoices オーバーレイ
購入者が入札レスポンスで AdChoices URL を宣言すると、標準の AdChoices アイコンがネイティブ クリエイティブに追加され、この URL にリンクされます。入札レスポンスで AdChoices URL が宣言されていない場合、AdChoices アイコンは広告に表示されません。
画像要素
- パブリッシャーは画像を縮小することができます(ただし縦横比は変更不可)。
- パブリッシャーは、画像の幅または高さのいずれかのサイズを最大 20% 切り詰めることができます。その際は、両端から均等に切り詰めます。
画像のパディング
認定バイヤーでは、入札リクエストで指定されているアスペクト比と合わない画像にパディングが自動的に追加され、画像が歪まないように調整されます。追加されるパディングは常に灰色で、画像自体が切り取られることはありません。
アスペクト比と合わない画像が検出された場合、認定バイヤーで画像の URL が最大 24 時間キャッシュされます。購入者が適切なアスペクト比の画像と新しい画像 URL を再送信した場合、画像にパディングは追加されません。
テキスト要素
- 文字数制限を超えるテキスト アセットは、認定バイヤーまたはパブリッシャーで切り捨てられ、切り捨てられた部分が省略文字で示されることがあります。
- フォントサイズは、アプリ内の周囲の要素と一貫している必要があります。
ネイティブ広告フォーマットごとの必須要素
- アプリ インストール広告:
- 見出し
- アプリのアイコン
- 行動を促すフレーズ(CTA)
- コンテンツ広告:
- 見出し
- 本文
動画ネイティブ広告は VAST URL の形式で指定する必要があります。VAST URL は動画フィールドに追加されます。
コンテンツとの区別
パブリッシャーは、次のいずれかの方法により、広告と周囲のコンテンツを簡単に区別できるようにする必要があります。
- コンテンツと広告ではっきり異なる背景色を使用します。
- 広告の四辺すべてを明確な枠線で囲みます。
禁止事項
- 周囲のコンテンツのナビゲーション コントロールに見せかけた広告要素を使用することはできません。
- 広告帰属表示や広告ラベルを偽装することはできません。
その他のポリシー
- クリックに反応する部分は広告見出し、URL、CTA、画像アセットのみとします(「空白」の部分はクリックに反応しないようにします)。
- 広告の背景はクリックに反応しないようにします。パブリッシャーが画像要素を広告の背景として使用している場合は、その画像がクリックに反応しないようにする必要があります。
詳しくは、認定バイヤーで使用可能なネイティブ広告フォーマットをご確認ください。詳細なデベロッパー向けドキュメントについては、認定バイヤーのリアルタイム ビッダー(RTB)プロトコルをご確認ください。