スキップ可能補正がビッダーレベルの設定になりました。
ビッダーがスキップ可能補正を有効にすると、すべての子アカウントに適用されます。同様に、ビッダーがスキップ可能補正を無効にすると、すべての子アカウントに適用されます。
スキップ可能補正を有効にすると、ビッダーが設定した状態でスキップ可能な動画広告が表示されます。スキップ可能な設定が自動的に調整され、オークションから除外されることがなくなります。ビッダーが有効にした場合:
- スキップ不可の広告を要件とする広告枠(長編のインストリーム動画など): VAST レスポンスに
skip
イベントが含まれている場合でも、広告はスキップ不可としてレンダリングされます。 - スキップ可能な広告を要件とする広告枠(ほとんどのモバイル動画インタースティシャルなど): VAST レスポンスに
skip
イベントが含まれていない場合でも、広告はスキップ可能としてレンダリングされます。
入札リクエストのスキップ許可に基づくレンダリング
ビッダーがスキップ可能補正を有効にすると、レスポンスに skip
イベントが含まれているかどうかに関係なく、入札リクエストの video_ad_skippable
フィールドの値とクリエイティブの再生時間に基づいてレンダリングが行われます。
video_ad_skippable リクエストの値 |
skip イベントがレスポンスに含まれる |
結果 |
---|---|---|
REQUIRE_SKIPPABLE |
はい | [スキップ] ボタンが表示される |
いいえ | [スキップ] ボタンが表示される | |
BLOCK_SKIPPABLE |
はい | [スキップ] ボタンが表示されない |
いいえ | [スキップ] ボタンが表示されない | |
ALLOW_SKIPPABLE |
はい | スキップ可能な広告に許容される最大再生時間内である場合、[スキップ] ボタンが追加されます |
いいえ | スキップ不可の広告の最大再生時間を超えている場合、[スキップ] ボタンが追加されます |
スキップ可能な広告枠またはスキップ不可の広告枠で許容される最大再生時間を超えるクリエイティブは、スキップ可能設定に関係なく、オークションから除外されます。
スキップ可能な広告枠に入札する場合は、skip
イベントを含めます。スキップ可能イベントのトラッカーは、広告がスキップ可能な広告としてレンダリングされたときに常に動作します。トラッカーが含まれていない場合、広告がスキップ可能な広告としてレンダリングされたとしてもトラッキングは行われません。
スキップ可能な動画広告の詳細、デベロッパー向けドキュメント、リアルタイム ビッダー プロトコルの該当するスキップ可能フィールドをご確認ください。