クエリを定義する際に、レポートの表にディメンションを表示する方法を選ぶことができます。選択した表示方法によって、出力結果の詳細度が異なります。
レポート出力の表構造
階層表示(ツリー形式)の表にするか、フラット表示(スプレッドシート形式)の表示にするかを選択できます。それぞれの表で、各指標の掲載結果を詳しく分析できます。
目的の行を黄色でハイライト表示できるので、レポート グリッドの途中で見失うことなく情報を読み取れます。
表の列は、レポートを作成した後で並べ替えることができます。ディメンションの列を並べ替えると、その結果は指標の列を並べ替えた後も維持されます。たとえば、「国」ディメンションを昇順で表示するように並べ替えた後、「広告のクリック率」指標の列を降順で並べ替えた場合、「国」列の並べ替え結果の中で指標が並べ替えられます。
階層表示
ツリー形式の表はピボット テーブルとよく似ていて、データの詳細を表示できます。詳しく分析したい項目がある場合は、それに該当する指標(列の見出し)とデータ(行)を探します。データは表形式で、左から右、上から下に読むように配置されます。
ツリー形式の表では、ディメンションの階層をたどることができます。たとえば次のようになります。
- ディメンション: 取引 ID、曜日、クリエイティブ サイズをディメンションとして選択します。
- 表構造: 階層表示
- 指標: デフォルトの選択を維持
- レポートの出力: ディメンション列が取引 ID 別に分割表示されます。個々の取引 ID の下には、指定した期間内の各曜日が表示されます。各曜日の下には、すべてのクリエイティブ サイズが一覧表示されます。個々の行にある情報を読むか、最上位の行(この場合は取引 ID)の情報を読むことができます。
デフォルトでは、階層表示の表は展開された状態で表示されます。特定のデータを折りたたむには、その項目の右側にある [>] をクリックします。折りたたんだ状態のデータ行には、そのディメンションの概要や合計が表示されます。
フラット表示
スプレッドシートのような表で、すべてのレポートデータを単一行で確認できます。表にはレポートの内容が簡潔にまとめられています。ディメンションと指標は各列にすべて表示されます。
フラット表示の表は、平面的な表として表示されます。たとえば次のようになります。
- ディメンション: 取引 ID、曜日、クリエイティブ サイズをディメンションとして選択します。
- 表構造: フラット表示
- 指標: デフォルトの選択を維持
- レポートの出力: 選択したディメンションと指標は表の各列として表示され、最初の列を基準として昇順で並べ替えられます。その他の列は降順で表示され、個々の行の情報を読むことができます。