広告のリンク先 URL を宣言する

クリックスルー URL の使用に関するヒントとおすすめの方法を確認する

認定バイヤーのポリシーでは、購入者が管理画面とリアルタイム ビッダー(RTB)のどちらを使用する場合でも、予約するクリエイティブについてリンク先 URL を宣言することが定められています。*

管理画面からクリエイティブを配信する

第三者配信クリエイティブのみを使用してください

認定バイヤーでは、管理画面からアップロードした静止画像のホスティングを終了しました。すべてのクリエイティブに第三者配信広告を使用してください。

リアルタイム ビッダー(RTB)からクリエイティブを配信する

正確なリンク先 URL を入札レスポンスで宣言してください。宣言するランディング ページは、完全に機能し、AdsBot によるクロールが可能なページである必要があります。ランディング ページを確実にクロール可能にするには、robots.txt ファイルに次の行を追加します。

User-agent: AdsBot-Google

Disallow:

このクローラでは、ランディング ページが広告掲載のポリシーに準拠しているかどうかのみが確認されます。

RTB の入札レスポンスに含まれる HTML スニペットは、それぞれ固有の単一クリエイティブにレンダリングされる必要があり、リンク先 URL も宣言されている必要があります。このリンク先 URL は、関連付けられたクリエイティブと照合されます。この HTML スニペットは、類似のクリエイティブが不承認となるのを防ぐために、該当のインプレッションの発生から少なくとも 4 日間はレンダリングされる必要があります。

ダイナミック クリエイティブとリンク先 URL の宣言

ダイナミック クリエイティブは通常、ターゲティングとユーザーのパラメータに基づき、複数の画像要素とテキスト要素をリアルタイムに組み合わせて作成されます。これにより、ユーザーごとに最も効果的な広告を表示できます。たとえばクリエイティブの作成時に、動的なリンク先 URL を挿入して各パターンの効果を比較したり、複数のリンク先 URL を挿入してユーザーの操作ごとに異なるランディング ページを表示したりできます。

認定バイヤーでは、すべてのクリエイティブにリンク先 URL を宣言することが要件となっています。これは、特定の機能(広告主および広告主カテゴリのブロックなど)を使用できるようにするため、またランディング ページの品質管理(不適切なコンテンツのスキャン)を徹底するために必要です。ダイナミック クリエイティブに関しては、リンク先 URL をすべて宣言できるとは限りません。そのため、認定バイヤーでは購入者が使用できるダイナミック クリエイティブを単一のルートドメインの広告主のものに限定し、その広告主のページをランディング ページとして宣言するよう定めています。

例 1: 広告主「booksforsaletoday.com」は、時間帯に応じて別の書籍を宣伝するダイナミック クリエイティブを使用しています。宣伝する書籍が変わると、表示されるランディング ページも変わります。書籍 1 のランディング ページは「booksforsaletoday.com/book」、書籍 2 のランディング ページは「booksforsaletoday.com/book2」です。このシナリオの場合、クリエイティブは認定バイヤーで配信可能です。宣言する URL は、「booksforsaletoday.com」となります。

例 2: ある企業が、お見合いサイトとニュースサイトを別々のドメイン「ourdatingsite.com」と「ournewssite.com」で運営しています。マーケティング担当者は、時間帯に応じて 2 つの宣伝を切り替えるダイナミック クリエイティブを作成したいと考えています。このシナリオの場合、ダイナミック クリエイティブは配信できません。代わりに、マーケティング担当者は 2 種類のクリエイティブを用意し、管理画面で 2 つの異なる広告としてターゲティングするか、リアルタイム ビッダーを通じて適切なクリエイティブを返す必要があります。

例 3: ある広告主の広告に、複数のソーシャル ネットワーク(Facebook、Pinterest、Twitter)のボタンがあり、それぞれのボタンを押してコンテンツを共有できるとします。これらのボタンにはそれぞれ対応するリンク先 URL を設定し、宣言する必要があります。これらのドメインは、直接リソースを読み込むためのものではなく、ユーザーが選択して移動するための単なるリンクです。

リンク先 URL は 12〜2,048 文字で指定します。数値の IP アドレスは使用できません。

入札レスポンスの click_through_url と REST API のリンク先 URL で同じトップレベル ドメイン(TLD)が使用されている場合は、その後のパスが異なっていても、新しいクリエイティブは作成されません。

 

Google がランディング ページをクロールできない理由:

  • ページが見つかりません(404 エラー): 指定された URL が間違っています。
  • URL が無効です: URL に無効な文字が含まれているか、リンクの形式が無効です。
  • ページには認証が必要です: URL が認証プロトコルによって保護されています。
  • ホスト名を解決できません: サーバーのホスト名を IP アドレスに解決できませんでした。
  • プライベート IP: ウェブサイトのホストが、ファイアウォールまたはルーターで保護された環境にあります。
  • ページの読み込みがタイムアウトしました: サーバーからページが返されるまでに時間がかかりすぎたため、タイムアウトしました。
  • 地域ブロック: サーバー側の一部の地域でランディング ページがブロックされています。
  • 転送やリダイレクトの数が多すぎます: ランディング ページのリダイレクト数は 10 未満である必要があります。ウェブ担当者にリダイレクトの数を減らしてもらってください。詳しくは、ウェブ転送についての説明をご覧ください。
  • ページ コンテンツ: ランディング ページの検索エンジンで、ページの読み込み時に結果が返されませんでした。ランディング ページでサイト内検索が開始される場合は、その検索エンジンで必ず結果が返されるようにしてください。結果が返されない場合は、クローラで無効なページと見なされる可能性があります。サイトのウェブ担当者に連絡し、エラーページや「一致する結果がありません」といったメッセージを表示する代わりに、デフォルトの検索結果を返すよう修正を依頼してください。
  • URL 構文: ランディング ページ URL にポンド記号「£」が含まれています。認定バイヤーのシステムでは、ポンド記号を含む URL を処理できません。URL からポンド記号を削除するか、別のランディング ページを使用してください。

おすすめの方法

  • ランディング ページを更新して有効な URL を指定します。

  • ランディング ページが公開されていることを確認します。

  • ログイン、ファイアウォール、ルーターによって保護されているページをランディング ページとして使用しないようにします。

  • ランディング ページの robots.txt ファイルで Googlebot や Google Adsbot によるクロールが許可されていることを確認します。

  • ランディング ページにテキストが含まれ、画像のみのページになっていないことを確認します。

ページがクロール可能かどうかを調べるには、検索エンジンでそのページを検索してみてください。次に、robots.txt ファイルを使用しているかどうかを確認し、使用している場合は、Googlebot や Google Adsbot クローラを許可しないよう指定している行があれば削除します。robots.txt の仕様

* 状況に応じてログインが必要となるサイトのリンク先 URL を宣言する場合は、ログインせずに誰もがアクセスできるページをランディング ページとして使用してください。

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