認定バイヤー(AB)とデマンドサイド プラットフォーム(DSP)では請求対象インプレッション数のカウント方法が異なるため、プログラマティック保証型(PG)取引のごく一部は AB で完全には配信されません。
問題のある取引を特定するには、RTB Troubleshooting API を使用して「請求対象インプレッション数」を取得し、AB のレポートと DSP のレポートを比較して差異の大きい取引を確認します。請求対象インプレッション数は、購入者様への請求の基準となる、最終的な収益化インプレッション数です。
ステップ 1
当該アカウント ID のアカウントで、bidders.accounts.filterSets.create を使用して、以下のフィルタセットを作成します
- リクエストの本文に
ownerName
、isTransient
、filterSet
を次の例のとおり指定します。
例
|
フィルタセットを短期的に使用し、長く残す予定がない場合は、isTransient
を true に設定します。
2. フィルタセットでフィルタする dealId
を指定します。
3. relativeDateRange
を指定します(30 日間まで)。
4.timeSeriesGranularity
を使用して、結果を時間または日単位で分割します。
5. 作成したフィルタセットの名前を記録します。
ステップ 2
bidders.accounts.filterSets.bidMetrics.list を使用して、請求対象インプレッション数を含む、入札に関する指標を照会します。
- ステップ 1 で作成した
filterSet
の名前を入力します。たとえば、bidders/48446606/filterSets/12345
のような形式です。必要に応じてページサイズを指定します。 - 入札に関する指標は、
timeSeriesGranularity
を指定しない場合は 1 行で表示され、指定した場合は時間または日単位で分割した値が複数の行で表示されます。
たとえば、ステップ 1 で作成した filterSet
を使用し、pageSize
を 2 とした場合、レスポンスは次のようになります。
例
bid_metrics_rows {
bids {
value: 43731
}
bids_in_auction {
value: 43731
}
impressions_won {
value: 34369
}
billed_impressions {
value: 31823
}
measurable_impressions {
value: 31580
}
viewable_impressions {
value: 22820
}
row_dimensions {
time_interval {
start_time {
seconds: 1627023600
}
end_time {
seconds: 1627027200
}
}
}
reached_queries {
value: 34646
}
}
bid_metrics_rows {
bids {
value: 37903
}
bids_in_auction {
value: 37903
}
impressions_won {
value: 30041
}
billed_impressions {
value: 27974
}
measurable_impressions {
value: 27747
}
viewable_impressions {
value: 20026
}
row_dimensions {
time_interval {
start_time {
seconds: 1627027200
}
end_time {
seconds: 1627030800
}
}
}
reached_queries {
value: 30329
}
}
next_page_token: "CAoQwJODrfuI8gIYvdPy4IyJ8gI="
bid_metrics_rows
はそれぞれ time_interval で指定した時間または日単位で集計した指標を表します。次ページの結果を取得するには、next_page_token
を使用します。