仕様と要件
認定バイヤーの管理画面やリアルタイム ビッダーを使用してインストリーム動画広告枠を購入するには、認定動画ベンダーを使用して動画広告のホストと配信を行う必要があります。
動画広告はすべて VAST 標準規格(バージョン 2.0 以上)と認定バイヤーのポリシーに準拠している必要があります。ディスプレイ広告の認定をすでに受けている技術も、改めて認定を受ける必要があります。
動画広告の審査プロセスはディスプレイの場合と同じです(リアルタイム ビッダー広告は、承認プロセスに合格すると配信可能になります。多くの場合、審査は 24 時間以内に行われます)。詳しくは広告の承認プロセスをご覧ください。
動画のインプレッションは、動画の最初のフレームが読み込まれた時点でカウントされます。Flash と HTML5 IMA SDK のどちらも、広告の読み込みに 8 秒以上かかるとタイムアウトになります。Ad Exchange では、広告が適切に読み込まれない場合、購入者がオークションでそのインプレッションを落札していたとしても、インプレッションの料金は請求されません。
動画広告の制限機能によって動画広告の再生率やエラー率が監視され、問題のある動画広告がインプレッションとしてカウントされないようになっています。詳しくは動画広告の制限に関する記事をご覧ください。
動画の視認性を測定するには、入札者または代理店の広告サーバーで、以下に示す動画視認性の VAST 拡張機能を追加できなければなりません。
VAST 応答の <Extensions>
要素に、インラインまたはラッパーのいずれかの方法で、2 つの決まったトラッカーを追加します。サンプルの VAST 応答では、<Extensions>
要素内に以下のような <Extension>
要素が含まれています。この中のプレースホルダ <!-- http://tracking.url.com -->
は、お客様のレポート システムで生成される実際のトラッキング URL に置き換えてください(コメントのコードも削除する必要があります)。
<Extension type="activeview">
<CustomTracking>
<Tracking event="viewable_impression">
<![CDATA[
<!-- http://tracking.url.com -->
]]>
</Tracking>
<Tracking event="measurable_impression">
<![CDATA[
<!-- !http://tracking.url.com -->
]]>
</Tracking>
</CustomTracking>
</Extension>
動画広告では、表示回数をはじめ、再生、動画のクリック、ミュート、ミュート解除、再生の完了、再生時間、再生完了率(25%、50%、75%)、展開、折りたたみ、一時停止、再開、巻き戻しなどの情報を追跡できます。
動画に関するデータを追跡するには、Ad Exchange 認定事業者をご利用いただく必要があります。
認定バイヤーでの第三者広告配信の認定については、第三者広告配信の認定に関するページをご覧ください。
認定バイヤーでの第三者広告配信の認定については、第三者広告配信の認定に関するページをご覧ください。
サポートされている機能とターゲット設定オプション
コンパニオン広告は管理画面で設定できます。この広告は、コンパニオン スロットが利用可能な場合にのみ配信されます。管理画面では、適切な広告サイズが事前に読み込まれて表示されます。確認時にコンパニオン広告が広告の宣言に含まれていれば、RTB でもコンパニオン広告を配信することができます。詳しくは REST API をご覧ください。
インストリームのインプレッション発生時に毎回コンパニオン スロットが表示されるわけではないため、コンパニオン広告が必ず配信されるとは保証されません。
Google ディスプレイ ネットワーク(GDN)に参加するパブリッシャーは、13 歳以上を対象とした一般向けのコンテンツを用意するよう要件付けられています。
Google ディスプレイ ネットワークのすべてのパブリッシャーは、AdSense ウェブマスター ガイドラインを遵守する必要があります。また、IMA SDK を使用して、ポリシー遵守の状況を Google で確認できるようにする必要があります。Google では、GDN の場合と同じように自動シグナルと手動の検査によってポリシーの遵守が保たれるようにしています。