クイック スタート: Google フォームを使用して初めてのアプリと自動化を構築する

これは、Google フォームを使用してアプリの作成と自動化機能の構築を行う機能のベータ版リリースです。機能リリースを追跡、管理するをご覧ください。ベータ版のサービスは、テスト環境のみで使用することを前提としています。本番環境用アプリでのご利用はおすすめしません。 この機能について質問がある場合やサポートが必要な場合は、AppSheet サポートにお問い合わせください。

Google Workspace を利用されている場合は、Google フォームの使用に Google Workspace 利用規約が適用されます。それ以外の場合は、Google 利用規約をご覧ください。

 このクイック スタートでは、Google フォームを使用して、出張申請の承認ワークフローに基づく、あなたの初めてのアプリを構築します。Google フォームのフォームを使用してアプリを作成し、出張の承認を求めるフォームに回答があったときにメール通知を送信する新しい自動化フローを構築します。

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Google フォームを使用して初めての自動化を作成するには、次の手順を行います。

1. Google フォームを使用してフォームを作成する。
2. フォームを使用してアプリを作成する。
3. フォームを使用して自動化を構築する。
4. 自動化をテストする。

Google フォームを使用してフォームを作成する

Google フォームを使用してシンプルなフォームを作成します。Google フォームの使い方をご覧ください。

例として、このクイック スタートでは、次の Travel Request フォームを使用します。しかし、これに完全に一致させる必要はありません。

次のステップでは、作成したフォームを使用してアプリを作成します。

フォームを使用してアプリを作成する

Travel Request フォームを使用してアプリを作成するには:

1. AppSheet にログインします。
   [My Apps] ページが表示されます。
2. [Create] > [App] > [Start with existing data] を選択します。
   
   
   
   [Create a new app] ダイアログが表示されます。
3. [App name] に「Travel Approval」と入力し、[Choose your data] をクリックします。
   
   
   
   [Select data source] ダイアログが表示されます。
4. [Google Forms] をクリックします。
   
   
   
   [Select a file] ダイアログが表示されます。
5. Travel Request フォームに移動し、[Select] をクリックします。
   新しい Travel Approval アプリが作成され、AppSheet アプリエディタで開かれます。デフォルトでは、ラーニング センターが表示されます。
    
   [Try it out!] ダイアログが表示される場合は、[Customize with AppSheet] をクリックして閉じます。
6. アプリエディタの左側のナビゲーション バーで [Data]  をクリックします。
   
   
   
   Google フォームのフォームを使用してアプリを作成すると、次に示すように、フォームによって収集される回答を保存するための読み取り専用のテーブル（この場合は Travel Request）が追加されます。
   
   テーブルのコンテンツは異なる可能性があります。テーブル列はフォームのフィールドに基づきます。
7. 

次のステップでは、Google フォームの Travel Request フォームを使用して自動化を構築します。

フォームを使用して自動化を構築する

このステップでは、出張申請の承認フローをトリガーするフォームを使用して自動化を構築します。具体的には、承認者にメールを送信する bot の作成方法について説明します。

Travel Request フォームを使用して自動化を構築するには:

1.  アプリエディタで [Automation] に移動します。
   
   
2. [Bots] ペインの上部ヘッダーにある [+] をクリックします。
   
   
3. [Add a new bot] ダイアログで、[Create a new bot] をクリックします。
   
   
   
   新しい空の bot が作成され、アプリエディタの中央ペインに表示されます。
4. bot の名前を編集します。
   1. 左側のナビゲーション パネルで [New Bot] にカーソルを合わせます。
   2. その他アイコン > [Rename] を選択します。
      
      
       
   3. bot の名前を「Travel request approval」に変更し、Enter キーを押します。
5. 中央ペインの新しい bot フローで、[Configure event] をクリックします。
   
   
6. [Event name] に「Travel request form submitted」と入力し、[Create a custom event] をクリックします。

   

   アプリエディタの右側に [Settings] ペインが開きます。

   候補リストの中から [A new form response is submitted to Travel Request] を選択して、イベントの一部を自動的に設定することもできます。ただし、このチュートリアルでは手動でイベントを設定する方法について説明します。詳細については、アプリエディタの候補リストをご覧ください。
7. 次のようにイベントを設定します。
   • [Event source] プルダウンで、[Forms (Beta)] を選択します。
     新しい回答が自動的に選択されます。
   • [Form] のプルダウンで、[Travel Request] を選択します（すでに選択されているはずです）。
   [Settings] は次のようになります。
   
   
8. 中央ペインの bot フローで、[+ Add a step] をクリックします。
   
   
9. [Step name] に「Email approver」と入力し、[Create a custom step] をクリックします。
   
   
   
   Email approver タスクが追加され、構成設定が右側のペインに表示されます。
10. 右側のペインで、タスクの構成設定を次のように編集します。
    1. タスクの種類を [Send an email] のままにします。
    2. [Email Type] で、[Custom template] をクリックします。
    3. テーブルが [Travel Request] に設定されます。
    4. [To] フィールドで [Add] をクリックし、メールアドレス（テスト用）を入力します。
    5. [Email Subject] フィールドに、「Travel request to <<[Destination]>> by <<[Name]>>」と入力します。
       <<[Destination]>> と <<[Name]>> は、申請者の回答からテーブルに格納された列データを参照する変数です。
    6. [Email Body] フィールドはデフォルトのコンテンツのままにします。 
       デフォルトでは、[Email Body] には申請者の回答（追加された行）のデータ値が含まれます。
    [Settings] は次のようになります。
    
    
11. [Save] をクリックしてアプリを保存します。
    
    

 次のような警告メッセージが表示されます。

現時点では、このメッセージは無視して構いません。テスト メッセージはすべてアプリのオーナーに送信されるため、自動化をテストするためにアプリをデプロイする必要はありません。

次に、自動化をテストします。

自動化をテストする

自動化をテストするには:

1. Travel Request フォームを自分自身に送信して回答を送信します。
2. 「Travel request to destination by name」というタイトルのメールが届いているか確認します。ここで、destination はフォームで指定された訪問先と一致し、name はフォームで指定された名前と一致します。

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お疲れ様でした。Google フォームを使用して初めてのアプリと自動化を構築しました。

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