アプリ作成用の Geminiでは、説明 ビジネス プロセスやアイデアを自然言語で記述します。
たとえば、施設の検査を管理するアプリを作成するのに、Gemini にその内容の説明を与えます。次の図に示すように、Gemini がアプリの構造を返します。これを見直して必要に応じて編集し、検査アプリを作成できます。
以降のセクションでは、Gemini for App Creation を使用してアプリを作成する方法について説明します。
- アプリ作成用に Gemini にアクセスする
- ステップ 1: アプリのアイデアやプロセスを記述する
- ステップ 2: アプリの構造を見直して編集する
- ステップ 3: アプリを作成してカスタマイズする
- 次のステップ
Gemini in AppSheet のよくある質問もご覧ください。
アプリ作成用に Gemini にアクセスする
アプリ作成用の Gemini にアクセスするには:
- [My Apps] にアクセスします。
- AppSheet にログインします。[My Apps] がデフォルトで表示されます。
- 上部のナビゲーションにある [My Apps] をクリックします。
- アカウント プロファイルのプルダウンから [My Apps] を選択します。
[My Apps] ページの詳細については、My Apps ページを確認するをご覧ください。
-
[+ Create] > [App] > [Start with Gemini] をクリックします。
Gemini によるチャットのインターフェースが開きます。
Gemini for App Creation を使用して、次の 3 つのステップでアプリを作成します。
ステップ 1: アプリのアイデアやプロセスを記述する
Gemini プロンプトで、次のうちいずれかの操作を実行し、Enter キーを押します。
- アプリのアイデアやプロセスを記述します。説明(プロンプト)に、できるだけ詳しい情報を記述します。
- 提供されているサンプル プロントのいずれかをクリックすると、プロンプトが自動入力されます。
Gemini は、テーブルとテーブルに関連する列を含む、アプリで管理されるデータをまとめたアプリの構造で応答します。
シンプルな施設の検査の例を使ってみましょう。
この例では、Gemini は次のことを実行しました。
-
Inspectors、Reports、Inspections、Facilitiesというテーブルを作成してデータを記録しました(スプレッドシートのタブと同様)。 - 各テーブルの後に表示される列を作成しました。これはテーブルの各行を説明する属性です。たとえば、Inspections テーブルには
Id、Facility Id、Inspector Id、Date、Status、Report Idという列があります。 -
テーブル間にリンクを追加しました。たとえば、次の図に示すように、
Inspectionsテーブルでは、Facilty Id列とInspector Id列はそれぞれFacilitiesテーブルとInspectorsテーブルのName列にリンクします。
次の図は、Inspections テーブルのレコードをアプリがどのように表示し、管理するかについて例を示しています。
Inspections テーブルに追加の Image 列が含まれていることを確認してください。次のステップで、Image 列を Inspections テーブルに追加する方法を説明します。
ステップ 2: アプリの構造を見直して編集する
アプリの構造を見直す
アプリの構造を見直して、アプリを使って追跡したい情報が他にあるかどうかを判断します。
アプリの構造に問題がなければ、[Create app] をクリックして、アプリをの作成とカスタマイズを実行します。
アプリの構造に問題がある場合は、次のうちいずれかの方法で対応します。
- アプリの構造を編集します(後述)。
- [Start over] をクリックし、現在のアプリの構造を破棄してやり直します。
アプリの構造を編集する
アプリの構造を編集するには、以下の 1 つ以上の操作を行います。
関連項目: 例: テーブルを編集する
テーブルを追加する
[+ ADD TABLE] をクリックして新しいテーブルを追加します。
テーブル名の入力と列の追加を求めるダイアログが表示されます。Id 列は自動的に作成され、編集または削除できないテーブルの一意の ID が提供されます。
テーブルを編集する
アプリの構造内で、テーブルをクリックして編集します。
[Edit table] ダイアログが表示されます。
上の図に示されているように、以下の 1 つ以上の操作を実行してテーブルを編集し、[Save] をクリックして変更を保存します。
- テーブル名の横にある
をクリックしてテーブル名を変更します。
-
[+ ADD COLUMN] をクリックして列を追加します。列名を入力し、プルダウンから列の型を選択します。[
Single select] または [Multi select(Enum)] を選択すると、選択肢の値を 1 つ以上追加するよう求められます。 -
列の名前や型を変更するか、単一選択または複数選択の選択肢の値を変更します。
注:Id列にはテーブルの一意の ID があり、これは変更、削除できません。 - 列の横にある
をクリックして列を削除します。操作を確定するよう求められます。
- ダイアログの右上隅で、
をクリックしてテーブル全体を削除します。操作を確定するよう求められます。
例: テーブルを編集する
Inspections テーブルに Image 列を追加してみましょう。
- アプリの構造内で、Inspections テーブルをクリックして編集します。
[Inspections] テーブル ダイアログが表示されます。
- [+ ADD COLUMN] をクリックし、列名と型に「Image」と入力します。
- [Save] をクリックします。
Inspections テーブルに Image 列が追加されます。
次に、アプリを作成し、AppSheet アプリエディタで開きます。
ステップ 3: アプリを作成してカスタマイズする
アプリを作成する準備ができたら、[Create app] をクリックします。
Gemini によってアプリが作成され、AppSheet アプリエディタでアプリを開くと、アプリのプレビュー、カスタマイズ、共有ができます。
ウェルカム画面でライブアプリを試し、[Customize with AppSheet] をクリックして AppSheet アプリエディタに進みます。