アプリの共有を制限する

アプリ作成者がアプリを共有できるユーザー数を制限するには、以下のガバナンス ポリシーを使用します。

ポリシー	説明
直接共有を要求する	共有ダイアログで明示的にアプリが共有されたユーザーにのみアクセス権が付与されるようにする必要があります。アプリにアクセスできるのは、アプリに直接追加された個々のユーザーだけです。これにより、ログインが必須になり、すべてのアクセスが共有ダイアログで明示的に管理されるようになります。アプリへのアクセスを次のように制限します。 ユーザーのログインを必須にする すべてのログイン ユーザーがアプリにアクセスするのを禁止する（すべてのログイン ユーザーの許可を無効にする） ドメイン認証の要求を無効にする
アプリの共有を制限する	次のようにアプリの共有を制限します。 [Share] ダイアログを使用して、アプリがドメイン全体で共有されないようにします [Share] ダイアログを使用して、アプリを共有できるユーザーの数を制限します（デフォルトは 5 ですがカスタマイズ可能です） 関連情報: 共有: 基本情報

たとえば、次の共有リクエストでは、ドメインのユーザー数がアプリを共有できる最大ユーザー数を超えているため、エラーが返されます。

注:

• 共有を完全に制限するには、両方のポリシーを設定、有効化する必要があります。
• [Target] の設定を [All Apps]、[Prototype Apps]、[Deployed Apps] に調整することで、それぞれすべてのアプリ、プロトタイプ、デプロイ済みアプリの共有を制限できます。
• 既存のアプリは、ユーザーがポリシーに違反するアクティビティを起こそうとするまで機能し続けます。たとえば、あるユーザーが 6 人以上のユーザーと共有されているアプリを保存しようとする場合、Share ダイアログの共有ユーザー数を（5 人以下に）減らさなければ、アプリを保存できません。

アプリの共有を制限するには以下の操作を行います。

1. 次のいずれかの方法で [Policies] ページにアクセスします。
   • 上部のナビゲーションで [Admin] > [Policies] を選択する
   • アカウント プロファイルのプルダウンで [Policies] を選択する
2. スコープを選択します（[Team] または [Account]）。
3. [+ Account Policy] または [+ Team Policy] をクリックして、アカウントまたはチームのポリシーを追加します。
4. [Policy Template] プルダウンで [Require direct sharing] を選択します。
5. [Next] をクリックします。
6. このポリシーは事前構成されています。任意のフィールド値を変更できます。各フィールドの説明については、事前定義ポリシーを追加するをご覧ください。 
   重要: [Condition] フィールドを変更する場合は、次に示す機能を維持してください。
   AND([AuthRequired] = true, [DomainAuthRequired] = false, [AllowAllSignedInUsers] = false) 
7. [Save] をクリックします。
8. [+ Account Policy] または [+ Team Policy] をクリックして、アカウントまたはチームのポリシーを追加します。
9. [Policy Template] プルダウンで [Require app sharing] を選択します。
10. [Next] をクリックします。
11. このポリシーは事前構成されています。任意のフィールド値を変更できます。各フィールドの説明については、事前定義ポリシーを追加するをご覧ください。 
    重要: [Condition] フィールドを変更する場合は、次に示す機能を維持してください。
    ​ AND(COUNT([Users]) <= 5, COUNT([AllowListDomains]) = 0) 
12. [Save] をクリックします。