IFTTT(www.ifttt.com)はシンプルな If-Then
ルールでイベントとアクションを結びつけることができるサービスです。それぞれのルールはレシピと呼ばれます。
AppSheet アプリで、IFTTT レシピの If
イベントをトリガーする bot を作成できます。イベントはまた、IFTTT レシピを介して他のサービスに渡すことができるデータを、アプリから運ぶことができます。
以下は、この統合を示す簡単な IFTTT レシピです。レシピは AppSheet bot からメッセージを受信し、IFTTT アカウントの所有者にメールで送信します。
以下の方法で、IFTTT との統合を設定します。
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IFTTT アカウントを作成し、ログインします。
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URL https://ifttt.com/recipes/426317-integrate-your-appsheet-app を開きます。
これでレシピがアカウントにコピーされます。 -
アカウントに Maker のソースを追加します。イベント名(たとえば、
MyTrialEvent
)を入力します。[Add] をクリックして、レシピをアカウントに追加します。https://ifttt.com/maker に移動して、キーを取得します。次のようなキーになります。dMJSI4dCVowUxpVFrqjG8d
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AppSheet アプリの bot から webhook を呼び出します。以下のように Webhook アクションを構成します。
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URL を設定します。
https://maker.ifttt.com/trigger/{eventName}/with/key/{IFTTTkey}
たとえば、https://maker.ifttt.com/trigger/MyTrialEvent/with/key/dMJSI4dCVowUxpVFrqjG8d
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[HTTP Headers] は空白のままにしておきます。
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[Body] フィールドに、
{"value1":"hello", "value2":"there", "value3":"<_APPNAME>"}
と入力します。AppSheet 式を使用して、更新されたレコードと残りのアプリデータから任意のデータを使用できます。
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アプリのデプロイ チェックを実施し、アプリを [Deployable] としてマークしなければ、bot はアクションを実行しません。
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アプリを更新して bot を起動します。Audit History ログから bot が成功したことを確認します。IFTTT のレシピページに行き、レシピログからレシピがトリガーされたことを確認します。しばらくすると、IFTTT レシピによってあなたのアカウントにメールが送信されます。