以下のセクションでは、自動化でテンプレートを使用してコンテンツをカスタマイズする方法について説明します。
- テンプレートを使用してコンテンツをカスタマイズする
- AppSheet コミュニティからのヒントとコツ
- テンプレートを作成する
- 手動でテンプレートを作成する
- 既存のテンプレートを使用する
- テンプレートを保存するデータソースを構成する
テンプレートを使用してコンテンツをカスタマイズする
Google ドキュメントや Microsoft Word などのフォーマットを使用したテンプレートによって、自動 bot から送信されるコンテンツのデザインをよりきめ細かく調整できます。
bot を構成する際、テンプレートを使用して以下のコンテンツをカスタマイズできます。
一般的には以下のコンテンツをテンプレートに含めることが可能です。
最終結果は、テンプレートの内容ですべての変数と式が解決されたものになります。
テンプレートは、イベントでトリガーされる bot でもスケジュール設定された bot でも使用できます。テンプレートはほぼ同一ですが、表示されるテーブルの行の選択に使用される Start 式にのみ相違があります。
AppSheet では、以下の表で指定している種類のコンテンツをテンプレート用にサポートしています。特定の種類のコンテンツについてのテンプレートの作成とカスタマイズの詳細については、記載されたリンクを参照してください。
テンプレート |
サポートされているコンテンツの種類 |
メールの本文 |
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メールの添付ファイル ファイル Webhook
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SMS |
テンプレートのフォーマットについてのヒントとコツについては、以下のトピックを参照してください。
- テンプレートでのカスタム フォントの使用とトラブルシューティング
- テンプレートに画像、サムネイル、図形描画、署名を表示する
- テンプレートに住所、LatLong、XY 値を表示する
- テンプレートで CONCATENATE()、Ampersand 演算子、テキスト式を使用する
- メール テンプレートのサンプル
AppSheet コミュニティからのヒントとコツ
テンプレートの使用についてのヒントとコツを AppSheet コミュニティから得ることができます。
テンプレートを作成する
以下の表に示す手順でテンプレートを作成します。Google ドライブ上に Microsoft Word テンプレートを作成するも参照してください。
テンプレート |
ステップ |
メールの本文 |
詳しくは、bot からメールを送信するをご覧ください。 |
メールの添付ファイル |
詳しくは、bot からメールを送信するをご覧ください。 |
ファイル |
詳細については、bot からファイルを作成して保存するをご覧ください。 |
SMS |
SMS 本文のテンプレートを手動で作成するをご覧ください。 |
Webhook |
Webhook を使用して AppSheet API を呼び出す場合は、Webhook を構成するときに Webhook URL の値を設定してから [Create] ボタンをクリックします。AppSheet は Webhook URL の値を参照して AppSheet API を呼び出すかどうかを決定します。呼び出す場合には、AppSheet は URL 中で 関連する子レコードの Ref のリストがテーブルに含まれている場合、作成される JSON 本文テンプレート ファイルには親レコードのすべての子レコードのデータ値を抽出する Start 式が含まれます。関連する孫レコードの Ref のリストが子テーブルに含まれている場合は、作成される JSON 本文テンプレート ファイルには子レコードのすべての孫レコードのデータ値を抽出する Start 式が含まれます。作成される JSON 本文テンプレート ファイルでは、親レコード、子レコード、孫レコード、ひ孫レコードなどのように順次抽出されます。これによりレコードの階層全体が抽出できます。 詳細については、bot からの Webhook の呼び出しをご覧ください。 |
どの場合でも、AppSheet はテンプレートを作成し、明示的に設定されていない限りデフォルトのデータソースに書き込みます。データソースを明示的に設定するには、テンプレート用のデータソースを設定する(下記)をご覧ください。
デフォルトでは、テンプレート名が一意になるように、AppSheet は以下に示すようなファイル命名規則を使用します。
Content/task-name_BodyTemplate_yyyymmdd_hhmmss
Content/task-name_AttachmentTemplate_yyyymmdd_hhmmss
[View] をクリックしてテンプレートを表示し、必要に応じてテンプレートをカスタマイズします。
注: テンプレートのプロパティは単一のテンプレート ファイルを参照します。式を使用してテンプレート ファイルを指定することはできません。2 つ以上のテンプレート ファイルから選択する必要がある場合は、それぞれのテンプレート ファイルに対して別々のイベントを定義し、[Condition] プロパティで式を指定してどのイベントを起動するかを選択します。
手動でテンプレートを作成する
手動でテンプレートを作成し、それをテンプレート用のデータソースを設定するで説明されているデータソースのいずれかにアップロードできます。その後は、次の既存のテンプレートを使用するセクションの手順に沿って作業します。
既存のテンプレートを使用する
既存のテンプレートを使用するには、以下のようにします。
- タスクを作成するか、既存のタスクを開きます。
- [Use default content?] をオフにします(該当する場合)。
- [Template] プロパティの横の [Browse] をクリックします。
- [Get data from...] ダイアログ ボックスが表示されたら、それを使用してデータソースを選択し、既存のテンプレート ファイルを選択します。
- [View] をクリックしてテンプレートを表示し、必要に応じてテンプレートをカスタマイズします。
テンプレートを保存するデータソースを構成する
テンプレートを使用するには、アカウントに下記のサポート対象データソースが少なくとも 1 つ含まれている必要があります。新しいデータソースを追加するには、複数のデータソースを使用するをご覧ください。
AppSheet は、Google ドキュメント テンプレート フォーマットについては以下のデータソースをサポートしています。
-
Google ドライブ
AppSheet はそれ以外のテンプレート フォーマットについては以下のデータソースをサポートしています。
- Box
- Dropbox
- Google ドライブ
- Microsoft Office 365
- Microsoft OneDrive
テンプレートを作成するとき、場所を明示的に設定していなければ、デフォルトのデータソースにテンプレートが作成されます。たとえば、デフォルトのデータソースが Google であれば、[Create] をクリックすると、新しいテンプレートは Google ドライブに作成されます。同様に、デフォルトのデータソースが Box、Dropbox、Microsoft Office 365、Microsoft OneDrive のいずれかであれば、[Create] をクリックするとテンプレート ファイルは該当のデータソースに作成されます。
テンプレートのために使用するデータソースを明示的に設定するには、以下のようにします。
- 適用可能であれば、関連する [Data Source] プロパティまたは [File Store] プロパティを設定します。
- [Template] プロパティの横の [Browse] アイコンをクリックし、[Get data from...] ダイアログ ボックスを使用してデータソースを選択し、既存のテンプレート ファイルを選択します。
- 注: 既存のテンプレート ファイルを閲覧した後に [Create] をクリックすると、新しいテンプレートは閲覧中に選択したデータソースに保存されます。
Google ドライブ上に Microsoft Word テンプレートを作成するも参照してください。