CSV の言語 / 地域を設定する方法
Import a CSV file for this view アクションまたは Export this view to a CSV file アクションを設定する場合は、次の 2 つの方法のいずれかで CSV 行データの言語 / 地域を指定する必要があります。
- [CSV file locale] プルダウンからサポートされている言語 / 地域のいずれかを選択できます。デフォルトの言語 / 地域は
English (United States)
です。選択した言語 / 地域は、そのアクションのすべてのユーザーに適用されます。 - サポートされている言語 / 地域に対応する言語 / 地域識別子(英語(米国)の場合は「en-US」、英語(英国)の場合は「en-GB」、ドイツ語(ドイツ)の場合は「de-DE」など)を生成する言語 / 地域式を指定できます。これにより、ユーザーごとに言語 / 地域をカスタマイズできます。たとえば、言語 / 地域識別子を UserSettings のフィールドに保存したり、LOOKUP 式を使用して通常のテーブルから言語 / 地域識別子を取得したりできます。詳細については、以下の「UserSettings への言語 / 地域の保存」を参照してください。
言語 / 地域とデータ形式
言語 / 地域は、CSV ファイル内のデータ形式と一致する必要があります。これは、言語 / 地域によって形式が異なるデータ値で重要となります。たとえば、Locale
が English (United States)
の場合、日付値は M/d/yyyy
形式で入力する必要があります。Locale
が English (United Kingdom)
の場合、日付値は dd/MM/YYYY
形式で入力する必要があります。Locale
が German (Germany)
の場合、日付値は dd.MM.yyyy
形式で入力する必要があります。
日付と時刻の形式のパターンについては、サポートされている言語 / 地域をご覧ください。
次のデータ型は言語 / 地域に依存します。
Date
DateTime
Decimal
Percent
Price
Time
言語 / 地域と CSV 区切り文字
言語 / 地域により、CSV ファイル内のデータ値の間に使用される区切り文字も決まります。区切り文字は通常、小数点の区切りに対応します。
- 小数点の区切りがピリオドの場合、区切り文字はカンマになります。
- 小数点の区切りがカンマの場合、区切り文字はセミコロンになります。
言語 / 地域が English (United States)
の場合:
- 日付は
M/d/yyyy
形式になります。 - 時刻は
h:mm:ss tt
形式になります。 Decimal
値、Price
値、Percent
値では、小数点の区切りとしてピリオドが使用されます。- CSV データ値はカンマで区切られます。
LatLong
値は引用符で囲む必要があります。例:"37.300000, -113.050000"
言語 / 地域が English (United Kingdom)
の場合:
- 日付は
dd/MM/YYYY
形式になります。 - 時刻は
HH:mm:ss
形式になります。 Decimal
値、Price
値、Percent
値では、小数点の区切りとしてピリオドが使用されます。- CSV データ値はカンマで区切られます。
LatLong
値は引用符で囲む必要があります。例:"37.300000, -113.050000"
言語 / 地域が German (Germany)
の場合:
- 日付は
dd.MM.yyyy
形式になります。 - 時刻は
HH:mm:ss
形式になります。 Decimal
値、Price
値、Percent
値では、小数点の区切りとしてカンマが使用されます。- CSV データ値はセミコロンで区切られます。
UserSettings への言語 / 地域の保存
次のように、言語 / 地域を UserSettings
に保存できます。
- アプリエディタでアプリを開きます。
- [Data] > [User Settings] に移動します。
アプリエディタを強化しました。
デフォルトでは新しいエディタが有効になっていますが、いつでも以前のエディタに戻すことができます。以前のエディタをお使いの場合
[Data] > [User Settings] タブに移動し、[_Per Users Settings] を開きます。 - 使用可能な UserSettings フィールドを選択し、CsvLocale などの適切な名前を付けます。
- フィールドの [Type] を [Text] に設定します。
- フィールドの Initial value を、サポートされている言語 / 地域 ID(
de-DE
など)に設定します。 - [保存] をクリックします。
- [Actions] に移動します。
アプリエディタを強化しました。
デフォルトでは新しいエディタが有効になっていますが、いつでも以前のエディタに戻すことができます。以前のナビゲーションをお使いの場合
[Behavior] > [Actions] に移動します。 - Import または Export アクションを開きます。
- CSV ファイルの言語 / 地域プロパティに続く式(ビーカー)アイコンをクリックし、言語 / 地域式として
USERSETTINGS(CsvLocale)
を入力します。 - [保存] をクリックします。