イベント: 基本情報

bot 内のイベントは、以下の各セクションで説明するように管理します。

イベントとは

イベントとは、プロセスをトリガーするアクティビティまたはスケジュールを定義するものです。構成できるイベントの種類を次の表にまとめます。

イベントの種類 このイベントの種類がトリガーされる条件
アプリ アプリを通じたデータの追加、変更、削除(アプリを通じたサービス チケットのステータス変更など)。アプリのイベントを構成するをご覧ください。
AppSheet データベース

AppSheet データベース内の 1 つ以上の列にあるデータの追加、変更、削除(サービス チケットのステータスが AppSheet データベース内で直接変更された場合など)。AppSheet データベースのイベントを構成するをご覧ください。

スケジュール設定 イベントを特定の時刻に定期的に発生させる設定(毎週月曜日の午前 9 時など)。スケジュール設定イベントを構成するをご覧ください。
Google Chat 用アプリ Chat のインタラクション。Chat スペースでのスラッシュ コマンドを使用したインタラクションや、Chat スペースでの Chat 用アプリの追加と削除などがあります。Chat のイベントを構成するをご覧ください。
Google フォーム Google フォームのフォームに対する回答の受信(承認を得るための出張申請の送信など)。Google フォーム イベントを構成するをご覧ください。
Gmail(ベータ版) Gmail のメール メッセージに対するラベルの追加または削除。Gmail イベント(ベータ版)を構成するをご覧ください。Gmail イベントは外部ソースによってトリガーされます。外部からトリガーされるイベントをご覧ください。
アプリのアクションによって生成されるアプリイベント、または AppSheet API 呼び出しによるアプリデータ変更の結果として生成されるアプリイベントは、外部構成を行わなくても発生します。

 

外部からトリガーされるイベント

ほとんどのイベントはアプリデータの変化によってトリガーされます。たとえば、Orders テーブルの Status 列が Complete に変わった場合などです。

一部のイベントは、アプリ外で発生するアクティビティによってトリガーされ、事前定義されたデータソースの AppSheet テーブルを利用せずにプロセスをトリガーします。たとえば、Gmail イベント(ベータ版)はメール メッセージのラベルが追加または削除されたときにプロセスをトリガーします。

外部でトリガーされるイベント:

  • エディタの [Automation] タブにのみ表示される
  • [データ] タブにテーブルとして表示されない
    : 外部トリガーイベントを自動化に追加すると、自動化で使用できるデータソースがアカウントに追加されますが、アプリにテーブルは追加されません。
  • システムビューやアクションなどを必要としない
  • テーブルのデータへのアクセスが必要な AI タスクやデータ アクション(行の削除、行の値の設定など)に対応していない

Gmail イベントの場合、アプリの既存のテーブルにアクセスしてメール コンテンツを保存できます。詳しくは、Gmail を使用して自動化を構築するをご覧ください。

スプレッドシートまたは Salesforce データソースで外部的にトリガーされるデータ変更イベントの場合は、外部構成が必要です。スプレッドシートSalesforce をそれぞれご覧ください。

bot にイベントを追加する

bot にイベントを追加するには:

  1. bot を追加します
  2. 中央ペインで [Configure event] をクリックします。

    Click Configure event in the center panel

  3. [Event name] フィールドにイベント名を入力します。

  4. 次のいずれかを行います。

    • 既存のイベントを再利用するには、[From this App] でイベントを選択します。
      詳細については、自動化コンポーネントを再利用するをご覧ください。
    • 新しいイベントを作成するには、次のいずれかを行います。
      • [Create a new event] をクリックします。
      • [Suggestions] のリストからイベントを選択します。
        AppSheet Automation はインテント対応プラットフォームです。ユーザー インテントを理解し、達成しようとしていることに沿った構成オプションを推奨します。たとえば、以下の候補を選択すると、プロセスと次の [Send an email] タスクが構成されます。
        When Available record is updated, send an email
  5. 次のいずれかのイベントのソースを選択し、構成します。
  6. アプリを保存します。

アプリのイベントを構成する

アプリのイベントを追加するには、以下の設定を構成します。

設定

説明

Event name

イベントの名前。

Event source

アプリを選択します。

Data change type

アプリを通じて実行され、イベントをトリガーするデータ変更の種類を選択します。追加、削除、更新のオプションから 1 つ以上を選択します。

Table

データ変更が生じるとイベントがトリガーされるテーブルを選択します。

選択したテーブルの構造を表示または編集するには、フィールドにカーソルを置いて Edit icon をクリックします。詳しくは、テーブル: 基礎をご覧ください。

Condition

イベントをトリガーする前に評価する条件。

Bypass Security Filters?

データソースにセキュリティ フィルタがないものとして実行するかどうかを切り替えます。この設定により、自動化されたタスクが引き続き動作します(アプリの所有者 ID で実行されます)。レポートを生成する場合や、多くの情報を必要とする他のタスクを実行する場合に有用です。
Event icon [Display] セクションを開き、イベントのアイコンを選択します。
Descriptive comment [Documentation] セクションを開き、イベントの目的を説明するコメントを入力します。
Linking

[Linking ] パネルを開き、[Linking ] 設定を切り替えて、このコンポーネントの再利用を有効または無効にします。詳しくは、自動化コンポーネントを再利用するをご覧ください。


Expand the Linking panel and toggle the Linking setting to enable or disable component reuse

 

以下は、インベントリ テーブルの変更(追加、削除、更新)によってトリガーされるアプリ変更イベントの例です。

Data change event for adds only

 AppSheet データベースのイベントを構成する

AppSheet データベースのイベントを追加する前に、以下を行う必要があります。

  1. AppSheet データベースを作成する。データベースの作成とコピーをご覧ください。
  2. AppSheet データベースからアプリを作成する方法または AppSheet データベースを既存のアプリに追加する方法を使用して、AppSheet データベースをアプリに追加します。いずれの場合も、データソースとして [AppSheet databases] を選択し、次にデータベースに移動します。
アプリエディタで定義されたアプリのコンセプトやテーブルの設定(列の編集を不可にする、入力を必須にするなど)は、アプリ外部のイベントソースから bot がトリガーされる方法には影響を与えません。たとえば、アプリで列が編集不可とマークされていても、イベントの [Columns to watch for updates] 設定で選択できます。

bot にイベントを追加して、以下のように AppSheet データベースのイベント向けに設定を構成します。

設定

説明

Event name

イベントの名前。

Event source

[AppSheet database] を選択します。

Table

データ変更が生じるとイベントがトリガーされるテーブルを選択します。

選択したテーブルの構造を表示または編集するには、フィールドにカーソルを置いて Edit icon をクリックします。詳しくは、テーブル: 基礎をご覧ください。

Data change type

AppSheet データベースに対するデータ変更のうち、イベントのトリガーにつながるデータの変更の種類を選択します。追加、削除、更新の中から 1 つ以上を選択します。

Columns to watch for updates

: このフィールドは、データ変更の種類に [Updates] が選択された場合にのみ表示されます。

選択したテーブルの列のデータが更新されると、イベントがトリガーされます。プルダウンを開いて 1 つ以上の列を選択します。 

例:

Continue to watch for updates

イベントのトリガーの理由とする列のみ選択してください。たとえば、ステータスまたは期限が変更され、他の項目は変更されない場合に通知を受け取りたいとします。この場合、[Status] 列と [Due Date] 列のみを選択します。過剰な通知や不必要な通知を避けるために、他の列は選択しません。

Condition

イベントがトリガーされるために満たす必要がある条件。

: AppSheet データベースの行内で、なんらかのデータが更新された時間に基づいてイベントをトリガーするには、次のいずれかを行います。

Event icon [Display] セクションを開き、イベントのアイコンを選択します。
Descriptive comment [Documentation] セクションを開き、イベントの目的を説明するコメントを入力します。
Linking

[Linking ] パネルを開き、[Linking ] 設定を切り替えて、このコンポーネントの再利用を有効または無効にします。詳しくは、自動化コンポーネントを再利用するをご覧ください。


Expand the Linking panel and toggle the Linking setting to enable or disable component reuse

 

スケジュール設定イベントを構成する

無料プランでは、一部の機能(AppSheet Automation を使用してメールを送信するスケジュールされたイベントで bot をトリガーするなど)は完全にはサポートされていません。つまり、これらの機能を構成することはできますが、想定どおりに動作しません。有料プランに登録するをご覧ください。

bot にイベントを追加して、スケジュール設定イベントの設定を以下のように構成します。

: テーブルの列を参照するには、[For Each Row In Table] 設定をオンにする必要があります。

設定

説明

Event name

イベントの名前。

Event source

[Scheduled] を選択します。

Schedule

イベントのスケジュールと時刻を設定します。

Time zone

スケジュール イベントのタイムゾーンを設定します。

For Each Row In Table

指定したテーブルの各行に対する操作を行うかどうかを示すフラグ。

テーブルのデータ行ごとにプロセスを実行する場合は、[For Each Row In Table] をオンにします。オンにすると、フィルタ条件を指定するオプションが表示されます。
 
プロセスがテーブル内のデータに依存しない場合は、[For Each Row In Table] をオフにします。オフにした場合は、プロセス内の有効なステップの種類として、[Run a data action] 以外の任意のイベントを選択できます。
どのテーブルのデータにも依存しないプロセスの場合のみ、この設定をオフにしてください。

Table

:
  • このフィールドは、[For Each Row In Table] が有効の場合のみ表示されます。
  • データをパーティショニングしている場合、フィルタ条件に基づいて 1 つのパーティションのみが評価されます。

イベントによって参照されるテーブル。リストから既存のテーブルを選択します。

テーブルの構造を確認するには、[View definition] をクリックします。テーブルの追加の詳細については、テーブル: 基礎をご覧ください。

Filter Condition

: このフィールドは、[For Each Row In Table] が有効の場合のみ表示されます。

影響を受けるテーブルの行を特定するために使用するフィルタ条件。

Condition

イベントがトリガーされるために満たす必要がある条件。

Bypass Security Filters?

データソースにセキュリティ フィルタがないものとして実行するかどうかを切り替えます。

Event icon [Display] セクションを開き、イベントのアイコンを選択します。
Descriptive comment [Documentation] セクションを開き、イベントの目的を説明するコメントを入力します。
Linking

[Linking ] パネルを開き、[Linking ] 設定を切り替えて、このコンポーネントの再利用を有効または無効にします。詳しくは、自動化コンポーネントを再利用するをご覧ください。


Expand the Linking panel and toggle the Linking setting to enable or disable component reuse

 以下は、毎日午後 12 時 00 分(UTC)にトリガーされるスケジュール設定イベントの例です。

Settings for schedule events

Chat のイベントを構成する

AppSheet を利用して Chat アプリを作成するには、Google Workspace ユーザーである必要があります。詳しくは、Google Workspace に AppSheet を追加するをご覧ください。
Chat イベントを構成する前に、AppSheet で Chat 用アプリを構成する必要があります。

bot にイベントを追加して、Chat イベントの設定を以下のように構成します。

設定

説明

Event name

イベントの名前。

: この名前は、Chat に表示されます。

Event source

[Chat] を選択します。

Chat interaction

イベントをトリガーする Chat のインタラクション:

  • Slash command - Chat スペースでスラッシュ コマンドが発行された。
  • Added to space - Chat スペースに Chat 用アプリが追加された。
  • Removed from space - Chat スペースから Chat 用アプリが削除された。

Name 

: [Chat interaction] として [Slash command] が選択されている場合のみ有効です。

イベントをトリガーするスラッシュ コマンド。

説明

: [Chat interaction] として [Slash command] が選択されている場合のみ有効です。

イベントをトリガーするスラッシュ コマンドの説明。 

Event icon [Display] セクションを開き、イベントのアイコンを選択します。
Descriptive comment [Documentation] セクションを開き、イベントの目的を説明するコメントを入力します。

以下は Chat イベントの例です。

Chat event

Google フォームのイベントを構成する

Google フォームを使用して AppSheet Automation を構築するには、Google Workspace ユーザーである必要があります。詳しくは、Google Workspace に AppSheet を追加するをご覧ください。

Google Workspace を利用されている場合は、Google フォームの使用に Google Workspace 利用規約が適用されます。それ以外の場合は、Google 利用規約をご覧ください。

Google フォーム イベントによってトリガーされるアクションが依存できるのは、読み取り専用データのみです。

Google フォーム イベントのタイムスタンプは UTC 時間で示されます。

Google フォーム イベントを追加する前に、以下の手順を踏む必要があります。

  1. Google フォームでフォームを作成します。Google フォームの使い方をご覧ください。
  2. 次のいずれかを行います。

    いずれの場合も、データソースとして [Google Forms] を選択して [Select] をクリックします。

Google フォームを使用して自動化を構築するもご参照ください。

bot にイベントを追加して、Google フォーム イベントの設定を以下のように構成します。

設定

説明

Event name

イベントの名前。

Event source

[Forms] を選択します。

Form 

イベントをトリガーする Google フォームを選択します。

: Google フォーム イベントでフォームを使用する前に、そのフォームがアプリにテーブルとして追加されていることを確認する必要があります。

Condition

イベントがトリガーされるために満たす必要がある条件。

Bypass Security Filters? Google フォーム イベントではサポートされていません。アプリの外部のイベントソースからのトリガーは、アプリオーナーとして実行可能であり、それ以外では実行できません。
Event icon [Display] セクションを開き、イベントのアイコンを選択します。
Descriptive comment [Documentation] セクションを開き、イベントの目的を説明するコメントを入力します。

以下は、出張の申請フォームの送信時にトリガーされるフォーム イベントの例です。

Event configuration settings

 Gmail イベント(ベータ版)を構成する

これは、Gmail イベントを使用した自動化構築機能のベータ版リリースです。詳しくは、機能リリースを追跡、管理するをご覧ください。プレビュー版のサービスは、テスト環境のみで使用することを前提としています。本番環境用アプリでのご利用はおすすめしません。この機能について質問がある場合やサポートが必要な場合は、AppSheet サポートにお問い合わせください。

Gmail で AppSheet Automation を構築するには、Google Workspace ユーザーである必要があります。詳しくは、Google Workspace に AppSheet を追加するをご覧ください。

Google Workspace アカウントをお使いの場合は、Gmail の使用に関して Google Workspace 利用規約が適用されます。それ以外の場合は、Google 利用規約をご覧ください。

Gmail イベントは、Gmail でメール メッセージのラベルを追加または削除する際にトリガーできます。

ラベルを作成して Gmail を整理するの説明に沿って、Gmail イベントをトリガーする新しいラベルを作成します。または、デフォルトの Gmail ラベル(受信トレイ、未読、スター付きなど)のいずれかを使用することも可能です。メールのフィルタルールの作成で説明されているように、フィルタを使用して自動的にラベルを適用できます。共同メールまたは委任メールの送信元をサポートする方法もご確認ください。

Gmail イベントがトリガーされた後、利用可能なメッセージ列値を使用して、イベントに関連付けられているメール メッセージのコンテンツにアクセスできます。メール メッセージのコンテンツにアクセスする方法をご覧ください。メール メッセージのコンテンツは、すべて読み取り専用です。

注: メールスレッドのメッセージに対して Gmail イベントがトリガーされると、そのスレッドで後続の返信が行われるたびに自動化もトリガーされます。

関連情報: Gmail を使用して自動化を構築する

bot にイベントを追加して、Gmail イベントの設定を以下のように構成します。

 

設定

説明

Event name

イベントの名前。

Event source

[Gmail] を選択します。

Authorize

承認が完了してデータソースとして接続されている Gmail アカウントがない場合は、次の手順を行います。

  1. [Authorize] をクリックします。
    [Add a new data source] ダイアログが表示されます。
  2. [Gmail (beta)] をクリックします。
    [Choose an account] ダイアログが表示されます。
  3. アカウントを選択するか、[Use another account] をクリックしてプロンプトに応答し、Gmail アカウントへのアクセスを許可します。

: Gmail イベントはテーブルレスです。Gmail イベントを自動化に追加するときに Gmail アカウントを AppSheet アプリに接続すると、データソースとして追加されますが、アプリにテーブルは追加されません。詳しくは、テーブルレス イベントとはをご覧ください。Gmail データソースを表示または削除するには、複数のデータソースを使用するをご覧ください。

Account

このイベントをトリガーするために使用する Gmail アカウントをプルダウンで選択します。新しい Gmail アカウントを承認するには、[Connect another account] を選択して、プロンプトに従います。

Label to watch

イベントをトリガーするメールラベルとラベル インタラクションを定義します。

  1. プルダウンで、Gmail アカウントに関連付けられているリストからラベルを選択します。
  2. 次のいずれかまたは両方のラベル インタラクションをオンにします。
    • Added label to email
    • Removed label from email
Event icon [Display] セクションを開き、イベントのアイコンを選択します。
Descriptive comment [Documentation] セクションを開き、イベントの目的を説明するコメントを入力します。

以下は、Gmail アカウント user@altostrat.com のメール メッセージに対して、Urgent ラベルの追加または削除を行ったときにトリガーされる Gmail イベントの例です。

Gmail event in an AppSheet automation

既存のイベントをコピーする

イベントをコピーすると、新しいイベントの名前は、デフォルトでは My Event 1 のように、現在のイベント名の後に一意の番号(1 から始まってインクリメントする)が付いたものとなります。

既存の再利用可能なイベントをコピーするには:

  1. エディタでアプリを開きます。
  2. [Automation] 自動化アイコン > [Events] に移動します。
  3. コピーするイベントを [Events] パネルで選択します。
  4. [More] > [Duplicate] を選択します。

アプリエディタを強化しました
デフォルトでは新しいエディタが有効になっていますが、いつでも以前のエディタに戻すことができます。

以前のエディタを使用する場合

既存のイベントをコピーするには:

  1. [Automation] > [Events] を選択します。
  2. コピーするイベントを選択します。
  3. イベントの見出しで [Copy ] をクリックします。

イベントを表示する

bot 内のイベントを表示するには、[Automation] 自動化アイコン > [Bots] を選択して [Bots] パネルで bot を選択し、メインパネルでイベントをクリックします。

テーブル別にすべてのイベントを表示するには、[Automation] 自動化アイコン > [Events] を選択します。デフォルトでは、再利用可能な(リンク可能な)コンポーネントのみが表示されます。すべてのイベントを表示するには、アプリエディタの設定を構成するで説明されているように、[Show all automation components] をオンにします。

アプリエディタを強化しました
デフォルトでは新しいエディタが有効になっていますが、いつでも以前のエディタに戻すことができます。

 

以前のエディタを使用する場合

すべてのイベントを表示するには、[Automation]  > [Events] を選択します。イベントはテーブルを基準として整理されます。

イベントが 1 つ以上の bot で使用されている場合、そのイベントを使用している bot 数を示す再利用性インジケーター(イベント名の隣に示されている数字)が表示されます。以下の例は、[Scheduled: Every day] イベントが再利用可能なコンポーネントであり、2 つの bot で使用されていることを示したものです。

View all events and see the number of shared components

イベントを使用している bot のリストを表示するには、数字をクリックします。詳細については、自動化コンポーネントを再利用するをご覧ください。

イベントを編集する

: イベントが再利用されている場合は、イベントを編集する前に、すべての bot に対する影響を考慮してください。

イベントを編集するには、アプリエディタでイベントを表示し、構成を編集して変更を保存します。

イベントを削除する

: 再利用可能なイベントが複数の bot で使用されている場合は、イベントを削除する前にすべての bot に対する影響を考慮してください。 1 つ以上の bot で使用されているイベントを削除しようとすると、次の図に示すように、操作を確認するメッセージが表示されます。

Warning displayed for reusable component when attempting to delete

 エディタで bot からイベントを削除するには、プルダウン メニューで [Remove] を選択します。これにより bot からは削除されますが、[Events] タブでは保持されます。

Delete an event

再利用可能なイベントを削除するには:
  1. [Automation] 自動化アイコン > [Events] を選択します。
  2. 削除するイベントを [Events] パネルで選択します。
  3. [More] > [Delete] を選択します。
アプリエディタを強化しました
デフォルトでは新しいエディタが有効になっていますが、いつでも以前のエディタに戻すことができます。

 以前のエディタを使用する場合

 再利用可能なイベントを削除するには:

  1. [Automation] > [Events] を選択します。
  2. 削除するイベントを開きます。
  3. イベントの見出しで [Delete] をクリックします。

例: 特定の日付にスケジュール イベントをトリガーする

アプリのデータから取得した所定の日付に、スケジュール イベントを自動的にトリガーします。これは、スケジュール設定されたレポートの Condition 設定を使用して実施できます。

たとえば、Tasks というテーブルがあるとします。このテーブルの各行は、実行しなければならないタスクに対応しており、各タスクには、そのタスクを実行する必要がある日付を格納する Date 列が用意されています。これを利用して、タスクを実行すべき日の午前 7 時に、タスクを思い出してもらうためのアラーム メッセージを自動的に送信するように、スケジュール設定されたレポートを設定できます。

これを行うには、アプリエディタで、スケジュール イベントを以下のように構成します。

設定

設定

Event name

任意のイベント名

Event source

Schedule

Schedule

Daily

Time

7:00 am

Time zone

実際のタイムゾーンに合わせて設定

For EachRowInTable

Enable

Table

Tasks

Filter Condition

TODAY()=[Date]

スケジュールの動作の流れを説明すると、毎日午前 7 時に Tasks テーブルの各タスクが確認され、タスクの日付がチェックされます。タスクの日付が当日の場合、スケジュールがトリガーされ、アラート メッセージが送信されます。

: アプリのデータから取得した特定の時刻(時間と分)にレポートをトリガーする場合、この設計は機能しません。

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