AppSheet は Smartsheet と適切に連携します。たとえば、AppSheet は、Harvey Ball や Color などの Smartsheet の特定の列の型を自動的に処理します。
Smartsheet アカウントを使用して AppSheet にログインしてください。Smartsheet のスプレッドシートまたは行レポートを使用して、AppSheet アプリを構築できます。
Smartsheet の企業のお客様の場合、Smartsheet のソリューション チームが AppSheet のインテグレーションをお手伝いいたします。
Smartsheet スプレッドシートに基づく AppSheet テーブルを作成する
Smartsheet スプレッドシートに基づく AppSheet テーブルを追加できます。
- AppSheet で、[Data] に移動し、データパネルの上部のヘッダーにある [+] をクリックします。アプリエディタを強化しました。
デフォルトでは新しいエディタが有効になっていますが、いつでも以前のエディタに戻すことができます。従来のナビゲーションをお使いの場合
[Data] > [Tables] に移動し、[+ New Table] をクリックします。 - [Smartsheet] を選択します。
- [Choose a Sheet/Table] ダイアログ ボックスで、Smartsheet スプレッドシートに移動して、選択します。
- AppSheet によって Smartsheet スプレッドシートに基づいて新しいテンプレートが作成されます。
Smartsheet スプレッドシートに基づく AppSheet テーブルは、追加、更新、削除をサポートします。
Smartsheet の行レポートに基づく AppSheet テーブルを作成する
Smartsheet の行レポートに基づく AppSheet テーブルを追加できます。
- AppSheet で、[Data] に移動し、データパネルの上部のヘッダーにある [+] をクリックします。アプリエディタを強化しました。
デフォルトでは新しいエディタが有効になっていますが、いつでも以前のエディタに戻すことができます。従来のナビゲーションをお使いの場合
[Data] > [Tables] に移動し、[+ New Table] をクリックします。 - [Smartsheet] を選択します。
- [Choose a Sheet/Table] ダイアログ ボックスで、Smartsheet の行レポートに移動して、選択します。
- AppSheet によって Smartsheet の行レポートに基づく新しいテンプレートが作成されます。
Smartsheet の行レポートに基づく AppSheet テーブルは、更新と削除の両方をサポートします。ただし、Smartsheet の行レポートに基づく AppSheet テーブルに新しいレコードを追加することはできません。
Smartsheet の [Dropdown (Multi Select)] の列を使用する
Smartsheet の [Dropdown (Multi Select)] の列は、AppSheet でサポートされていますが、AppSheet のアプリケーション作成者による作業が必要です。
Smartsheet ワークシートに [Dropdown (Multi Select)] の列が含まれていて、AppSheet を使用してその列の値を追加または更新する場合、次の手順を行ってください。
- Smartsheet のワークシートを開きます。
- [Dropdown (Multi Select)] の列名の右側のプルダウン アイコンをクリックし、[Edit Column Properties ...] を選択して、[Column Type] を [Text/Number] に変更します。
- アプリエディタで AppSheet アプリケーションを開きます。
- [Data] > [Columns] タブに移動し、[Dropdown (Multi Select)] の列に対応するフィールドを含むテーブルを選択します。
- フィールドの [Type] を [EnumList] に設定します。[Type Details] で、使用できる値 [Values] のリストを適切に設定します。[Base type] プルダウンで、[Text] を選択します。
このようにすると、AppSheet で Smartsheet の列の値が確実に追加または更新されます。これは、Smartsheet が Dropdown (Multi Select) 機能を追加した際に、API が新しい機能を完全にサポートするように更新されていなかったために必要になります。AppSheet で Dropdown (Multi Select) フィールドを更新すると、Smartsheet API が呼び出され、Smarsheet ワークシート内の列が更新されます。Smartsheet ワークシートの列が、Dropdown (Multi Select) 型の場合、Smartsheet API は、エラー Value is not supported for this column type. Use objectValue instead.
を返します。
AppSheet の EnumList
フィールドの値を更新し、変更を保存すると、AppSheet はこれらの値をカンマ区切りのリストとして対応する Smartsheet テキスト列に書き込みます。AppSheet は Smartsheet ワークシートを読み取ると、カンマ区切りのリストを Smartsheet テキスト列から対応する AppSheet の EnumList
フィールドの適切なプルダウン値にコピーします。
Smartsheet の Dropdown (Single Select) の列を使用する
Smartsheet の Dropdown (Single Select) の列は、AppSheet で完全にサポートされています。
Dropdown (Single Select) の列がある Smartsheet ワークシートに基づいている AppSheet に新しいテーブルを追加すると、AppSheet は自動的に、AppSheet 内の対応している Enum
型フィールドを作成し、その Enum
フィールドの [Values] プロパティに Smartsheet の Dropdown (Single Select) 列の値を入力します。
AppSheet の Enum
フィールドの値を更新し、変更を保存すると、AppSheet はその値を対応する Smartsheet の Dropdown (Single Select) 列に書き込みます。AppSheet は Smartsheet ワークシートを読み取ると、Smartsheet の Dropdown (Single Select) 列の値を対応する AppSheet の Enum
フィールドにコピーします。