REF_ROWS()

テーブルまたはスライスから関連する行を収集する

指定されたテーブルまたはスライスの行のうち、指定された Ref 型の列が当該行(REF_ROWS() 式が評価される行)を参照しているキー列の値のリストを返します。

参照先の列のうち、当該行を参照するデータセットの行はどれか?」という質問の答えを返します。

使用例

REF_ROWS("Order Details", "Order ID") は、Order Detailsテーブルの行のうち、Order ID 列の値が当該行のキー列の値と一致する行のリストを返します。「当該行」は、REF_ROWS() 式が評価される行です。

REF_ROWS("Order Details", "Order ID") は機能的に以下のそれぞれに相当します。

  • FILTER("Order Details", ([_THISROW] = [Order ID]))
  • SELECT(Order Details[Order Details ID], ([_THISROW] = [Order ID]))

構文

REF_ROWS(データセット, 参照先の列)

  • データセット - 関連する行を検索するテーブルまたはスライス(「データセット」)の名前。
  • 参照先の列 - データセットで指定されたデータセット内の Ref 型の値を含む列の名前。
: どちらの引数も、既存のテーブルまたはスライス(データセット)と列(参照先の列)を識別する未処理のテキスト値(引用符付きまたは引用符なし)である必要があります。式ではない場合があります。

魔法のような動作

列のアプリ数式が単純な REF_ROWS()のみで構成されている場合、結果として生成されるリストのインライン ビューから追加される行には REF_ROWS() 式の行に参照が自動的に入力され、親子関係が構築されます。親参照は、REF_ROWS() 式の参照先の列の引数で指定された列に配置されます。

関連情報

FILTER()

LOOKUP()

MAXROW()

MINROW()

ORDERBY()

SELECT()

この情報は役に立ちましたか?

改善できる点がありましたらお聞かせください。
true
検索
検索をクリア
検索を終了
メインメニュー
18329054868179086312
true
ヘルプセンターを検索
true
true
true
false
false