MID()

テキスト値の指定された位置からの長さ（文字数）を返します。長さがテキストの残りの文字数より大きい場合、テキストの残りの部分を返します。

使用例

MID("123 Maple Dr", 5, 5) は Maple を返します。

MID("123 Maple Dr", 5, 0) は空白を返します。

10 進数の小数部分

結果列の Decimal 値の整数部分:

NUMBER(
  MID(
    TEXT([結果]),
    (FIND(".", TEXT([結果])) + 1),
    LEN(TEXT([結果]))
  )
)

• TEXT([結果]) は Decimal 値を Text 値に変換します。この例で使用されているテキスト関数は、テキスト以外の値をそれぞれ異なる方法で解釈します。TEXT() を使用すると、結果列の値が各関数で同じように解釈されます。
• (FIND(".", ...) + 1) は、小数部分の開始を小数点直後の位置として特定します。
• MID(..., ..., LEN(...)) は、小数部分全体を対象とすることを保証する「文字数」の値を使用して小数部を抽出します。
• NUMBER(...) は、抽出したテキストを Number に変換します。

関連情報: FIND()、LEN()、NUMBER()、TEXT()

構文

MID(テキスト, 開始位置, 長さ)

• テキスト - 任意のテキスト型。
• 開始位置 - テキストから取得する先頭文字の位置を指定する数値（1 以上）。Number 以外の値も許容されますが、想定外の結果になる可能性があります。
• 長さ - テキストから取得する文字数（正の数）。Number 以外の値も許容されますが、想定外の結果になる可能性があります。

関連情報

INITIALS()

LEFT()

RIGHT()

SUBSTITUTE()

TRIM()