ユーザーがアプリにアクセスできない原因として、以下の点が考えられます。
ユーザーにアプリへのアクセス権限がない
次のような状況の場合に発生する可能性があります。
- そのアプリではユーザー認証を必要としているものの、ユーザーのメールアドレスがアプリのユーザー許可リストのいずれのエントリにも一致しない。ユーザーのログイン アカウントに関連付けられたメールアドレスが許可リスト内のメールアドレスと一致している必要があります。共有: 必須事項をご覧ください。
- チームで共有しているリソース(データソースや認証ドメインなど)が利用できない状態になっている。これは、チームのルート権限者または管理者がチームで共有しているリソースへのアクセス権を削除した場合、またはアプリのユーザーがリソースの共有先グループに属していない場合に発生する可能性があります。このケースでは、アプリにアクセスする際に以下のエラー メッセージが返されます。
User XXXXX does not have access to data source
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Google グループを使ってチームのメンバーシップを定義したものの、アプリのオーナーにはその Google グループの他のメンバーを表示する権限がない。AppSheet では、次に示すように、他のメンバーを表示する権限を組織全体に付与することをおすすめします。
アプリが実行不可である
アプリ定義にエラーがある場合、ユーザーにはアプリが実行不可である旨のメッセージとアプリ作成者への連絡を求める案内が表示されます。アプリ作成者の方は、問題を解決するために、アプリエディタでエラーと警告を確認するに沿って該当する問題を確認してください。
エラー: The App is not runnable もご覧ください。
アプリ内に「as app user」のアクセス権を必要とするテーブルがある
これは、明示的に有効にしたセキュリティ オプションがある場合に発生する可能性があります。セキュリティ オプションを有効にした場合は、ユーザーのアカウントにテーブルの基盤となるデータ(クラウド ストレージ内のスプレッドシートなど)へのアクセス権が必要です。アプリを試してもらえるようユーザーを招待したものの、適切な権限を付与していないケースが時折見受けられます。このため、アプリの権限「Use app」は慎重に、明らかに必要な場合のみ使用することをおすすめします。アプリ作成者またはアプリユーザーとしてアクセスモードを設定するをご覧ください。