緊急情報サービス アプリを使用して、緊急時情報を保存して共有することができます。一部の国 / 地域や特定の携帯通信会社では、スマートフォンから緊急サービスに自動的に連絡することもできます。
重要:
- この手順の一部は、Android 12 以降でのみ動作します。お使いの Android のバージョンをご確認ください。
- 手順によっては、画面のタップ操作が必要となります。
緊急時に備える
重要: スマートフォンを手にした人なら誰でも、スマートフォンがロックされていてもロック画面に表示されたメッセージと緊急時情報を見ることができます。この設定は、緊急情報アプリ でオフにできます。
緊急情報サービスは、一部の Android デバイスでご利用いただけるアプリです。このアプリは、Play ストアと [設定] では「緊急情報サービス」アプリと表示されます。アプリの一覧では「緊急情報」アプリ と表示されます。
ヒント: アプリの一覧から緊急情報アプリを削除するには、アプリを無効にします。詳しくは、Android スマートフォンに付属のアプリを無効にする方法についての説明をご覧ください。
Android スマートフォンの緊急情報サービス アプリで情報を更新する
- 最新の Android ソフトウェアを使用していることを確認します。お使いの Android のバージョンをご確認ください。
- スマートフォンで、[設定]
に移動し、[緊急情報と緊急通報] をタップします。
- [緊急情報サービスを開く] をタップします。
- 情報を入力します。
ヒント: バナーが表示されない場合は、緊急情報サービス アプリがスマートフォンにインストールされているかどうかをご確認ください。
可能な操作
- Android 12 以前: 緊急情報サービス アプリがスマートフォンにインストールされていない場合: Google アカウントでログインして、緊急連絡先を追加し、医療に関する情報を指定できます。
- 緊急情報サービス アプリがインストールされている場合:緊急 SOS、緊急事態の共有、安全確認、災害情報アラートを使用できます。
要件
緊急情報サービス アプリの一部の機能では、位置情報サービスと、緊急事態の共有、自動車事故検出、災害情報アラートなどの権限をオンにする必要があります。ユーザーの種類によっては、現在地の共有機能のご利用は一部の国 / 地域に限られます。詳しくは、現在地の共有機能についての説明をご覧ください。
現在地の共有機能を使うと、お使いのデバイスのリアルタイムの位置情報を他のユーザーと共有できます。位置情報を共有しているユーザーは、Google マップを含め、Google サービス全体であなたの名前、写真、リアルタイムの位置情報を確認できます。共有する位置情報には以下のような情報が含まれます。
- 現在や過去の位置情報
- 車、徒歩など、現在のアクティビティ
- バッテリー駆動時間、GPS 接続など、お使いのデバイスの仕様
- 自宅、職場、目的地など、お気に入りの場所
- スマートフォンで緊急情報アプリ
を開きます。
- Google アカウントにログインします。
- 設定アイコン
をタップします。
- 緊急時情報を追加します。
- 医療に関する情報:
- [医療に関する情報] をタップします。
- 血液型、アレルギー、薬などの情報を追加するには、更新するリスト内の項目をタップします。
- 緊急連絡先:
- [緊急連絡先]
[連絡先を追加] をタップし、追加する既存の連絡先を選択します。
- [緊急連絡先]
- 医療に関する情報:
- 画面がロックされているときに緊急時情報を表示するには、[デバイスがロックでも表示]
[ロック時に表示] をタップします。
- スマートフォンに SIM カードまたは eSIM がない場合、緊急通報を発信することはできますが、緊急連絡先に電話をかけることはできません。詳しくは、SIM カードを挿入する方法についての説明をご覧ください。
- まだ行っていない場合は、スマートフォンに SIM を追加します。詳しくは、SIM を追加する方法についての説明をご覧ください。
- スマートフォンで設定アプリを開きます。
- [緊急情報と緊急通報]
[緊急 SOS] をタップします。
- [緊急 SOS の使用] をオンにします。
- [アラーム音を鳴らす] をオンにすると、緊急 SOS の開始時に大きな音が鳴ります。
- 緊急 SOS の使用時に開始する緊急時のアクションを指定します。使用するアクションをオンにします。
- 緊急サービスに発信: 地域の緊急通報番号にダイヤルします。複数の緊急通報番号がある地域の場合、デフォルトで警察の電話番号が使用されます。ダイヤルする番号を変更するには、[緊急通報番号に発信する] をタップし、新しい番号を入力して [保存] をタップします。
- 緊急連絡先と情報を共有する: リアルタイムの位置情報と最新情報を緊急連絡先と共有します。詳しくは、緊急事態の共有についての説明をご覧ください。
- 緊急時の動画を録画する: 動画を録画して、緊急連絡先と共有したり、保存してバックアップしたりします。
- 自動共有: バックアップ後、動画をダウンロードするためのリンクを緊急連絡先と自動的に共有できます。録画の完了時に共有をキャンセルすることもできます。
- スマートフォンで設定アプリを開きます。
- [ディスプレイ] をタップします。
- [ディスプレイのロック] で、[ロック画面]
[ロック画面にテキストを追加] をタップします。
- スマートフォンを紛失したときに、拾った人から連絡をもらえるよう、メッセージを入力します。
- [保存] をタップします。
緊急時に支援を求める
アラートの種類のオンとオフを切り替えたり、過去の警報を確認したり、音やバイブレーションを制御したりできます。
- スマートフォンで設定アプリを開きます。
- [通知]
[緊急速報メール] をタップします。
- 緊急速報メールを受け取る頻度や、オンにする設定を選択します。
毎月のテストを管理する
- スマートフォンで設定アプリを開きます。
- [デバイス情報] をタップします。
- [ビルド番号] を 7 回タップします。
- [開発者向けオプション] をオンにするには、PIN、パスワード、またはパターンを入力します。
- スマートフォンの設定アプリで、[通知]
[緊急速報メール] をタップします。
- [テスト速報メール] をオンまたはオフにします。
重要: Wi-Fi またはモバイル ネットワークのインターネット接続を利用していないと、リアルタイムの位置情報を緊急連絡先と共有することはできません。
緊急事態が発生した場合、スマートフォンを使用して緊急時のアクション(緊急通報の発信、連絡先との位置情報の共有、動画の録画など)を開始できます。バッテリー セーバーをオンにすると、緊急時の位置情報の共有が大幅に制限される可能性があります。
- スマートフォンの電源ボタンを 5 回以上押します。
- 緊急時のアクションが開始される前に、5 秒間のカウントダウンが始まります。緊急 SOS をキャンセルするには、このカウントダウン中に [キャンセル] を右にスワイプします。
- 5 秒間のカウントダウン後、設定に応じて緊急時のアクションが開始されます。
- 緊急事態の共有と緊急時の録画をオンにしている場合は、緊急サービスへの発信中にこれらのアクションが開始されることがあります。詳しくは、緊急時の録画についての説明をご覧ください。
緊急時の録画の仕組み
緊急時の録画中でも、スマートフォンで他の操作(緊急連絡先との位置情報の共有、地域の緊急サービスへの発信など)を行えます。
重要:
- 動画の録画は、個人の安全を確保するため、緊急事態や関連するイベントを記録する目的で設計されています。Google のプライバシー ポリシーの適用に加えて、Google のサービスの機能を使用して動画および音声コンテンツ(緊急時の録画など)を記録、アップロード、共有する場合は、アプリの使用、緊急連絡先との共有、動画リンクの視聴およびダウンロードがログに記録される可能性があります。
- 緊急事態の録画は、緊急連絡先の相手を心配させ、不安な気持ちにさせる可能性があります。
- 動画の共有機能は慎重に使用してください。この機能を使用する場合、法律(録画や盗聴に関して適用される州法および連邦法を含む)を完全に遵守する責任はユーザーにあります。
- この機能を使用することにより、上記の内容を確認して同意したことになります。詳しくは、利用規約をご覧ください。
カメラを使用する別のアプリを開くと、緊急時の録画は一時停止します。緊急時の録画が一時停止すると、録画にはグレーの画面が表示されます。緊急情報アプリを再び開くか、画面上部の通知をタップすると、緊急時の録画が再開されます。
緊急時の録画では、最大 45 分間の動画を録画して保存できます。動画の画質は 1 分あたり約 10 MB です。
自動共有の仕組み
自動共有をオンにした場合、各録画の完了後に、動画へのリンクがすべての緊急連絡先と自動的に共有されます。緊急連絡先を設定していない場合、動画は誰とも共有されません。動画を共有したくない場合は、録画後 15 秒以内に共有をキャンセルできます。共有はインターネット接続に依存しているため、録画の終了と動画のアップロードおよび共有との間に時間差が生じることがあります。動画を共有した緊急連絡先は動画のコピーをダウンロードできます。
動画の共有リンクは、動画ごとに一度に 1 つのみ有効です。プライバシーを保護するため、作成された各リンクには 7 日間の有効期限タイマーが設定されます。リンクはいつでも無効にできます。有効期限タイマーを更新するには、既存のリンクを無効にして、新しいリンクを作成します。
共有リンクを無効にする方法は次のとおりです。
- スマートフォンで緊急情報アプリ
を開きます。
- 左上の設定アイコン
[自分の動画] をタップします。
- 動画の横にあるその他アイコン
[削除] をタップします。
- ダイアログ ボックスが表示されたら [削除] をタップします。
緊急時の録画は、緊急事態において安全を確保するための個人的な使用を目的としています。有効な共有リンクが過剰に共有されている場合、Google はそのリンクを自動的に無効にします。
自動バックアップの仕組み
緊急時の録画はクラウドに自動的にアップロードされるため、緊急事態でスマートフォンが紛失または破壊された場合にデータの損失を防ぐことができます。クラウドにアップロードするにはインターネット接続が必要です。データアクセスが制限されている場合は、料金がかかる可能性があります。アップロードされた緊急時の録画は、インターネットに接続されていればいつでも管理できます。
動画を管理する方法は次のとおりです。
- スマートフォンで緊急情報アプリ
を開きます。
- 左上の設定アイコン
[自分の動画] をタップします。
- 動画の横にあるその他アイコン
[共有] または [削除] をタップします。
- ファイルを削除すると、Google アカウントから完全に削除されます。この操作は元に戻せません。
- ロック画面で上にスワイプします。
- [緊急]
[緊急時情報を表示] をタップします。
ファースト レスポンダーがあなたの現在地をすぐに特定できるよう、緊急通報番号(米国では 911、欧州では 112 など)に電話をかけたりテキスト メッセージを送信したりしたときに、スマートフォンの位置情報が送信されます。
Android 緊急位置情報サービス(ELS)がお住まいの国 / 地域やご利用のモバイル ネットワークで提供されている場合は、スマートフォンで ELS をオフにしていなければ、ELS を介してファースト レスポンダーに位置情報が自動的に送信されます。ELS がオフになっていても、緊急通報や緊急メッセージの送信中にご利用の携帯通信会社からデバイスの位置情報が送信されることがあります。
緊急位置情報サービスをオンまたはオフにする
- スマートフォンで設定アプリを開きます。
- [位置情報]
[位置情報サービス]
[緊急位置情報サービス] または [Google 緊急位置情報サービス] をタップします。
- [緊急位置情報サービス] または [Google 緊急位置情報サービス] をオンまたはオフにします。
緊急位置情報サービスの仕組み
スマートフォンで緊急位置情報サービス(ELS)が使用されるのは、緊急通報番号に電話をかけるか、テキスト メッセージを送信したときのみです。
スマートフォンで ELS がオンになっている場合、ELS は Google 位置情報サービスやその他の情報に基づいて、スマートフォンの最も正確な位置情報を緊急通報中に特定します。ELS はその他の情報(デバイスの設定言語など)を送信することもあります。
ユーザーの現在地を特定して適切な支援を提供できるように、このデータは認定緊急サービスにも共有されます。緊急サービスは、Google からではなく、スマートフォンから直接このデータを受け取ります。
ELS を使用した通話やテキスト メッセージの送信が終わると、Google Play 開発者サービスを通じて、スマートフォンから Google に使用状況、分析、診断のデータが送信されます。Google はこの情報に基づいて ELS がどの程度適切に機能しているかを分析します。なお、位置情報を含め、ユーザーの特定につながる情報は Google には一切送信されません。
ELS で位置情報を送信する際のプロセスは、Google マップでの現在地の共有とは異なります。詳しくは、Google マップで現在地を共有する方法についての説明をご覧ください。
緊急事態の共有を使用するための要件は次のとおりです。
- 緊急連絡先が 1 件以上登録されている
- 緊急情報アプリに位置情報の利用許可として「アプリの使用時のみ」を付与する
- 位置情報サービスをオンにした状態でインターネットに接続されている
緊急事態の共有を開始する
- スマートフォンで緊急情報アプリ
を開きます。
- [緊急事態の共有] をタップします。
- リアルタイムの位置情報を共有するユーザーを選択します。
- メッセージを追加することもできます(省略可)。
- [共有] をタップします。
- 通知バナーをタップすると「緊急事態の共有」の詳細が表示されます。
ヒント: お住まいの国 / 地域で現在地の共有を利用できない場合は、緊急情報アプリにメッセージが表示されます。
緊急事態の共有を停止する
- スマートフォンで緊急情報アプリ
を開きます。
- [緊急事態の共有]
[停止] をタップします。
- 緊急事態の共有を終了した理由を説明するメモを追加できます。
ヒント: 緊急事態の共有は 24 時間後に自動的に終了します。
- スマートフォンで緊急情報アプリ
を開きます。
- [安全確認] をタップします。
- [理由] と [時間] を選択します。
- 最大 24 時間後まで任意の時間に確認を設定できます。
- [次へ] をタップします。
- 連絡先を選択します。
- [ON にする] をタップします。
ヒント: 緊急連絡先の通知をオンにすると、安全確認の設定時間と安全確認の終了時に緊急連絡先に通知が送信されます。
自分が安全であることを指定する
安否を確認する時間になると、緊急事態の共有が開始される 60 秒前にあなたに通知が届きます。自分が安全であることを指定すると、緊急事態の共有はキャンセルされます。安全確認は、通知からいつでも停止できます。60 秒以内にいずれのオプションも指定しなかった場合は、緊急事態の共有が開始されます。
- 通知が届いたら、以下のオプションのいずれかを選択します。
- 私は大丈夫です
- 今すぐ共有
- 緊急通報に発信
- スマートフォンがロックされている場合は、ロックの解除が必要になることがあります。
スマートフォンがオフになったり、スマートフォンに電波が届かなかったりしたりしても、安全確認は有効のままとなり、設定された安全確認の時間に、最後に認識された位置情報を使用して緊急事態の共有が開始されます。
災害情報アラートをオンまたはオフにする
- スマートフォンで緊急情報アプリ
を開きます。
- 設定アイコン
[災害情報アラート] をタップします。
- [災害情報アラート] をオンまたはオフにします。
Google が災害情報アラートを送信する仕組み
お住まいの地域の地震について調べる
スマートフォンでお住まいの地域の地震を検出できます。周辺の地震について詳しくは、Google 検索で「[お住まいの都市または地域] の地震」を検索してください。
スマートフォンによる地震検出への貢献を停止するには、Google 位置情報の精度をオフにします。
ShakeAlert
Android Earthquake Alerts System
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- [緊急情報と緊急通報]
[地震アラート] をタップします。
- [緊急情報と緊急通報] が表示されない場合は、[位置情報]
[詳細設定]
[地震アラート] をタップします。
- [緊急情報と緊急通報] が表示されない場合は、[位置情報]
- [地震アラート] をオンまたはオフにします。