状況によっては、スマートフォンをロック解除したままにすることができます。たとえば、スマートフォンをポケットに入れているときや、自宅の近くにいるような場合です。ロック解除延長（旧 Smart Lock）を使用すれば、PIN、パターン、またはパスワードでロックを一度解除するだけで済みます。
重要:
- この手順の一部は、Android 10 以降でのみ動作します。お使いの Android のバージョンをご確認ください。
- 手順によっては、画面のタップ操作が必要となります。
スマートフォンのロックを解除したままにする
- お使いのデバイスに画面ロックを設定していることを確認します。画面ロックを設定する方法をご確認ください。
- デバイスの設定アプリを開きます。
- [セキュリティとプライバシー]
[その他のセキュリティとプライバシー]
- [セキュリティとプライバシー] が表示されない場合は、[セキュリティと現在地情報] をタップします。
- PIN、パターン、またはパスワードを入力します。
- オプションを選択し、画面上の手順に沿って操作します。
[その他のセキュリティとプライバシー] ロック解除延長がオンのときにスマートフォンを手動でロックする
重要: ロック解除延長がオンになっていてアクティブ状態のとき、ロック画面にロック解除アイコン 
デバイスをもう一度ロックするには:
- 電源ボタンと音量大ボタンを同時に押します。
- [ロックダウン]
をタップします。
をタップします。ロック解除延長をオフにする
- デバイスの設定アプリを開きます。
- [セキュリティとプライバシー]
- [セキュリティとプライバシー] が表示されない場合は、[セキュリティと現在地情報] をタップします。
- PIN、パターン、またはパスワードを入力します。
- [持ち運び検知機能] をタップします。
- [持ち運び検知機能を使用する] をオフにします。
- [信頼できる場所] をタップします。
- [信頼できる場所をロック解除延長で使用する] をオフにします。
- 信頼できるデバイスをすべて削除します。スマートフォンによっては、認識済みの顔と Voice Match の音声の削除が必要になることがあります。
ヒント: 画面ロックをオフにできます。詳しくは、画面ロックの設定についての説明をご覧ください。
ロックの使い方について
身につけている間はスマートフォンのロックを解除したままにする重要: 機内や船内では、デバイスが自動的にロックされないことがあります。必要に応じて手動でロックしてください。詳しくは、スマートフォンを手動でロックする方法についての説明をご確認ください。
持ち運び検知機能のオンとオフを切り替える
- デバイスの設定アプリを開きます。
- [セキュリティとプライバシー]
[その他のセキュリティとプライバシー]
- [持ち運び検知機能を使用する] をオンまたはオフにします。
[その他のセキュリティとプライバシー] 持ち運び検知機能の仕組み
- デバイスのロックを解除した後は、持ち運び中であることを検知している限り、ロックは解除されたままになります。デバイスをテーブルの上などに置いた場合、自動的にロックされるまでに 1 分ほどかかることがあります。
- 車、バス、列車などの乗り物に乗車した場合、ロックされるまでに 5～10 分程度かかります。
重要: 機内や船内では、デバイスが自動的にロックされないことがあります。必要に応じて手動でロックしてください。スマートフォンを手動でロックする方法をご覧ください。スマートフォンを手動でロックする方法をご覧ください。
重要: デバイスにはあなたの歩行パターンの加速度計データが保存され、デバイスを持ち運んでいるかどうかの判断に使用されます。持ち運び検知機能をオフにすると、このデータは削除されます。
信頼できる場所を使用する
- [信頼できる場所をロック解除延長で使用する] をオンにします。詳しくは、Android デバイスで信頼できる場所を設定するをご覧ください。
- [位置情報の精度] をオンにします。詳しくは、位置情報の設定を変更する方法をご確認ください。
- デバイスに現在地の使用を許可します。位置情報をオンにする方法についての記事をご覧ください。。
重要: 信頼できる場所は大まかな範囲です
信頼できる場所は、自宅やカスタムの場所の壁や塀によって範囲が限定されるわけではありません。半径最大約 100 m 以内でデバイスのロックが解除されたままになる可能性があります。
位置情報の信号は複製または操作されることがあります。特殊な機器を入手できる第三者にデバイスのロックを解除される可能性があります。
信頼できる Bluetooth デバイスを追加する
- デバイスで Bluetooth がオンになっていることを確認します。Bluetooth をオンにする方法についての記事をご覧ください。。
- デバイスの設定アプリを開きます。
- [セキュリティとプライバシー]
- [セキュリティとプライバシー] が表示されない場合は、[セキュリティと現在地情報] をタップします。
- [信頼できるデバイス]
- リストからデバイスを選択します。
- Bluetooth 搭載のスマートウォッチや車載スピーカー システムなどの信頼できるデバイスに接続しているときに、スマートフォンやタブレットのロックを解除したままにすることができます。Bluetooth キーボードやケースなど、常にスマートフォンやタブレットと一緒に持ち歩くデバイスは選択しないようにしてください。
- 省略可: Bluetooth デバイスを削除するには、削除するデバイスを選択して [削除] をタップします。
- デバイスのロックを解除します。信頼できるデバイスに接続されているときは、ロックは解除されたままになります。
重要: 信頼できる Bluetooth デバイスのみ使用してください。
偽装した Bluetooth 接続を使用する第三者によって、デバイスのロックが解除されたままになるおそれがあります。
デバイスに通知が届いた場合: 安全な接続かどうかをデバイスが識別できない場合は、通知が届きます。その場合、デバイスのロック解除が必要になることがあります。
Bluetooth の接続範囲は、デバイスの機種、Bluetooth デバイス、利用環境などの要因によって異なります。Bluetooth 接続の範囲は最大 100 メートルに及びます。信頼できるデバイスの近くにあってロックが解除された状態にあるスマートフォンまたはタブレットを第三者が手にした場合、その人物がデバイスを操作するおそれがあります。
電源設定で [ロックダウン] オプションを表示する
- スマートフォンの設定アプリを開きます。
- [ディスプレイ]
[詳細設定]
- [ロックダウン オプションの表示] をオンにします。電源ボタンを押すと、[ロックダウン] ボタンが設定の一覧に表示されます。
[詳細設定] ロックダウンをオンにする
- 電源ボタンと音量大ボタンを同時に押します。
- [ロックダウン] をタップすると、これにより、ロック画面での通知、指紋認証または顔認証によるロック解除、ロック解除延長がオフになります。
バージョンの古い Android を使用している場合
Android 9 以前を使用しているデバイスでは、これらのオプションが表示されることがあります。
重要: 顔認識は、PIN、パターン、パスワードに比べ安全性の低い方法です。あなたによく似た顔の人物によってスマートフォンのロックが解除される可能性があります。
認識済みの顔を設定して使用する
- [Smart Lock] メニューで、[認識済みの顔] をタップします。
- [設定] をタップし、画面の指示に沿って手順を完了します。認識済みの顔の設定が完了すると、電源を入れるたびに顔認識が行われ、あなたの顔が認識されるとロックが解除されます。
- Smart Lock が顔写真を保存することはありません。顔認識に使用されるデータは、お使いのスマートフォンにのみ保存されます。アプリがこのデータにアクセスしたり、データを使用したりすることはできません。また、データが Google サーバーにバックアップされることもありません。
ヒント: お使いのスマートフォンが顔を認識している間は、認識済みの顔のアイコン 
スマートフォンの顔認識の精度を改善する
- [Smart Lock] メニューで、[認識済みの顔] をタップします。
- [顔認識の精度を改善] をタップします。
- [次へ] をタップし、画面の指示に沿って手順を完了します。
認識済みの顔を削除する
- [Smart Lock] メニューで、[認識済みの顔] をタップします。
- [認識済みの顔を削除] をタップします。
- 認識済みの顔を削除するかどうかを確認するメッセージが表示されたら、[削除] をタップします。