Android アプリがデバイスの位置情報を共有するかどうかを確認する

スマートフォン上のアプリがサードパーティとデバイスの位置情報を共有することがあるかどうかを確認できます。

重要:

• アプリストアからインストールしたアプリや、デバイスにプリロードされているアプリの場合、デベロッパーがデータ セーフティ ラベルを提供していれば、位置情報の共有方法に関する情報を確認できることがあります。すべてのアプリストアやデバイス メーカーが、デベロッパーからデータ セーフティ ラベルの情報を収集しているわけではありません。
• 各アプリ デベロッパーは、公開されたデータ共有方法が正確であることに責任を持ち、公開されたデータ共有方法を随時更新できます。

アプリの位置情報の共有方法を把握する

アプリがスマートフォンの位置情報を使用する可能性がある場合は、権限プロンプトに「このアプリはサードパーティと位置情報を共有することがあります」と記載された情報ボックスが表示されることがあります。

この情報ボックスをタップすると、アプリがデバイスの位置情報を共有する方法やその理由が表示されます。この情報は、アプリにスマートフォンの位置情報の使用を許可するかどうかを判断する場合に役立ちます。

情報ボックスが表示されないからといって、アプリが位置情報データを共有しないわけではありません。たとえば、アプリをインストールしたアプリストアやアプリをプリロードしたデバイス メーカーがデータ セーフティ ラベルをサポートしていない場合、このボックスは表示されない可能性があります。

アプリがサードパーティと位置情報を共有する理由を確認する

データ共有情報の画面に、アプリがサードパーティと位置情報を共有する目的が説明されています。たとえば、以下のような内容が記載されます。

データの用途	説明	例
アカウント管理	デベロッパーのアプリで使うユーザー アカウントの設定や管理を行うために使用されます。	ユーザーが、アカウントの作成、アカウントへの情報の追加、アプリへのログイン、認証情報の確認を行えるようにする。
広告、マーケティング	広告、マーケティング コミュニケーションの表示やターゲットの設定、広告パフォーマンスの測定に使用されます。	アプリに広告を掲載する、通知を送信して他のプロダクトやサービスを宣伝する、広告パートナーとデータを共有する。
アプリの機能	アプリで提供される機能に使用されます。	アプリの機能を許可する、ユーザーを認証するため。
アナリティクス	ユーザーのアプリの使用状況やアプリのパフォーマンスに関するデータの収集に使用されます。	特定の機能を使用しているユーザーの数を確認する、アプリの状態を管理する、バグやクラッシュを診断して修正する、将来的にパフォーマンスを改善する。
デベロッパーによる情報伝達	アプリやデベロッパーに関するニュースや通知の送信に使用されます。	アプリの新機能やセキュリティ アップデートを伝える通知を送信する。
不正行為防止、セキュリティ、コンプライアンス	不正行為防止、セキュリティ、法律の遵守に使用されます。	不正なログインの試みを監視して不正行為の可能性を特定する。
パーソナライズ	おすすめのコンテンツや候補の表示など、アプリのカスタマイズに使用されます。	ユーザーの視聴習慣に基づいておすすめのプレイリストを提示する、ユーザーの位置情報に基づいてローカル ニュースを配信する。

アプリのデータアクセス権限を変更する

デバイスの位置情報へのアクセス権を持つアプリを表示、管理するには:

1. スマートフォンの [設定] を開きます。
2. [セキュリティとプライバシー] [プライバシー] [権限] をタップします。
3. [位置情報] をタップします。
4. 権限を変更するアプリをタップします。
5. 使用可能なオプションから 1 つを選択します。

また、特定のアプリのアクセス権を表示して、デバイスの位置情報へのアプリのアクセス権を変更することもできます。

1. スマートフォンの [設定] を開きます。
2. [アプリ] [アプリをすべて表示] をタップします。
3. 権限を変更するアプリをタップします。
4. [権限] [位置情報の利用許可] をタップします。
5. 使用可能なオプションから 1 つを選択します。

アプリの最新のデータ共有方法を確認する

月に 1 回配信されるデータ共有の通知を使用

位置情報へのアクセス権を持つアプリがなんらかの方法でデータ共有方法を変更した場合は、月に 1 回通知が届きます。たとえば、以前は位置情報を共有していなかったアプリが位置情報を共有するようになったことや、位置情報データを共有する新たな目的として広告やマーケティングが追加されたことが示されます。詳しい情報を確認して権限を変更するには:

1. 通知をタップします。
2. アプリのデータアクセス権限を変更するには、アプリ名の横にあるアイコンをタップします。
3. 以下のオプションを選択できます。
   • 常に許可: アプリを使用していない場合もアプリは位置情報にアクセスできます。
   • アプリの使用中のみ許可: アプリが位置情報にアクセスできるのは、アプリの使用中に限られます。
   • 毎回確認: アプリが位置情報にアクセスするには、毎回ユーザーの許可が必要です。
   • 許可しない: アプリは位置情報にアクセスできません。

ヒント: アプリが正確な位置情報とおおよその位置情報のどちらを使用するかは、[正確な位置情報を使用] をオンまたはオフにすることで指定できます。

データ共有の更新ページを使用

1. スマートフォンの [設定] を開きます。
2. [セキュリティとプライバシー] [プライバシー] をタップします。
3. [位置情報を共有する方法の更新] をタップします。

関連リソース

• Android スマートフォンの位置情報を使用するアプリを選択する
• Android デバイスの位置情報の設定を管理する