一部の保健機関は、接触通知システムを使用するために Google 提供のテンプレート アプリをカスタマイズしています。保健機関は、テンプレート アプリを使って、陽性者との接触の定義と、アプリ内のコンテンツの一部(陽性者との接触の可能性の検出後に提供するガイダンスなど)をカスタマイズできます。
お住まいの地域でこのアプリが提供されている場合は、Play ストアからダウンロードできます。詳しくは、スマートフォンで接触通知システムを使用する方法についての説明をご覧ください。
アプリの使用状況とパフォーマンスのデータを Google と共有する
テンプレート アプリの保守と改善のため、アプリのパフォーマンスと使用状況に関するデータの一部を、匿名化したうえで Google と共有することを指定できます。
Google と共有される情報の種類
[アプリの使用状況とパフォーマンスの共有] がオンになっている場合、エラーに関するデータ、電池使用量、接続に関する問題など、アプリのパフォーマンスに関するデータの一部がお使いのデバイスから Google に送信されます。このデータに基づき、アプリが正常に動作しているかどうかの確認が行われます。
このデータからユーザーは特定されません。このデータは、Google のプライバシー ポリシーに沿って、テンプレート アプリの保守と改善のためにのみ使用されます。
[アプリの使用状況とパフォーマンスの共有] をオンまたはオフにする
重要: [アプリの使用状況とパフォーマンスの共有] をオフにしても、引き続きアプリを使用できます。
アプリに関する使用状況とパフォーマンスのデータを Google に送信するかどうかを指定するには:
- アプリを開きます。
- 右上にある [設定] をタップします。
- [アプリの使用状況とパフォーマンスの共有] をタップします。
- 設定をオンまたはオフにします。
旅行中の場合
海外の場合:
- 過去 14 日間に渡航した国のモバイル カントリー コードがアプリに保存されます。この情報を基に、アプリはその渡航先の国で接触通知システムを使用している人にユーザーが接触したかどうかを調べることができます(保健機関がアプリをどのようにセットアップしているかに応じて異なります)。
- COVID-19(新型コロナウイルス感染症)に感染したことをユーザーが報告する場合は、海外に渡航したかどうかを共有することを指定できます。この情報によって、ユーザーが感染した可能性があることをユーザーの周囲にいた人に知らせることができます(保健機関がアプリをどのようにセットアップしているかに応じて異なります)。なお、一部の渡航先の国には共有されません。
分析データを保健機関と共有する
保健機関から、分析データの一部を匿名化したうえで共有するよう求められることがあります。保健機関は、COVID-19 の感染拡大抑止に役立てるため、そのデータを使用して集約統計情報を計算することがあります。分析データは暗号化され、Google で読み取られることはありません。また、ユーザーやユーザーのスマートフォンと結び付けられることもありません。
こうした分析データには、お住まいの地域での陽性者との接触の可能性がある人の数や、ユーザーが通知をタップしたかどうかも含まれることがあります。分析データはプライバシー保護を重視した技術を使って生成されます。保健機関は個人ユーザーのプライバシーを保護する形を取りながら、集約統計情報を把握するうえでの手掛かりにこの分析データを活用します。集約統計情報を利用して、保健機関は拡大抑止対策が有効かどうかを判断し、リスク パラメータを評価します。
[接触通知システムの分析情報の共有] をオンまたはオフにする
こうした分析データを求めて収集するかどうかは、保健機関が判断します。ユーザーは保健機関に対する分析データの設定を変更できます。
- 接触通知アプリを開きます。
- 右上にある [設定] をタップします。
- [接触通知システムの分析情報の共有] をタップします。
- 設定をオンまたはオフにします。
テンプレート アプリでこの設定が利用できない場合、こうした分析データは収集されません。