[GA4] DebugView でイベントをモニタリングする

アナリティクスでウェブサイトまたはモバイルアプリからのイベントが収集された際にモニタリングする

DebugView では、アナリティクスでユーザーから収集されるイベントやユーザー プロパティがリアルタイムで表示されるため、タグの設定時や外部ユーザーによるリアルタイム アクティビティの発生時に問題のトラブルシューティングを行うことができます。DebugView を使用するには、デバッグモードを有効にする必要があります。

デバッグモードを有効にする

デバッグモードは、個人のデバイスのイベントまたはすべてのユーザーのデバイスのイベントに対して有効にできます。タグの設定に関するトラブルシューティングを行う場合は、DebugView の [デバッグに使用するデバイス] からデバイスを簡単に特定できるように、個人のデバイスでデバッグモードを有効にすることをおすすめします。

このセクションでは、ウェブサイトのデバッグモードを有効にする方法について説明します。Android アプリや iOS アプリのデバッグモードを有効にするには、代わりにこちらの記事をご覧ください。

自分用にデバッグモードを有効にする

個人のデバイスのデバッグモードを有効にするには、tagassistant.google.com またはプレビュー モードで Google Tag Assistant を使用します。Tag Assistant では、デバッグモードを有効にするためにウェブサイトのアドレスにパラメータを追加します。

すべてのユーザーに対してデバッグモードを有効にする

すべてのユーザーのデバイスのデバッグモードを有効にするには、構成を更新する必要があります。

Google タグ(gtag.js)

すべてのイベントをモニタリングする

ページ内のすべてのイベントをモニタリングするには、以下のように config コマンドに 'debug_mode':true パラメータを追加します。

gtag('config', 'G-12345ABCDE', { 'debug_mode':true });

一部のイベントをモニタリングする

一部のイベントのみをモニタリングするには、該当イベントに 'debug_mode':true パラメータを追加します。たとえば次のようになります。

gtag('event', 'xyz', { 'debug_mode':true });

デバッグモードを無効にする

デバッグモードを無効にするには、'debug_mode' パラメータを削除します。パラメータを false に設定しても、デバッグモードが無効になることはありません。

Google タグ マネージャー

すべてのイベントをモニタリングする

すべてのウェブサイト ユーザーのアクティビティをモニタリングするには、Google タグdebug_modetrue に設定します。

一部のイベントをモニタリングする

一部のイベントのみをモニタリングするには、Google アナリティクス: GA4 イベントタグdebug_modetrue に設定します。

デバッグモードを無効にする

デバッグモードを無効にするには、'debug_mode' フィールドを削除します。フィールドを false に設定しても、デバッグモードが無効になることはありません。

DebugView でイベントをモニタリングする

クライアント側にプライバシー管理を実装している場合、または同意モードを設定していてユーザーがアナリティクスの Cookie に同意していない場合、イベントはデバッグモードに表示されません。

Troubleshooting in Google Analytics

デバイスでデバッグモードを有効にしたら、[管理] に移動し、[データの表示] で [DebugView] をクリックします。該当サイトまたはアプリの使用を開始して、発生したイベントを確認します。

Seconds ストリーム(中央の列)には、過去 60 秒間に記録されたイベントが表示されます。Minutes ストリーム(左側の列)には、過去 30 分間に発生した一連のイベントのアーカイブが表示されます。右側の列には、30 分間に記録された上位のイベントと、現在選択されているデバイスのユーザー プロパティが表示されます。

Seconds ストリーム

デフォルトでは、過去 60 秒間にログに記録されたイベントのリストが表示されます。イベントごとに、開発用デバイスで記録された時刻を示すタイムスタンプも表示されます。イベントをクリックすると、関連するパラメータの一覧を確認できます。アプリを使用する過程でユーザー プロパティの値が変わると、ストリームにイベントが表示されます。最新のイベントが一番上に表示されます。

Minutes ストリーム

このストリームには直近 30 分間のイベントが表示されます。イベントは 1分単位で区切られ、それぞれ 1 つの円で表されます。円内の数字はその時刻(分単位)に受信したイベントの数です。いずれかの円をクリックすると、その 1 分間に記録されたイベントのデータが Seconds ストリームに読み込まれます。

上位のイベントと現在のユーザー プロパティ

上位のイベントの表には、30 分間に記録された上位のイベントが表示されます。現在のユーザー プロパティの表には、現在選択されている開発用デバイスのユーザー プロパティの最新の状態が表示されます。

デバイス選択ツール

複数のデバイスでデバッグモードを有効にしている場合は、デバイス選択ツールを使用して、DebugView レポートにデータを表示するデバイスを指定します。これにより、複数のデベロッパーが関わる場合でも、お互いに影響を与えることなく、それぞれの計測と検証に集中できます。デバイス選択ツール([デバッグに使用するデバイス])のメニューはレポートの左上にあります。

アトリビューション データ

リアルタイム レポートと同様に、DebugView レポートでもアトリビューション分析は限定的に行われ、レスポンシブ レポートが作成されます。アトリビューションに関する正確な情報については、集客レポートを参照することをおすすめします。

次のステップ

収集するデータがレポートのデータに悪影響を及ぼすことがないよう、デバッグモードがオンになっている間はトラフィックを除外することが重要です。デバッグモードが有効になっている際に収集するデータがレポートのデータに影響しないように、デベロッパー トラフィックを除外することができます。詳細

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