マルチチャネル レポートを使用した分析

アトリビューション モデル

アトリビューション モデルとは、マーケティング キャンペーンが、販売やコンバージョンに貢献している度合いを確認するための一連のルールのことです。アトリビューション モデルの狙いは、マーケティング キャンペーンとマーケティング チャネルがどのように連携して、コンバージョンの獲得に貢献しているかを詳しく把握することです。これにより、マーケティングの時間や予算の割り当てを改善できます。

たとえば、あるユーザーが Google 広告から Google Merchandise Store にアクセスし、その 1 週間後にソーシャル ネットワークのリンクをクリックして再びアクセスし、その同じ日にメール キャンペーンのリンクからアクセスして、商品を購入したとします。このようなマーケティング活動のすべてが連携して、コンバージョンの獲得に貢献しています。

デフォルトでは、最後のマーケティング活動(上記の例ではメール キャンペーン)に、すべての貢献度や e コマース収益が割り当てられる設定になっており、この設定を「終点」アトリビューション モデルと呼びます。

しかし、貢献度の一部は、他の 2 つのマーケティング活動に割り当てるべきかもしれません。

マルチチャネル レポート

「終点」モデル以外のアトリビューションも活用するために、Google アナリティクスには、マルチチャネル レポート(MCF レポート)という一連のレポートが用意されています。マルチチャネル レポートでは、前段階のマーケティング活動がコンバージョン獲得のために果たした役割を確認できます。終点より前にコンバージョン獲得に貢献したチャネルには、「アシスト コンバージョン」の貢献度が与えられます。

マルチチャネル レポートでは、ユーザーが最初に関心を持ってから、購入するまでにかかった時間も確認できます。このコンバージョン経路のデータには、有料検索とオーガニック検索、参照元サイト、アフィリエイト、ソーシャル ネットワーク、メール キャンペーンなど、あらゆるデジタル チャネルの接点が含まれます。マルチチャネル レポートを使用するには、先に目標や e コマースの設定を行います。

マルチチャネル レポートは、[コンバージョン] セクションから確認できます。

サマリー レポートでは、Google Merchandise Store の合計コンバージョン数のほか、アシスト クリック後のコンバージョン数、アシスト インプレッション後のコンバージョン数、リッチメディア アシスト コンバージョン数を確認できます。e コマース トランザクションや個別の目標を設定していれば、それを確認できます。Google 広告アカウントにリンクしている場合、Google 広告の詳細なデータも表示されます。

また、ルックバック ウィンドウを 1~90 日の範囲で設定できます。これがレポートで使用するコンバージョン前の期間になります。

タイムラインの下に、コンバージョン全体に対する各チャネルの貢献度と、貢献度が重複している期間が表示されます。


アシスト コンバージョン レポートには、アシストされた販売とコンバージョンの合計数と合計金額が、チャネルごとに表示されます。値が大きいチャネルほど、コンバージョンのアシストに貢献していることになります。コンバージョン獲得日、コンバージョン獲得の前日、経路の位置(コンバージョン獲得までに経由された接点の数)ごとに内訳を示すことができます。

 この表では、有料検索キャンペーンの効果と、それによって生じたコンバージョンの数を確認できます。Google Merchandise Store では、認知度向上のために、有料検索キャンペーンへの投資を増やすことをおすすめします。

コンバージョン経路レポートには、コンバージョン数とコンバージョン値が、コンバージョン獲得に繋がったチャネルの組み合わせごとに表示されます。

期間レポートには、ユーザーが初めに関心を持ってからコンバージョンに至るまでにかかった日数ごとに、コンバージョン数が表示されます。これにより、ユーザーが購入に至るまでの期間を把握し、リマーケティング キャンペーンの参考にすることができます。

経路の数レポートには、コンバージョン獲得までに必要になった接点数の平均と、接点の組み合わせごとの価値が表示されます。

マルチチャネル レポートやアトリビューション レポートを使用して、お客様のビジネスのキャンペーンが成功しているかどうかを測定できます。ビジネスに対して効果的なチャネルと、コンバージョンの促進に最も貢献しているチャネルについて詳しく把握するには、チャネルの分析を行います。
 

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