Google タグ マネージャーの概要

はじめに

Google アナリティクス サポートの Krista Seiden です。Google タグ マネージャー基礎コースへようこそ。

多くのウェブサイトでは、「タグ」と呼ばれる JavaScript コードを使って、ユーザー行動やリマーケティング、e コマースなどについてのデータを収集しています。というのも、タグを使うことで Google アナリティクスなどの他のサービスにデータを渡すのが容易になるからです。

しかし、サイトにタグが増えてくると、コードが煩雑になり管理が難しくなってきます。

また、タグの実装にはプログラミングの知識が必要になるほか、タグを埋め込むことでサイトの処理速度が低下したり、実装方法に問題があればクラッシュを招いたりすることもあるため、注意が必要です。そこで役立つのが Google タグ マネージャーです。

タグ マネージャーを使って Google アナリティクスや Google 広告、第三者のタグを作成し、配信のタイミングを指定できるようになるため、これまでのようにウェブサイトに手作業でタグを実装する必要がなくなります。これにより、タグ実装にかかる期間を短縮し、タグの読み込みを根本的に合理化してサイトの処理速度を向上できます。タグは自分で修正できるので、開発者に変更を依頼する回数も減らせます。

コースの概要

このコースではタグ マネージャーの基礎として、測定プランとタグ実装プランを立てる手順や、タグとトリガーの設定方法、サイト全域で再利用できる変数の設定方法などを解説します。

また、データレイヤー、変数、イベントを使って、サイトのデータを他の分析ツールやマーケティング ツールなどに渡す方法もご説明します。

コースの最後には、タグ マネージャーを使って広告タグとリマーケティング タグを実際に設定していただきます。なお、コースの中でご紹介する例は主にウェブサイト用のタグですが、モバイルアプリ用のタグでも基本は同じです。

例に出てくる架空の TGO 社は、キャンプ用品やハイキング用品、スポーツ用品、衣料品などを販売する、世界的なアウトドア用品販売店であり、最近になってオンラインとオフラインでの商品販売に加え、新たにツアーサイト「TGO ツアーセンター」も立ち上げたという設定です。

このサイトではツアーの下調べやプランニングができるほか、飛行機やホテルの予約も可能です。Google タグ マネージャーを使って TGO 社のサイトにタグを実装し、ユーザー行動の把握に必要なデータ収集を可能にしましょう。

ぜひ、このアナリティクス アカデミーの最新コースを受講して、タグの管理にお役立てください。

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