この記事では、ゴールフロー レポートを活用して、サイトを訪れたユーザーのエクスペリエンスを理解し、改善する方法について解説します。また、事前に関連資料セクションのコンテンツもお読みください。
どのようなコンテンツが効果的かを把握すると、ユーザー エンゲージメントの向上に役立てることができます。飲食店が定期的にメニューを変更し、人気のない料理を除外して売り上げの高いものを残すように、トラフィック パターンを評価して、最もユーザーを引き付けるコンテンツだけでなく、人気のないコンテンツや離脱の多いコンテンツも特定することができます。
この記事の内容:広告主とサイト運営者の皆様へのヒント
トラフィック量に応じて広告枠を販売する場合は、エンゲージメントが特に重要になります。より多くのユーザーの関心を引き付け、広告掲載ページでのユーザーの滞在時間が長いほど、得られる収益も多くなります。
このような場合、目標に 1 つのページや画面ではなく、一定のレベルのトラフィックを集めたい一連のページや画面を設定することがあります。たとえば、ニュース コンテンツをホストしている場合は、政治、スポーツ、エンターテイメントのページに対して、それぞれ別の目標到達プロセスを作成し、各目標到達プロセスの相対的なトラフィック量とエンゲージメントの程度を比較できます。スポーツ コンテンツの掲載結果が優勝決定戦の期間中に高く、一方で政治コンテンツの掲載結果が選挙期間中でも低い場合、スポーツ コンテンツで採用しているレイアウトやコンテンツのアプローチ方法を政治コンテンツでも採用すると効果的かもしれません。
e コマースサイトの場合
商品の販売が目標である e コマースサイトの場合は、ページ滞在時間よりも、ユーザーが効率的にショッピング カートや決済のページにアクセスできるページを作成することが重要になるでしょう。このような場合、ショッピング カートや決済のページを目標として設定し、中間の商品ページを目標到達プロセスのステップとして設定して、商品ページの成果を比較します。一貫して他のページよりもトラフィック量が多いページはあるか、他のページと比べ、より多くのトラフィックをショッピング カートのページに呼び込んでいるページはどれか、それは単に商品が他の商品よりも優れているだけなのか、それともページのデザインの違いがトラフィック量の差につながっている可能性があるのか、また掲載結果が高いページでは、他のページよりも商品に関する情報が豊富か、カスタマー レビュー数が多いか、ショッピング カートに追加する前に商品を目で確認できる機会が多いか、などを確認します。
