ヒットをセッションとユーザーに加工

参考

要点

Google アナリティクスでは、最初にデバイスにコンテンツが表示されてヒットが記録されると、固有 ID がランダム生成され、該当のデバイスと関連付けられます。それぞれの固有 ID がアナリティクスのユニーク ユーザーに対応します。この固有 ID はヒットごとに Google アナリティクスに送信され、新しい ID が検出されるたびに新規ユーザーがカウントされていきます。既存の ID の場合はリピーターと見なされます。

これらの ID はリセットまたは削除されることもあります。たとえばユーザーがウェブブラウザで Cookie を削除した場合や、モバイルアプリをアンインストールしてから再インストールした場合などです。こうしたケースでは、次にそのユーザーのデバイスにコンテンツが表示された際に固有 ID が新たに設定されます。この場合、デバイスの ID はそれ以前とは異なっているため、該当のユーザーはリピーターではなく新規ユーザーとしてカウントされます。

Google アナリティクスで自動的に設定される ID はデバイスごとに異なりますが、ID の生成と割り当ての方法はカスタマイズできます。トラッキング コードによってランダム生成される番号ではなく、固有 ID を指定した番号に置き換えることができます。これにより、ユーザーの行動を複数のデバイス間で関連付けることができます。

Google アナリティクスにおけるセッションとは、特定の期間内に特定のユーザーが行った操作の集合体(ヒット)のことを指します。この操作にはページビュー、イベント、取引成立などが含まれます。デフォルトでは、30 分間操作がなければそのセッションは終了となり、この時間をセッションの「タイムアウト」と呼びます。ヒットの受信が止まってからこのタイムアウトの時間を超えると、セッションは終了となります。該当のユーザーから次にヒットが発生した場合は、新しいセッションが開始されます。タイムアウトの長さは、一般的なサイトやアプリに合わせてデフォルトでは 30 分に設定されていますが、この設定はビジネス目標に合わせて変更できます。たとえば 30 分以上の動画を視聴するなど、ウェブサイトやアプリのユーザーがセッション中にコンテンツに対して何らかの操作を行う頻度が低い場合は、セッションのタイムアウトを長くすると効果的です。











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