統合プロパティの構成シナリオ

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この記事の内容:

各地域向けのウェブサイトを集約し地域規模と世界規模のレポートに対応

対象となる会社の例

  • アメリカ、ヨーロッパ、アジアなどの地域ごとに事業を展開している
  • 複数のウェブサイトを展開して、各地域内の特定エリアや国に対応している(北アメリカ > 西部州、ヨーロッパ > ドイツなど)

統合プロパティの構成例

地域規模の統合

地域規模の統合では、3 個のウェブサイトのプロパティのそれぞれから、対応する地域向けの統合プロパティにデータが送られます。

アメリカ(統合) ヨーロッパ(統合) アジア(統合)
アメリカ向けのウェブサイト 1(参照元) ヨーロッパ向けのウェブサイト 1(参照元) アジア向けのウェブサイト 1(参照元)
アメリカ向けのウェブサイト 2(参照元) ヨーロッパ向けのウェブサイト 2(参照元) アジア向けのウェブサイト 2(参照元)
アメリカ向けのウェブサイト 3(参照元) ヨーロッパ向けのウェブサイト 3(参照元) アジア向けのウェブサイト 3(参照元)

世界規模の統合

世界規模の統合では、9 個のウェブサイトのプロパティのそれぞれから、世界向けの統合プロパティにデータが送られます。

世界(統合)
アメリカ向けのウェブサイト 1(参照元) ヨーロッパ向けのウェブサイト 1(参照元) アジア向けのウェブサイト 1(参照元)
アメリカ向けのウェブサイト 2(参照元) ヨーロッパ向けのウェブサイト 2(参照元) アジア向けのウェブサイト 2(参照元)
アメリカ向けのウェブサイト 3(参照元) ヨーロッパ向けのウェブサイト 3(参照元) アジア向けのウェブサイト 3(参照元)

参照元プロパティはそれぞれが複数の統合プロパティにデータを送信できるため、各ウェブサイトのプロパティを使用して地域向けと世界向けの両方の統合プロパティを構築できます。

ブランドのウェブサイトを集約する

対象となる会社の例

  • ブランドごとに事業を展開している
  • ブランドごとに個別のサイトを運営している

統合プロパティの構成例

次のような構成にすると、特定のブランドの複数のサイト間のデータを比較できます。

ブランド A(統合) ブランド B(統合) ブランド C(統合)
ブランド A のウェブサイト 1(参照元) ブランド B のウェブサイト 1(参照元) ブランド C のウェブサイト 1(参照元)
ブランド A のウェブサイト 2(参照元) ブランド B のウェブサイト 2(参照元) ブランド C のウェブサイト 2(参照元)
ブランド A のウェブサイト 3(参照元) ブランド B のウェブサイト 3(参照元) ブランド C のウェブサイト 3(参照元)

コンテンツの成果を複数のサイト間でトラッキング

対象となる会社の例

  • 複数のメディアサイトを所有している
  • 複数のサイトで同じコンテンツを公開している

統合プロパティの構成例

全体(統合)
ウェブサイト 1(参照元): 記事 A ウェブサイト 2(参照元): 記事 A ウェブサイト 3(参照元): 記事 A

その他のシナリオ

上記のシナリオは、さまざまな統合プロパティを導入する際の青写真としてご利用いただけます。

たとえば、フランチャイズ地域ごとに複数のサイトを運営している場合や、同じ広告やソーシャル メディア キャンペーンを複数のサイトで掲載している場合は、統合プロパティを作成すると、こうしたサイトやキャンペーンの比較分析を簡単に行えるようになります。

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