マーケティングやテスト用のユーザーリストを作成します。
抽出したデータを基にユーザーリスト(Google 広告キャンペーンやオプティマイズ テストの対象となる特定のユーザー)を作成することもできます。たとえば、ショッピング カートに商品を入れたものの購入に至らなかったユーザーは、リマーケティングでの大きな効果を期待できます。それらのユーザーに対して、カートに入れた商品の割り引き広告、送料無料の広告、あるいは新しい広告を表示することで、商品の購入を促すことができます。
ユーザーリストの作成には、どのセグメントでも使用できます。
この記事の内容:
セグメントからユーザーリストを作成する
セグメントからユーザーリストを作成するには:
- Google アナリティクス アカウントにログインします。
- 使用するセグメントが含まれているビューを開きます。
- [レポート] を開きます。ここでさまざまなレポートを選択できます。
- [+ セグメント] をクリックします。 セグメント リストが表示されます。
- ユーザーリストの作成で使用するセグメント([Sessions with Transactions] など)を選択します。
- [アクション]、[ユーザーリストを作成] の順にクリックします。
[ユーザーリスト] 設定ページが開きます。 - リンクを設定します。
- ビュー: ユーザーリストを保存するアナリティクスのビューを選択します。
- 移行先のアカウント: このユーザーリストを共有するアカウントを選択します。(Google 広告、ディスプレイ&ビデオ 360、オプティマイズなど)
- [次のステップ] をクリックします。[ユーザーリストを定義する] が表示されます。
ヒット数またはセッション数を分析するセグメントの場合、表示される設定項目は [過去 7 日間のユーザー] と [有効期間] だけです。
ユーザーを範囲とするセグメントを作成した場合は、ルックバック ウィンドウ(7 日、14 日、30 日)を設定するための項目も表示されます。 - ユーザーリストを定義します。
- ルックバック日数(分析範囲がユーザーのセグメントのみ): ユーザーリストに追加するかどうか判断するため、ユーザーの行動を評価する期間(7 日、14 日、30 日)を設定します。たとえば、「トランザクション数 > 2」である「関東地方」 のユーザーというフィルタを定義し、ルックバック日数を 14 日に設定した場合、関東地方に在住し、過去 14 日間の累積トランザクション数が 3 以上であるすべてのユーザーがリストに追加されます。
- 過去 7 日間のユーザー(読み取り専用): 過去 7 日間にお客様のサイトやアプリを利用したユーザーのデータに基づいて、設定したリスト条件を満たすユーザーの推定数が表示されます。
- 有効期間: フィルタ定義を満たすユーザーを配信広告で使用する有効日数を設定します。540 日まで設定できます。
- 使用先リマーケティング リスト: 条件に基づいて、このユーザーリストを公開できる場所が表示されます。たとえば、Google 検索とディスプレイ広告(Google 広告ディスプレイ、Google 広告 RLSA、ディスプレイ&ビデオ 360 など)のほか、ユーザーリストを使用してテストやカスタマイズを行う、Google オプティマイズなどのサービスがあります。Google 広告クライアント センター(MCC)アカウントをお持ちの方は、Google 広告を選択することでクライアント センターもご利用いただけます。
年齢、性別、またはインタレスト カテゴリのディメンションが含まれているユーザーリストを使用できるのは Google 広告ディスプレイだけです。 - ユーザーリスト名: ユーザーリストの名前を入力します。
- 現在のユーザーリスト定義(セグメントと同じ)をそのまま使用するか、編集(鉛筆)アイコンをクリックします。
定義を変更します。編集アイコンをクリックすると、セグメント ビルダーが開きます。
定義を変更したら、[適用] をクリックしてユーザーリスト設定ページに戻ります。 - [保存] をクリックします。
次のステップ
ユーザーリストを作成したら、そのリストを共有するアカウントで使用できます。たとえば、Google 広告アカウントと共有したユーザーリストをいずれかの広告グループに追加した場合、そのリスト内のユーザーに Google 広告リマーケティング キャンペーンの広告が表示されます。