インポート エラーを処理する

データのインポートに関する問題のトラブルシューティングを行います。

インポートしたデータが期待どおりにレポートに表示されない場合は、この記事を参考にして問題のトラブルシューティングを行うことができます。

データ インポートが正常に実行されない場合、いくつかのシンプルな原因が考えられます。

  1. 適切なビューでレポートを作成していない。
  2. 適切な日付を使用していない。
  3. アップロード ファイルのエラー。
  4. インポートしたデータが適切に結合されていない(データセット スキーマ キーの問題)。
  5. 適切なインポート モードを使用していない。

 

この記事の内容:

基本事項を確認する

問題のトラブルシューティングを行う際は、最もシンプルな事項から確認することをおすすめします(「電源プラグは入っているか」のような基本事項)。いくつかの基本的な確認事項を次に示します。

データ インポートを実行できるのは、ビュー単位です。そのため、閲覧しているレポートが、適切なアカウント、プロパティ、ビューを対象にしていることを確認してください。

データ インポートは、アップロードしたデータを処理して、ビューに追加する時間が必要です。インポートしたデータが表示されるまでには、数時間かかる場合があります。

アップロードしたデータには、リクエストした期間が確かに含まれていますか。必要な日付がインポート ファイルに含まれていることを確認してください(費用データ、払い戻しデータなどの日付に依存するデータをアップロードする場合)。他のインポート形式の場合、アップロードより後の日付でレポートを作成していることを確認してください(クエリ時間モードを使用している場合を除く)。

エラーが表示された場合は、アップロードの管理表で該当するデータセットを確認してください(下記参照)。

アップロード ファイルのエラー

アップロードしたファイルでエラーが見つかった場合、ファイルに含まれるデータは処理されず、そのデータセットのアップロードの管理表で、ファイルのステータスが「失敗」として表示されます。

  1. Google アナリティクスにログインします。
  2. [管理] をクリックして、データをアップロードするプロパティに移動します。
  3. [プロパティ] 列で [データのインポート] をクリックします。[データセット] の表を表示します
  4. 管理するデータセットを見つけます。
  5. データセットの右端の [アップロードを管理] リンクをクリックして、アップロードの管理ページを開きます。
  6. アップロードが失敗していたら、[エラーを表示] をクリックしてエラー メッセージを確認します。
  7. データ インポート エラー メッセージ リファレンスを参照して、表示されたメッセージの詳細をご覧ください。
Manage Uploads page, showing view errors link

 

Upload error list

アップロード ファイルでエラーが発生する原因としては主に次の 2 つがあります。

  • ヘッダーの形式が不適切
  • コンテンツが想定外の内容か、不適切な形式である

詳しくは、アップロード ファイルの形式を設定するをご覧ください。

ファイルのヘッダーのエラー

ファイルのヘッダーのエラーは、CSV 形式のアップロード ファイルのヘッダー行に無効なフィールド名が含まれている場合やヘッダーのフィールド名がデータセット スキーマに対応していない場合、コンテンツ内のフィールドの数とヘッダーで定義されたフィールドの数が異なる場合に発生します。

ファイルのヘッダーの要件

CSV ファイルのヘッダーは、アップロード先のデータセットと一致している必要があります。データセット スキーマで指定した各ディメンションまたは指標の列が必要です。各ディメンション / 指標の列がある限り、CSV ファイルの列が表示される順序は重要ではありません。

また、ヘッダー行の各項目は、スキーマを定義した際に管理画面で選択したディメンションや指標の名前ではなく内部名で表示される必要があります。

ファイル コンテンツのエラー

ファイルのコンテンツが不適切な形式の場合(たとえば、特定の行のセル数が不十分で、列数がヘッダーより少ない場合など)や、特定のセルに含まれるデータが不適切な形式の場合は、ファイル コンテンツのエラーが発生します。

データセット スキーマ キーを確認する

データを適切にデータセットにインポートした(アップロード エラーが表示されていない)にも関わらず、該当するデータがレポートに表示されない場合は、データセットのスキーマキーが適切に定義されていることを確認してください。なお、ディメンションまたは指標の内部名(例: Source ではなく ga:source)を使用し、キー ディメンションのスコープはインポートするデータ形式に適したものにする必要があります。

データセット スキーマに関する詳細

インポート モードを確認する

データを適切にデータセットにインポートし(アップロード エラーが表示されていない)、さらにスキーマを適切に定義したにも関わらず、インポート日より前のレポートに、該当するデータが表示されない場合は、処理時間インポート(インポート日より後に収集されたヒットのみを対象にする)を使用していることが原因である場合があります。アップロード後の日付でレポートを作成することで、原因を検証できます。インポートしたデータがそのレポートに表示された場合(それより前の日付では表示されない)、データセットに処理時間インポートが使用されていることが原因であると考えられます。

一方、クエリタイム インポートは過去のデータに適用されますが、このインポート モードは 360 アカウントでのみご利用いただけます。

クエリタイム インポート モードに関する詳細

関連資料

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