このレポートを使用するには、Google シグナルを有効にする必要があります。
デバイス経路レポートには、コンテンツを利用する際に使われた一連のデバイスの使用順が表示されます。このレポートを使用すると、ユーザーがコンテンツを利用してコンバージョン プロセスをたどる際に、どのようにデバイスを切り替えているかを分析できます。
このレポートでは、コンバージョンに至るまでに複数のデバイスでコンテンツを利用したユーザー セグメント(User ID が割り当てられたユーザー セグメント)を把握して、1 種類のデバイスだけを使用したユーザー セグメントと比較できます。たとえば、あまり収益性の高くないユーザーは 1 種類のデバイスを利用しているのに対して、収益性が高いユーザーは複数のデバイスを頻繁に移動してコンバージョンに至っているといった傾向を掴むことができます。経路の途中に何回かモバイル操作を行っているセグメントを見つけ、モバイル戦略を改善するといった活用法が可能です。
デバイス経路レポートのデータを使用すると、コンバージョン経路の各接点でデバイス別に期待する利用行動を明らかにし、それに合わせてユーザーの操作性と広告戦略を改善できます。
デバイス経路レポートを使用する
デフォルトでは、このレポートのデータ表には 1 回以上デバイスを移動した場合に、直近に使用された 5 種類のデバイス接点が表示されます。[経路オプション] をクリックすると、表示する経路内の接点の数と移動回数を変更できます。たとえば、3 回以上デバイスを移動した 4 種類のデバイス接点の経路のみを表示するよう設定すれば、コンバージョンに至るまでに接点の多いユーザー セグメントを確認できます。
ノートパソコンは PC のカテゴリに含まれます。また、デスクトップ パソコンから別のデスクトップ パソコンやノートパソコンにデバイスが変わった場合、このレポートではデバイスの種類が切り替わったとはみなされません。詳しくは、User ID ビューの制限事項をご覧ください。
この画像をクリックして展開すると、上記のオプションが管理画面のどこにあるかを確認できます。