レポートは、User-ID が有効にされたプロパティの User-ID に対応するビューでのみ表示されます。
アトリビューションとトラフィック指標を組み合わせた集客デバイス レポートからは、集客とコンバージョンの関係がわかります。
このレポートでは、ある種類のデバイスでユーザーを獲得し、同じ種類のデバイスでコンバージョンに至ったユーザー数、別の種類のデバイスでコンバージョンに至ったユーザー数、コンバージョンに至らなかったユーザー数を確認できます。たとえば、あるセグメントのユーザーは最初のセッションでタブレットを使用し、次のセッションでもタブレットを使用して何かを購入したこと、別のセグメントのユーザーは最初のセッションでは携帯端末を使用し、次のセッションでは PC を使用して大きな売り上げがあったことなどがわかります。
集客デバイス レポートを使用すると、新規顧客を獲得してコンバージョンへ導く戦略の違いにより、使用されたデバイスにどのような違いがあるかがよくわかります。
集客デバイス レポートを使用する
このレポートのデータ表には、Google アナリティクスで定義された各デバイス カテゴリ(ノートパソコンを含む PC、タブレット、モバイル)の行が表示されます。
各行のユーザー数は、そのデバイス カテゴリによる集客数を表します。これは、レポートで指定した期間内に初めて User ID を割り当てられたときに、カテゴリ内のデバイスを使用したユーザーのセグメントです。たとえば、データ表のモバイル行のユーザーが携帯端末を利用中に User ID を割り当てられたとしても、モバイル セッションの前か後に、タブレットや PC などの別のデバイスを使用してコンテンツの利用または購入を行ったかもしれません。
[起点となったデバイスからの収益] 指標には、ユーザーを獲得したのと同じデバイスのタイプで発生した収益額が表示されます。
[その他のデバイスからの収益] 指標には、ユーザーの獲得とは異なるデバイスで、そのユーザーから発生した収益額が表示されます。
データ表の一番上はスコアカード行で、3 つのデバイス カテゴリ指標のデータを合計した収益額が表示され、その下に各カテゴリの詳細行が表示されます。
User ID ビューの収益はセッション データではなくユーザー別に計算されるため、他のレポートとは数値が異なります。User ID ビューの制限事項をご覧ください。
この画像をクリックして展開すると、上記のオプションが管理画面のどこにあるかを確認できます。